Uコンの魅力紹介

完成して4年前にタイム・スリップ!


ハヤブサがボツになり、一時はどうなるかと思いましたが・・・
機体製作に手が慣れていたため、アッサリ修理してモノが出来上がったw
修理方法をどうしたモノかと悩んでいたのがウソのよう
気合が入っているとナンとかなるようです


サァ〜いよいよ飛行調整


修理に躊躇していたのは、手法だけの問題ではありません
ストレガ自体の飛行性能がイマイチだと感じていたコトもあります
オリジナルはチューンド・パイプ仕様ですが、ARFはノーマルマフラー仕様
Y田さんがキットから製作したパイプ仕様のストレガを飛ばしていて「イイ感じ」でしたが
ARF仕様のストレガで「イイ感じ」の機体を見たコトがない・・・・
初代電動ストレガは機首を詰めたお陰で悲惨な結果でしたし
修理前の2代目オッパッピイ〜も数回飛ばした印象は、「ナンだかねぇ〜〜」
ブッチャケ、一拍遅れの操縦性ですわ
ハンドル操作と機体の反応に僅かながら遅れを感じる、サクサクとリズミカルに行かない
機体重量は極限まで軽量化していましたから、翼面荷重云々ではない
機体に慣れればOKとも言えますが、本質的に違う感じ・・・
翼厚がデカ過ぎるとか、前縁がスルドイとか言われていますが、見当ハズレでしょう
修理して元のカタチに戻っても高性能になったワケじゃない


超難解?珍説爆笑、ココからがブログ本番!





事故車の板金修理w



カッコええ・・・


何気にカッコええ、ハヤブサには及びませんが十二分に個性的だ、捨てなくてヨガッタw
問題は飛行性能なんすが、色々と手直ししてるんで期待感がデカイw


結構上手く修理できましたw
老眼ならワガンない?
クリア・フィルムは厭らしいですが、案外上手く治りました
問題は飛行性能ですが・・・・見た目はOK
分解式は辞めて、一体型として主翼・胴体を接着しました・・・・




モーターのセレクト



GTシリーズからセレクト
カタログスペックに悩まされる癖に、実のところ回して見なきゃワガンネw
模型飛行機は電動花盛りですが、エンジンからの換装を前提に考えるとセレクト幅が狭い
CLスタントに限定してモーターを選ぶ時
電圧に依存する回転数の関係と、CLガバナー・モードの電圧制御定数が不明なため
モーター選びには苦労しますw
デジタル制御のブラシレス・モーターですが、各種制約条件がありムズイ!
ムズイからオモロイ!とも言える





KV値ではなく、RPM/V値として明記されている


理想を言えば、アウターローターが限りなく軽量でアウター全長が短いこと
エンジンのクランクシャフトに比べて、アウターローターは重い
ブッチャケ、回転軸重量は操縦性に直結しています


電動は飛ばし難い!


回転軸重量はサイサ(スリコギ)をデカクする
電動はエンジンに比べ数多くのメリットがありますが、エンジンの操縦性を抜けない・・・


ブッチャケ、エンジンのほうが飛ばし易いw


だから電動はオモシロイ!


電動とエンジンの違いは回転軸重量の違いですが
この本質的問題を原理からクリアできれば電動は圧倒的優位に立てる!
つまり、重量差をキャンセルする手法さえ分れば電動の優位性が発揮されます









JJJ.AJAPA〜〜



電動機はバッテリー含め3.5Kgだと


つうワケで、プロジェクト中止!
EP・ハヤブサは早熟だったw
ブッチャケ、今後ルールが変わる可能性大ゆえ、時期を待つかw
ガルーダも重量測ったら、およそ4Kgありフィルム剥がして軽量化しても不毛w
選手権まで1ヶ月を切った・・・・手持ちは全てガラクタw



サテ、どうすんべ!


4年放置プレーしていたオッパッピー(ストレガ)を修理することにしましたw
その内、捨てようと物置に放置していたのを思い出し、60クラスじゃん、急遽ホンバン機に抜擢!
D級合格した陣風を予備機としてオッパッピーで行きヤス
最近のARFによくある胴体中折れで落ちました
4年前は、軽量化に拘っていたのが笑えますw
オッパッピーはマトモに飛んだ実績が無く、好都合だわ、ブログにピッタリ!
選手権に向け現在の考えでセッティングを出していきます


モーターは剥き出しに変えました

オッパッピーはハヤブサの前身になる電動スタント機として製作しましたが
失敗の連続でマトモに飛んでいません
初飛行でモーターが燃え、九州FMA大会前日練習で胴体中折れ・・・・昇天w
お陰でFMA大会は、F2Bアドバンス優勝の越智まで頂きましたw
せっかく九州まで来たんだからと山崎航空機のスタント機をレンタルさせて頂き、良く飛んで優勝!



胴体が中折れする時、主翼に喰いこんだ・・・・
小破レベルですが、イヤな処が壊れたよ、修理を考えあぐねる内に放置に至った
さて、どうすんべ



ブッチャケ、普通に治して、グラスで補強でオシマイw


4年放置してコレかよ、そんなモンですw
機体の修理は、アタマを冷やしてからヤレ!
35年前に先輩から教えて頂きました、機体の修理は復元とは違い性能維持が前提になります
その昔、教えられたのが修理しても元の性能には戻らない
修理することで重量が増え、その重量が慣性となってスタント性能の低下になる


ブッチャケ、慣性とは性能低下!



そんなコトありませんw
修理して部分的に重くなると、バランスが崩れる
プロペラ・バランスと同じに考えればOK
機体の前後・左右のバランスが崩れたら、反対側にウエイト積んでバランスを取ればOK
大抵の場合、修理すると重量増加で慣性が発生して性能低下すると考えられていますが
大幅な重量増加ならありえますが、部分的な修理による重量増加は大した問題にはなりません
翼面荷重の増加に当て嵌めれば分り易い・・・
体験的に修理した機体は元の性能に戻らないと実感しますが
悲観するのではなく、バランスを取り直すと考えれば活路が見出せます
しいて言うなら、何処にウエイト積むかでバランスが決まる
積極的なウエイト付加は好バランスへの第一歩になる








もうすぐARC〜♪


フルスペックの旗門は機体重量


2Mスクエアの機体の大きさを狙うと、機体重量が旗門になる
全幅2Mの主翼を考えると、翼面積100デシが視野に入りますが
燃料(電池)を除いて3500gとすれば、翼面荷重35gになる
面積100デシで、翼面荷重35gなんてアリエナイ!
仮に半分の50デシで1750gのスタント機を作るのは至難の技になる
ルールとは規制だとすると、2Mスクエアで3500gは大きな旗門になる
ガルーダは3800gあるのでFAIルールから外れる(正式競技には使えない)
軽い機体が有利だと考えられていますが、機体重量の規制は機体の大きさを規制する結果になっている


軽い機体が有利なら、重い機体は不利になる


不利になるなら放置すればOKとも考えますが・・・・・
ルールは機体重量を規制しています
3500gなんて楽勝だと思われますが、2Mスクエアで考えるとムズイ!
ARC直前で重量測ったら、2000gチョイで黄色信号が点滅しているw
モーター及び周辺機器と脚や金属部品の合計は1000gを越える


ドキドキしてきたw


慌てて色々重量測ったら、フィルム貼る前で3300gもあるよ
オラライト貼って3400g位を想像していましたが、ボツ!
ケルトンで行きますw ブッチャケ、フィルム貼る必然性が無い それにしてもデカイし重いわ
重量クリアは楽勝だと思ってましたが、マジでヤバイ









翼面積100デシあるぜ


91ガルーダは90デシでした、サブロク発泡スチロールの短辺を片翼に使用したので
全幅は1850位でしたが、今回は2Mに拘り全幅1980チョイ
平均翼弦は500チョイあるので、公称100デシ(世界最大のF2Bスタント機)





機体がデカイため、作業の殆どがアウトドアだお、外は暑いよ・・・・

まさか真夏の炎天下、屋外で飛行機作るとは考えなんだw
まるで日曜大工みたい・・・
単体部位なら室内でもOKですが、一体で組むと部屋じゃ狭い・・・
ベースはガルーダですが、全体のバランスはイイ感じでしょw
流石に2機目ゆえ、ガルーダよりは軽いし洗練?されている
想定しているペラは18〜20インチですが、まるでクルマのホイールみたいだ



風立ちぬ・・・映画館で観ました


近年の宮崎作品の中ではダントツ!
宮崎駿ベスト5に入ります
ファミリー向けのアニメではありません!
飛行機好きなら、紅の豚を抜く大感動で涙がでました
チケットが安く感じました
飛行機設計の魅力と反戦メッセージそしてラブストーリーがミックスされた優秀作品です
宮崎駿のプロペラ飛行機に対する愛情は並大抵のレベルではありません
零戦(USAの52型)を買おうしたエピソードが実感できます




絶対的自信をもってお奨めします!










猛暑で炎天下、選手権に向けて気合入れて遊んでますw
ちなみに、日中はエアコンは一切使いません、水分補給と扇風機のみ
クルマのエアコンも使いません、窓全開で凌ぎますw(バイクに乗っていると思えばOK)
夏は暑いと決め、体を暑さに順応させます、お陰で、かなり慣れましたw
文明社会は、清潔で快適だと思われがちですが、各種アレルギーを誘発したり
我々オヤジには、加齢もプラスされ免疫力低下が助長される



センターがNACA0025、翼端がNACA0018の翼厚テーパー
プランクが終了、タタミ半畳もあるのでバルサが大変w
接着剤は3Mの77(スプレー糊)と部分的に両面テープ(不織布強力タイプ)
肉抜きは一つ穴でゴッソリ抜きます、肉抜きだけで60スタント機の分はあるw
一見、強度が落ちそうですが、ベルクランク軸が一本入るだけで剛性がでます



ベルクランクの台座は2mm航空ベニア、軸は5mm全ネジ棒
ベルクランクはセンターではなく、シフト+ホーン軸を嵩上げして差動を抑えます
フラップホーンのストロークは40mmに対し、ベルクランク側で25mm嵩上げ
トータル15mmの段差でリンケージ






ヒンジはロバート



IMのLヒンジが絶版になり、悩みましたが、ロバートを選びました
大型RCでは定番ですが、大型Uコンに使えるかテストします


バルサは木村バルサ


大量の良質バルサが欲しい時は、木村バルサに発注します
カタログの品番を列記してFAXで注文すればOK、揃うと連絡が来ます
検品含を兼ねて工場に行きますが、その場で不満を言えば交換OKで在庫をゴッソリ出してくれます
「ご自由にお選びください」モード
特にS〜SSグレードの選別にも嫌な顔は一切せずに対応してくれます
軽いバルサを目的にワガママ言っても、快く対応してくれます
あまりに対応がイイので恐縮するほどですW






モーターはコレだ!



E−MAX GT5325/11



KV値は260


超大型CLスタント用モーターなんて設定はアラヘン・・・・
ブッチャケ、人柱になりトライ&エラーを繰り返すしかないw
マネする前提が無いゆえ、全て自己責任の領域ですが、コレがオモロイ!
見えない理想を求め、徹底的に考える、常に考える、そして考え続ける、失敗しても諦めないで考える
考えるにあたり、問題点を書き出し、細分化しながら、たの事例に当て嵌めて考える
成功した前例に習うなんて趣味の大トロ捨てるみたいなモン
成功事例が在るとしても、より成功する切り口が無いか考え続ける
成功事例を分析してもダメ、勝手なコジ付けと拡大解釈に繋がりトンチンカンな理論になる
答えの無い問題に対して考え続けるコトは、大きな苦痛になります
どうしても成功事例をマネするようになってしまう・・・・
マネは悪いコトではありませんが、勝手な拡大解釈をしても本家を抜くことは出来ません
仕事柄、常に考え続けるコトは慣れているので、Uコンを考えることは、仕事の気分転換にもなります


Uコンとは


身体のスポーツであると同時に、アタマのスポーツだと考えています



電圧の設定


18〜20インチの逆転ペラを5000rpm以下で回したい
エンジンの感覚だと低回転に見えますが、20インチが5000rpmで回ると恐ろしいパワー
50CCガソリンエンジンでも20インチを5000rpmで回すことはムズイ
電動ならではの低回転・高トルクを存分に生かしたい、低回転を狙うのはサイサ対策でもあります
エンジンでは実現できないパフォーマンスを目指します


KV値は260だとして回転数(5000rpm)から電圧を逆算すると


5000 / 260 = 19.2V



効率低下を考えなければなりませんが、デカ・モーターの実測データはありません
デカ・モーターは効率が上がるので、小型モーターのデータは使えません
プロペラ負荷や発熱などヤヤコシイ、アレコレ考えても不毛なので無視しますw
ブッチャケ、回せば分かるので後で考えればOK


リポは6セル(22・6V)に決定!


ブッチャケ、6セル(22・6V)ですが、1セル(3.76V)換算です
リポは満タンで4.2Vあるので、6セルでは25.2Vになる
リニア・スロットルのRCなら、指先で回転数をコントロールできますが
CLガバナー・モードはRCヘリからの発展ゆえ、電圧設定で回転数が決まる
CLタイマーでパワー設定できますが、実質的には回転数は僅かしか変りません
ココら辺りの理解に数年も掛かったw(アタマが硬いワナ)
ヘリはガバナーモードでピッチを変えられます、ピッチを変えても回転数は一定にしたい
Uコンはガバナーは効かせた上で、回転数も任意に変えたい
電動RCヘリのソフトを流用したCLガバナー・モードですが、似ているようで実は別モノ
たまたまケースが似ていて流用できても、新たなケースでは流用ではなく一から考える必要がある


タイマーのパワー設定は、エンジンのニードルとは違う!













前例や参考にする機体が一切無い(ガルーダが参考w)、つまり解放区であり、醍醐味三昧w
飛びを想像するだけで、酒の肴になるワナ
ちなみに、胴体高さは400mmになります、18インチ・ペラ(460mm)を使っても
プロペラ後流の中に納まる設計になっていますw
プロペラ・パワーをどう生かすか、ご存知のとおり、スタント機はプロペラで大きく変わる
機体の設計以上にプロペラによる飛行性能の変化が大きい、良いプロペラとはナニか?
言い換えると、プロペラで変わる飛行性能なんてアリエナイ
プロペラ・パワーを積極的に生かすにはどうしたらイイ?



機体の諸元制限・・・


制限(ルール)の基本とは、越えると優位性が上がり公平な勝負が出来なくなるため、最大値を規制するもの
エンジンの排気量しかり、越えると競技の公平性が失われる
最大パフォーマンスを狙うなら、制限ギリギリで戦うことは基本になる
スタント競技で小型エンジンの係数が上がるのは不利になるコトへのハンデキャップ
もちろん、不利を利用してハンデを優位に使う手法は当然ですが・・・
35・45・60と大型化したスタント機ですが、何故か91を使う人は居ません
機体の諸元についても同様、皆と同じでないと不安なの?大きな機体で参加する選手は殆ど居ません
つうか、試作レベルで実験する人すら居ません


同じ機体で僅差を競うコトが重視されている


新しいコトにチャレンジすることはリスクを伴いますが
リスクを避ける事が優先され、リスクにチャレンジすることが評価されない
言い換えると、既に完成されたシステムの如き、新しいカタチは無いと思われている
新しいカタチが無い以上、チャレンジ自体が不毛だと思われている
オマケに新しいカタチを評価する土壌が無くなっている
マネするコト、見た目同じ、特徴の無い飛行機で僅差を熾烈に争うアソビ
まるで腐った模型飛行機だ、Uコンはビンテージ・ワインかよ(納豆じゃあるまいし)


Uコン・スタントは腐った競技?


腐った遊びで人生無駄にするつもりはありませんw
可能性を信じているからこそ、人生を使う意味がある










リンケージの製作



ベルクランク


3mmガラエポで製作、軸受けは6mm真鍮パイプに金属プレートをロウ付け
120−35のストローク、ハンドル(自作)のピッチは120でダイレクト感を狙います
リードワイヤーはグロメット大と軸受けとして4mm真鍮パイプを使い金属疲労を防ぎます
ブッチャケ、練習量が少ないので耐久性云々は関係無いとも言えますがw



フラップ・ホーン


K&S4mmピアノ線を使ったゴツイ構成
ステンレス板とロウ付け、ストロークは40、フラップへの取り付けはラッキー・ボックスを使用



エレベーター・ホーン


3mmガラエポで製作、ストロークは40
ロッドの軸受けはデュブロのモンスター・ボール・リンク(3mm)を使用



写真で見ると、バランスがイイので大きく見えませんが、実物はかなりデカイw



余談を一発!


先日、福井で行われたプレ日本選手権大会に参加してきました
大会会場としては、絶好のロケーション、山間部ゆえ、風が吹くとメチャクチャになるのが面白いw
ガルーダで参加しましたが、3月の初心者Uコン大会以来練習ゼロ
ガルーダに触るのは中部大会以来、今年初めて、天井から下ろして雑巾で拭いただけ
燃料が心配でしたが、去年の残りが2L弱あり「ナンとかナルかなぁ〜〜」
前日が、KMA大会で終了後に練習可能だと言う噂を頼りに強行参加・・・
大会終了後、5回の猛練習、順位はどうでもイイ、とりあえずF2BできればOK
当日は、練習含めて強引に目慣らし飛行に立候補w
目慣らし飛行の目的は、ジャッジペーパー解析を行うのが目的でしたが・・・・
時間が無く、ブログに公開できていません


チラッと書くと


目慣らし飛行の得点はダントツで、競技結果はイマイチでした
私の感覚で言えば、目慣らしより競技のほうが出来が良かったと思いますが
競技の得点と目慣らしの得点がかなり違う・・・
採点競技を分析する難しさを包含していると感じましたw













デカ・モーターの使いこなし・・・


電動ならではの特徴は低回転・高トルク
エンジンでは絶対に出来ないパフォーマンスが可能
エンジンの代替ではなく、モーターならではの領域を追求する必要がある
理想は高いが、現実問題としてトラブル続きのデカ・モーターですが・・・・


ようやく問題点に気付いたw


書くと、笑っちゃいますが・・・


回転数は電圧で決まる!


アタリマエのコトに気付かないのが人生ですわw


電圧が高すぎた!


モーターのKV値を基に回転数を算出してきました
ブッチャケ、CLガバナー・モードでスタントするなら、パワー設定より電圧設定が優先されるべき!


低回転・高トルクを狙うなら


KV値に拘るより、低電圧・高電流だろ!


8セル(30V)に拘りすぎたw


電圧が高いため、CLガバナー・モードで使用するとパワーが出すぎてトラぶった・・・・
タイマーのパワー設定を下げても、電圧依存の回転数が下がらない
基本的にデカ・モーターは効率が上がる
其処へ電圧を上げると、CLガバナーモードでは回転数が下がらない・・・
アタリマエのコトが分らなかったw














ようやく製作開始!  余裕だぜw



フォームの切り出し・・・

ガルーダ製作で使用した弓が再度登場、8年前に製作しました
AC100V変圧器は照明用調光器を流用、熱線は0.6ステンレス・ワイヤー(ガルーダのワイヤー)
手元スイッチを新たに付けましたw
発泡スチロールは160倍で150mmのサブロク板を梱包材料店で購入(5700円)
フォーム翼の切り出しはUコン技術に書いてある通りでOK
若干のコツが要りますが、何回か切り出せば自然と身に付きますw
流石にデカイので一人じゃ無理で・・・オクサン煽てて2人で切り出しましたw
60クラスなら一人でOK、テーパー翼でも慣れればノープロムレブ
小型機だとフォーム翼のメリットはありませんが、デカイ機体はフォーム翼が有利になる
軽量云々ならバルサ組みですが、手間・コストで見ればフォームが断然有利&ソコソコ軽量



サァ〜〜、ガンガン行きマッセ!
8年前は分らないコトが多過ぎて、手探り状態でしたが、現在はハッキリとした理論で意志決定できます

















ヨッシャ〜、富士山に登ろう!



スピーカーも作った事だし、世界遺産にも登録された事だし
そんだば、登るしかないだろ、つうワケで・・・イッパツ登ってきやしたw
どうせ登るなら下から行くべ・・・


吉田ルート馬返しからスタート!


富士北麓駐車場にクルマを入れ、タクシーで馬返しまで・・・
吉田ルートの浅間神社から馬返しまでは舗装されています
遊歩道はあるものの、車道の脇を歩いてもイマイチだと考え、馬返しまでタクシー
なんですが・・・・もし行かれるなら、中の茶屋から歩くのがお奨め
白樺林の中を気分良く歩けると思います
馬返しとは、その先が急坂で馬を引けないから付けられた名称です・・・



さぞかし急な坂だと期待しましたが・・・・楽勝ハイキング・コース
登山道は整備され、危険な感じはゼロ! 一本道なので迷う心配もゼロ!
高度が高くなるにつれ、気温が下がっていきますが、今は真夏ですわ
富士登山は5合目スタートがメジャーですが、足慣らしを含め1合目からもGOOD!
3時間チョイで5合目到着!
中の茶屋から4時間、浅間神社からだと5時間



ココはお奨め・・・


5合目(6合目)の星観荘で一泊しました
時間がタップリあるので、周辺の散策とスバルライン5合目まで往復して高地順応をします
シーズン中の吉田ルートの山小屋は6合目以上は数十万人が通るゆえ、慌しく、詰め込まれますが
ココはのんびりムードでアットホームで食事も美味しい、焼酎が美味かった・・・
ビックリしたのが、団体客対応で屋外BBQをしていたコト、山小屋で屋外BBQはアリエナイよ
タブン、日本でココだけデショ・・・・
確かに、食事を作るより大量のBBQは効率がイイ上、美味しいワナ
生ビールでBBQする団体さんが羨ましかった・・・
お奨めのポイントは、NHKの番組収録スタッフが定宿としていること・・・・
部屋も比較的ユッタリしていて、よく寝れました



キレがイマイチのご来光ですが・・・・


午前4時スタート!



ご来光を眺めながら頂上アタック開始!



朝日に照らされる富士山


吉田ルート全体を見渡せます
頂上までタッタ5.6Km(クルマなら5分)ですが、6時間以上掛かります



弾丸登山


夕方から入山し、夜通し登って頂上でご来光を拝み、夜明けと共に下山・・・
極普通のパターンに見えますが・・・


夜中に登る山は富士山だけ


夜明けの人間大渋滞&真冬並みの気温を避け、昼間ノンビリと登ることしました
登山は中高年のブームですが、昼間の富士山は外国人観光客(3割位)と若者が大半を占めます
天候は晴れですが、下界は曇天ゆえ景色は一面雲海、遠くに八ヶ岳の一部、南アルプスの一部が・・・



本8合目(3200m)まで7時間弱・・・・


ココからが本番、胸突き八丁
一段と酸素濃度が下がるため、足が前に出ない、この段階で高山病を発症すると、登れなくなる・・・・
頂上の鳥居が中々近くにならないw「か〜〜なり苦しい」笑ってる場合じゃない
標高はたった3500mですが、オヤジには7000m級に感じられるw
昼間とは言え、登山道は人で溢れ頻繁に渋滞が発生・・・



合計10時間も掛かった・・・・


時間は午後2時だよ・・・マイッタw
頂上お鉢巡りと剣が峰(標高3776m)到達は断念・・・


一休みして、下山ルートへ・・・
下山も長いよ〜〜、3時間半の下り地獄、スバルライン5合目到着は5時半



歩き始めて13時間半、足が売り切れた!



富士山バンザイ!











ヤバイよ・・・選手権まで時間が無い


悩ましいモーター選び



ココがムズイ・・・・
前例が無いので、独自理論で選びだすしかないw
前回のデカ電動機はモーター選定に失敗がありました
KV値が高く、回転数が下がらなかった・・・・
CLガバナー・モードでタイマー設定のパワーを下げても回転数が下がらなかった・・・・
回転数設定モードも試みましたが・・・・途中でコッパw
KV値間違えると、FMAタイマーが宝の持ち腐れになるw
スロットル・コントロールなら問題無くても、ヘリのガバナーから発展したCLガバナーは
回転数設定がKV値に依存しています
スロットルが無い代わりに、回転数=電圧*KV値で決まってしまい動かせないw



電圧は8セル(29.6V)
ICEアンプのCLモード(ガバナー)を使うとして
20インチ・ペラを5000rpmで回して飛ばす


20インチが5000rpmで回ると恐ろしいパワーですw
まさしく電動パワー炸裂、エンジンでは絶対に到達できない低回転大パワー
回転数を下げる(高ピッチ・ペラ使用)ことで、同時にサイサも抑え込むの作戦



KV値は 5000 / 29.6 = 169



KV値が170以下のデカ・モーターで20インチ・ペラを回します


そうすればFMAタイマーが普通に使えますw















フル・サイズ電動F2Bスタント機


E・ハヤブサ 始動!


スケッチ完成・・・・


ウンチクを少々・・


翼型は中央がNACA0025、翼端側がNACA0018の翼厚テーパー
翼端に向かって抵抗低減を狙いつつ、プロペラ後流の中は厚翼で効率UPを狙います
中央部に厚翼を採用する事で、水平・背面の舵の効き方を揃えます(後日詳しく・・・)
アスペクトを低くすることで、姿勢変化による揚力の斑を減らします
姿勢が変化すると、胴体前後のバランスが崩れ事実上のバランス・ポイントが動きます
以前、重心位置が動くと書いて大騒ぎになった案件ですわ
アスペクトを低くすることで、翼弦上の揚力斑を減らすことが可能
アスペクトは姿勢変化に強くなる
バランス・ポイントがズレても、揚力発生の斑が小さくなりターン性能が向上する
ブッチャケ、機体は主翼で飛んでいます
どんなに胴体設計が優秀でも、主翼の性能以上にならない
主翼の性能とは、ターン性能ですわ
設計の根幹は、主翼の性能をいかに発揮させるかに掛かっているのです
優秀な主翼を設計し、その性能を如何なく発揮できる胴体と水平尾翼を作る
主翼の持っているターン性能を超えると失速が起きる
操縦以外の力(バランスが崩れる際に起きる力)が働くことで、主翼のターン性能を超えてしまう
従来は、慣性力とか言われてますが、バランスが崩れることで発生する力であり
バランス向上で影響力はかなり低減できます
主翼が踏ん張れるようにバランスのイイ胴体を設計し、調整する
翼端部分は平板を使い効率UPを狙います(ウイング・レットと同等を狙う)逆転の発想w
アスペクトで厚翼とくれば、主翼効率低下が顕著になるわな
それがどうした?とも言えますが、平板翼端で対抗しますw
ウイングレットはUコン・スタント機には使えません、なぜなら、全方位から風が当たるから
翼端に平板つけて効率UPを狙います
機体構成はガルーダに準じた構造とし、後日に切った貼ったを前提に製作
悩まされる水平尾翼は交換可能


F2Bはクラシック音楽演奏と似ている


クラシック楽譜のように、パターンは大昔から変わらず、ルールが若干変わっただけ
つまり、皆で同じ曲を演奏してその優劣を競い、点数をつけて順位を争う
演奏する機体も、似たようなモノばかり、上位演奏者は僅差で争っている
今更言ってもナンも変わりませんw F2Bとはそう言う競技なのです
タダ言えることは、スタント競技には独特の快感があり、上手く飛んだ(演奏できた)時
脳内に快感物質が溢れ出し、エクスタシーを実感できるw
逆になると悲惨ですが・・・・
古典であるF2Bを真剣に取組もうとする時、目標を何処に掲げるかが一つのポイントになります
高得点を出すことはもちろんですが、マネの延長線上にある得点には興味がありません
ナニより、いい歳してマネなんか面白くない、F2Bはスポーツと同時に科学模型遊びと解釈します
独自理論は失敗のリスクがありますが、破産するワケじゃなし、失敗は大いに楽しめる
趣味とは結果ではなく、その過程に楽しみがある
身体的トレーニング+独自の理論の追及のダブルで楽しめる
同じパターンで競うからこそ、より深く考え、新たな糸口を探し出したい
スタントはワンパターンで単純なように見えて、実は深遠な世界が隠れている


目指しているのは、個性の演出・表現


同じ曲を演奏するからこそ、上手い・ヘタ以外に個性が必要


機体の大きさは、ガルーダと同等・・・


設計のポイントは


胴体バランスとプロペラ・サイサ


姿勢変化によるバランス崩れを小さくし
プロペラ・サイサを抑え込む



バランス向上とは、ウエイト付加を意味します


タイヤのバランスを取るのと同じだと考えています
問題は何処にウエイトを付けるか?
姿勢が変化した時、バランスが崩れて操縦以外の力が機体に働くことを軽減する
ノーズを長くしてバランスを向上させ、テールにウエイト積んでバランスを仕上る



FX91(エンジン)のサイサは、スピンナー・ウエイトで改善されましたが
デカ・モーターのサイサはスピンナー・ウエイトでは改善されません
つうか、何百グラムにもなるウエイトを積むこと自体がマズイ、2次トラブルの原因になる


天狗スピンナー


本格的な天狗スピンナーを試作してテストします



天狗の長さでどうなるか?
長くすることで、ウエイト量を減らせるかもしれない?
ブッチャケ、ココが上手く行かないと、デカ・モーターワールドは無くなるし
Uコン・スタントで電動は認知されない
巨大なアウター・ローターはスタント機に使えない
もっと言えば、電動大パワーを使えるか否かの瀬戸際になる
プロペラ・サイサを突破して、新たなワールドを創設したい



主翼のテーパー比


Uコンは、エレベーター・オンリーゆえ、テーパー比は不要(意味無い)
スタント飛行中に主翼テーパー比が必要だと思われるパターンはありません
逆に、スパン全体で揚力を安定して稼ぐ意味でも、矩形翼が適している


大問題点が1つ・・・


練習機みたいで


カッチョ悪い


のは、さておき


リードアウト位置調整範囲が小さくなる


リードアウト位置で重要なのは、上下位置と前後位置ですが
前後位置、特に前進方向で調整範囲が小さくなります
フルサイズの機体はワイヤーテンションが大きく、リードアウト位置はシビアになる
と言うワケで、ほんの少しだけテーパー
そんでも、タタミのようにぶ厚くなるので、翼厚を25〜18%とテーパーつけましたw







ハリケーン台風倶楽部発足


大型スタント機のキット購入は33年振り(三ツ星スーパーハリケーン)w
改造すると大目玉喰らいそうなので、33年前を振り返り、真面目につくるつもり・・・タブン?

早速入手、図面広げてみると・・・・
全長が15mm、水平尾翼がちょいデカ
リンケージもオリジナルと現代仕様の2パターン
フラップは平板

当時は、キットはともかく4Bのオリジナル図面はCHAC極秘図面だった
一体キットとナニが違うのか?
後継機の5Bとの比較はどうなのか?


高校生ながら興味は尽きませんでしたw
つうワケで、33年経って原氏に質問しました

「歴代スーパーハリケーンでイチバン性能良かったのドレすか?」


「初めての世界戦に向け練習していた4Bが忘れられない」



だそうです
5Bかと思ってましたが、意外や意外



同時進行の電動スーパー・ハリケーン18









2013全国初心者Uコン大会


陣風 第一種攻撃戦果発表


離陸から逆宙まではエエ感じだども、係数が上がった途端、点数が顕著に下がる
貼り付き含め4Lも猛練習?したのに、角モノのグレードが上がらず全体の流れが作れていないw



木村飛燕35モデファイ+ENYA32SXのオンリーワン仕様


得点は無難つうか、パットしないワナ
しいて言えば、背面飛行(操縦しない)が高得点w
なんですが


D級検定申請したら、合格!


ラッキ〜〜♪、なんだか得した気分w



第二種攻撃戦果


大会直前に・・・やってもうたw
それにしても、最近は落としてバッカw
緊張感が足りんのか


つうワケで、陣風が御出陣、係数0.8の壁はハンパじゃないw




係数の壁に全く歯が立たない・・・・


来年は09クラスで行きまっせ!



木村和郎09スタント機の徹底研究を特集予定









ウエイトの重要性


ウエイトを積む(重くなる)ことは、ハンデだと思っていました
実績のある機体なら尚更、軽く作ってナンボの飛行機、ウエイト積んでどうすんの?
重い=低性能という固定概念が重く圧し掛かるw


でしたが・・・


ウエイト積んでバランスさせる


軽くてバランスが悪いより、多少重くなってもバランスがイイほうが高性能


どうしても翼面荷重で決まる旋回性能という方程式に拘わってしまう習慣がありますが
バランスが良ければ、従来の翼面荷重による性能差は関係なくなる



旋回性能はパワーで決まる!


余談ですが・・・・


ノーブラーはスロースタントだったのか?


スタント機設計のバイブルであるノーブラー
設計図から見える本当の姿、果たしてその飛びの理想とはナニか?
何故、エンジン別による重量指定が記載されいるのか?
重量指定とは、翼面荷重の指定とも考えられますが
パワーが大きいエンジンほど重量が重く設定されている


現代の感覚に置き換えると
できるだけ軽量に製作し、エンジンはともかく、プロペラとエンジンパワーを調整して
上手く飛ぶポイントを探す、全体重量は軽いほうが有利となる


ノーブラーの設計図には、現代とは全く逆の考えが記載されている


ワイヤー長の指定が無く、プロペラや回転数の指定もない
エンジンによる全体重量の指定が図面に記載されている
周回ラップタイムはおろか、ナンも書いてない


ノーブラーを古いスタント機として見るか、ミステリーとして読むか











ダブル・エントリー♪〜



嗚呼、カメラ(特にレンズ)性能悪すぎ



単純に1大会で2種目エントリーと考えれば、沢山飛ばせて楽しいですが・・・
スタント2種目となると集中力の問題や、機体の違い(性能)もあり
けっこうシンドイw
陣風でイライラして唸ってますが、1年ぶりにキングフィッシャー飛ばしたら目が廻ったw
スタントはツマラナイようで結構オモロイw  いや辛い






量子力学して遊ぼう


グロー燃料のイオン化



ラジウム・セラミック・ボールを使用して、グロー燃料のイオン化実験
メチル・アルコールのイオン化により、出力特性が変化するか?
ちなみに、自動車ガソリンのイオン化も実験していますが、殆ど変化ありませんw


たぶん、ガソリンの中に水分が入っていないからだと思います



0.92μシーベルト/hの放射線量では年間線量は8ミリシーベルトとなり
国の安全基準を大きく超えます、なんですが
放射線は数センチしかと飛ばないので触っていなければナンも問題ありませんw
ステンレスの網に入れて燃料缶の中に落とします


まずは仮定から・・・・
アルコールのイオン化は考え難いと思いますが
アルコール中の水分はラジウム放射線でイオン化されるハズ・・・・
イオン化した水分が気化され、同時にアルコールが燃焼すると





上下重心位置の重要性



軽いタイヤは百害あって一利なし


脚部はどうしても重たくなる・・・・
つうか、軽量化し易い部分でもあります
ナンですが、軽い脚部は百害あって一利なし、ですわ



エエわエエわでついに100g突破w    かなりエエ感じや



上下重心位置を変えると、UP/ダウンの効き方が変わる


重心を上げると、UPが強くなり



重心を下げると、ダウンが強くなる


ナンですが・・・・
全てオリジナルで設計する場合はともかく
実績のある機体やそのモデファイならそれほど大きな問題にはなりません


つうワケで


小さな問題について解説します


例えば、こんな経験したことないですか?


リバースの引起しで半周している最中に高度がジワジワ下がる
この場合、引起しが高くて半周する間に1.5mに近づける任意の操縦じゃありませんよ
意図しないのに、ジワジワ高度が下がっていくケースですわ


逆四角の底辺で引起した後、高度が下がろうとする機体
角八の逆でも同じように高度がジワ〜と下がる


横八の逆宙が何となく大きくなるケース


ナントナ〜〜ク正宙と逆宙の感じが違う



コレら全てダウン操縦が甘いと起きる現象、機体に慣れて練習で克服するしかない
全ての機体が同じじゃなく、機体によって微妙に違ったり
全く問題のない機体と、癖がある機体があったりw


ナンですが・・・


上下重心位置を下げると問題は解決


上下重心位置は、正面・背面の水平飛行高度
UP/ダウンの効き方の差
水平飛行中の仰角
背面でのアタマ下げ傾向の度合い


などUコン操縦の重要なポイントと密接に関係しています


残念ながら、理想の上下重心位置は、設計時に求められない(近似値になる)
何故なら、エンジン(プロペラ)・パワーによって理想位置が変わる
エンジン・パワーを設定して、理想の上下重心位置を調整しながら出す


ブッチャケ、タイヤを重くすればエエ



騙されたと思って、タイヤ(脚)に錘付けてみてw
面白いように変化して笑えますよw




昔のタイヤは異様に重かった・・・・
現代のタイヤは異様に軽い・・・・
重いタイヤが懐かしい、スピンナー・ウエイトだけじゃなく
Uコン専用?重いタイヤがブローダックから出るかも








ヤッべ!



調子こいて攻めてたら逆四で貼りついたw
去年発症した落しグセが治らないw
嗚呼、仕事増やしちゃったよ


とりあえず治ったw



得意のインスタントですがw 元に戻った
折れた水平尾翼は楊枝+瞬間で仮止め後、カーボン・ロッドでガッチリお経?
水平は捩じれが絶えず発生しているので、カーボン・ロッド補強は良い方法かも・・・・
エレベーターが一枚じゃない場合や、高アスペクト水平尾翼にはエエかも
折れた胴体は、瞬間+カーボン・テッシュのハイテク補強でバッチリ!
もしかスンと、修理で性能上がっているかも


胴体上面はガリガリでボロイですが、逆にスケールぽくて歴戦の戦闘機みたいだw


一回落としたコトで愛着が出てきたw
と同時に、久々本気になってきた








第1種特別攻撃



飛燕改め”陣風”で練習開始!


TALEXの偏光サングラスは絶好調! 機体がハッキリ見えます
太陽の中を通過しても乱反射で見失うことがありませんw

陣風は2011初心者Uコン大会向けに製作しました
直前の震災で大会は中止、去年は仕事が重なり不参加・・・・
作っては見たものの飛行回数も少なく、機体調整が終わってませんw
エンヤ32SXは思いのほか好調でエエ感じです


つうワケで


陣風を例題に、○●流機体調整の方法を大公開w
現代型スタント機ではないので、独特の調整法が必要
暇つぶしに読んでくださいw


不動の水平安定を出す!


スタント機調整の基本は、微動だにしない水平安定を出すこと
水平安定は、操縦技術(ハンドル操作)ではありません、機体調整で行います


水平安定は、スピンナーウエイト量で調整


水平安定が悪くなる原因はプロペラ・サイサによるスリコギ運動です
サイサは回転数と比例して大きくなり、一旦始まると直りません
水平飛行で起るフラ〜〜フラ〜〜は、周期の長いサイサが原因
回転数を下げれば、サイサ周期、エネルギー低下でサイサが治まりますw
飛ばし易い回転数に調整することは、サイサが起き難い状態を作るためですが
サイサを重視するとパワーが上げられません(非力に見える)
特にクランク・シャフトが重いエンジンは顕著に表れる


パワー優先でサイサを減らす



最初にパワーを決める
低負荷でエンジンが最も効率よくパワーが出せる回転数を探ります
2サイクルエンジンは、ニードルを甘くすると負荷の変動に弱くなる上
燃圧変化にも弱くなりスタント中の負荷変動で回転数が変りやすい

「スタントは2速全開で飛ばす」

そのためにエンジンをデ・チューンして回転数をアタマ打ちさせたりします
2速(低負荷)で全開だと登りで負荷が増えても減速し難く
一方下りでは回転数が上がらず加速し難くなる原理を使う(パイプ同調と似ている)
プロペラ負荷が重いと登りで減速、下りで一気に加速(負荷が抜ける)
チャリのギア比(重たいペダル)で考えると分かり易い
オマケにニードル甘くするとその差が益々大きくなり飛ばし辛い
負荷(ピッチ)を下げることで、飛行速度も抑えられ、低負荷なら、エンジンも焼けません

ブッチャケ、最初にエンジンがゴキゲンに回る回転数と負荷を決める

飛ばし易い回転数に合わせるのではなく、パワー漲る回転数に合わせる


従来の考え方ではなく、エンジンパワー優先でセッティングをしていきます
エンジン・パワーを十二分に活用し、パワフルな飛びを目指します
但し、この状態では直進性が強くなったり、操縦すると磁石の反発のような反応で飛ばし辛い
この飛ばし難さを克服するのが、サイサ対策であり、スピンナー・ウエイトで調整します
従来は使えなかったパワー・バンドを有効に活用することで、新しい飛びを実現できます
アンダーパワー方向で調整すると、無風ではOKでも、風に弱くなり大会では不利
ガルーダが永く低迷したのは、パワーを持て余してアンダーパワーを狙った調整をしていた
サイサ対策により、一転して大パワー方向へ振ることで上手く飛ぶようになりました
90ガルーダはフルパワー(デ・チューン加工済み)ゆえ、回転数の確認はしません
冬になるとパワーが上がり嬉しくなるw
気象条件の対応幅を大きくする意味でも、パワー優先、余剰パワーがあれば、風に対抗できます



回転数が決まったら、サイサが出なくなるまでスピンナーウエイトを積む



水平安定は背面飛行でチェック!


水平安定は背面でチェックします
理由はプロペラ・エレクトと重力の方向が同じになるため、機体が沈み易くなり
其れをキッカケに僅かにサイサが始まる
機体が沈み易くなる問題は上下重心位置を下げると解決しますw(後で詳しくw)
正面がOKになったら、背面で入念にチェック
風の中でもフラ付かなくなるまで、ウエイトを増やしいていきます
水平安定は操縦技術ではありません、機体性能です、正面・背面では安定性に違いが出ます
ハンドルは持っているだけ、クルマの直線運転と同じw
パワー漲り、糸ひく残像が出るように水平安定を調整します



スピンナー先端に鉛を流し込んで錘を作ります
冷めたら外して整形、接着、増減調整はヒートガンで炙って外し、再度製作します



余計なコトを考えず、惜しみなくスピンナー・ウエイトを積んでください
水平安定と、操縦性が同時進行で驚くほど改善されていきます
同じ機体とは思えないくらい良くなります、最後は背面飛行でチェック
サイサが減ることで、エンジン音は滑らかに変わり、機体の振動も減ります
パワーロスが減ることで、燃費も良くなります



スピンナー・ウエイトの弊害


スピンナー・ウエイトを積むことで水平安定と操縦性が大きく改善されますが


同時に弊害も発生するため、対策が必要


エンジン倒立の機体では、スピンナーな機体上部になります
スピンナー・ウエイトを積むことで、機体上下重心位置が上側に移動
重心位置がリードアウト位置より上側になり、飛行中の機体が外傾(背面では内傾)
逆モノ演技でワイヤーテンションが抜けてしまう
上下重心位置はリードアウト位置と高さが一致しないと機体が傾く
陣風は普通に作ると、重心位置がリードアウト(リンケージ主翼内蔵)より上側になります


重心を下げる方法は、タイヤを重くします


主翼より下側にある脚は、重心調整を行うための重要アイテム
タイヤ重量を増やすことで、スピンナーウエイトとバランスさせます


スピンナーウエイト増量にバランスさせるためのタイヤ錘だけではありません


前述でエンジンパワーを優先と書きましたが
エンジンパワーが上がることで、プロペラ・エレクトが大きくなり、よりUP癖が強くなります


パワー増大にバランスさせるには


重心位置を下げる必要がある!


重心位置を下げることで、UP癖を解消し、UP・ダウンの操縦性を揃える


プロペラ軸と上下重心位置のズレによるダウン方向の力を利用してプロペラ・エレクトを打ち消す



ダウントリムの基本はゼロ!


Uコンのニュートラルは曖昧且つ微妙で悩ましい現実がありますw
プロペラが癖モノゆえ、理論通りにニュートラルが出ません
UP/ダウンの効き方に差が出やすく(一般的にUPが強い)
正面・背面で飛行高度が変わる(一般的に背面が低い)のはアタリマエw
30年以上前は、リンケージの中立を死ぬほどチェックしてロッドを半田付けしたものですw
リンケージの中立は完成後に調整できないのが常識でした
現代は違います、アジャスター機能を使い、飛ばしながらベストに調整していく・・・・
悩ましいコトに具体的な調整手順を文書化した例が無いw
つまり、ココの調整は神秘で深遠な領域なのです
ブッチャケ、真っ直ぐ飛んでUP/ダウンが素直に同じ効き方になればエエだけよ
+ブッチャケ、人間が高性能で順応性が高ければ調整なんか要らんワナ
飛ばす人の能力如何で調整不要になる


ナンですが


凡人には通用しないため、キッチリ調整する必要がある











初心者Uコン大会に向けて


更新が少ない中、毎日閲覧ありがとうございます
初心者Uコン大会に向け練習開始!
つうか、まだ2013初飛行してませんw



サングラスを作りました



TALEX  http://www.talex.co.jp/index.html


視力は1.5位ありますが、眩しいのが苦手、特に老眼が始まって以来、照度追従のDレンジが低下
太陽側で演技する際、機体の見え方に斑が出て太陽の中を通過すると一瞬見えなくなる
慣れの問題が大きいですが、練習量が少ないため高性能サングラスが欲しくなりました
現用のオークリーは高性能ですが、老眼と共にイマイチ感が出てきました
用途に合わせた各種高性能サングラスがありますが


今回注目したのは


TALEX偏光グラス





偏光なし



偏光あり


良いでしょ、機体がどう見えるか




若い頃は必要なくても、老化すると必然になる
ホンの少しの違いが大きな結果となって表れます
マァ〜歳喰うと、道具に頼るしかないw










オカルト満点なスタント機


同じ設計、同重量、同じ重心位置、同じエンジン、でも違う飛行性能


設計が机上の理論ならば、理論上同じ飛行性能になるハズでしょ
ところが、飛ばして診るとエラク違うw
10代の頃も同様の違いを実感していました
当時、全員中金のハンドルでしたから、新作機持ってくると「俺にも飛ばせてチョ」
調整なんて無縁、せいぜいフラップ捩じることくらいw
作ったマンマで後は腕次第w(10代は順応性が高い)
ストラップなんて無い時代、代わる代わるハンドルを手渡しで飛ばして「イイだワルイだ」の大笑い
LAFでは自分以外の機体の味見(試食)が普通に行われていましたw
他人の機体を飛ばして診ないと自分の機体が分からない、そんな大らかさがありました
今考えると貴重な体験ですわ、そこで分かったのが


同じハズなのに違う飛行性能


最初は重量の違いかと考えましたが・・・・・違う
製作技術の違い・・・・・・・・・・・・・・違う


なぜなら、同じ人が同時期に作った機体ですら飛行性能が違う!



違いはナニよ!



機体のアタリ・ハズレ


当時の結論はバルサの質だと言われました
つうか、其処にしか違いを見出せなかった・・・・
どんなに優秀な機体でも製作するバルサの質で性能が決まる!
納得できる反面、設計の甘さを感じました
機体は材料で決まる、良質なバルサをストックする必要性を痛感した思い出があります
設計に拘るより、定番の機体を材料吟味して製作するほうがイイ、なんて考えましたw
キットを買う時は、秤を持参してイチバン軽い箱を選ぶなんて常識w
それどころか、問屋の段階で軽い箱は選別され身内に配られ、店に出るのはカスだけ、なんて噂も出たw
現実を見ても、トップ・フライヤーの方々は地道に一つの機体を作り込んでVer.UPを狙っている
当時は、「イイ機体が作れなければ、練習しても無駄だ」とさえ言われていた・・・
機体のアタリ・ハズレを実感し、ハズレ作ると途端にヤル気が失せたものでしたw
原因不明のアタリ・ハズレに悩まされ、エンジンにもアタリ・ハズレがあったw



アタリ・ハズレを科学するしか無い


見た目同じ、測って同じ、飛ばすと違う


このワケ分からないオカルトを克服できない限り、一喜一憂に明け暮れる
なんせオカルト、悪魔の呪い(失敗)から逃げるには冒険より着実性が求められますw
同じ設計でも飛行性能が違うのはアタリマエ
ましてや、リブ組みとフォーム翼でも違いがあり、リブ組みが有利とされていたり
翼型再現のフルプランクはリブ組みが常識で、塗装とフィルムでも大きく違うようです
塗装とフィルムでは重量が違うため、重量がポイントかと思われましたが正解ではありません
トップ・ビルダーの塗装技術はフィルムより軽く仕上げられます
そして、ベテランになるほど機体を大きく変更することを嫌う、バクチは論外、つうか
バクチしても絶対に大儲けは不可能、どころか、カンタンに一文無しになるw
Uコン・スタント機とはナンともデリケートで微妙なのです


ハズレは調整不可?


だ〜から性質が悪い
ちなみに、ハズレると思うようにラインに乗らない、アテ舵も増え・・・サイサと似ている面がありますが
曲技中「アレ〜〜」が多くなる、そんで練習しろってことになるんすが、練習すれどもイマイチ・・・
飛ばしていてツマラナイ機体、気合が入ってる時はソコソコでも、気を抜くとヘロヘロになったりする
決まる時と決まらない時の落差が大きい
リンケージを弄りたくなるのが定番ですが、殆ど関係ないんよ
スラスト・ラインが狂ってるんじゃ、なんて悩まされるw



実はガルーダがそうだったw


低性能と言えば、ガルーダの代名詞だった・・・
希望に萌えて作ったガルーダは、相当なハズレだった
その酷い飛びを見て、何度も真顔で「こんなのヤメてちゃんとした機体飛ばしなさい」と忠告されマンタw
私も何度となく「今日こそコッソリ捨てて帰ろう」「もう見たくない」と思いましたw
飛ばないスタント機ほどツマラナイ物はない、嫌気がさす
よく考えると、ブログで取上げた製作機体は全てハズレだったw


アタリ・ハズレは、均一性が高いハズのコンポジット完成機でも起っているようです
アタリは仲間内に配られ、ハズレは売られる、世の中そんなモンでしょうw
アタリ・ハズレはアタリを知っているからハズレが分かりますが
ハズレしか知らなければ、アタリは知る由もない、そんなモンですw


ハズレのプロが明かすハズレの根本原因とは



姿勢変化によるバランス崩れ!



ほんの僅かな違いが大問題になる


塗装やフィルム、フォームやリブ組みで変わるアタリ・ハズレ
見た目同じ、測って同じ、飛ばすと違う・・・・



プロペラ・バランスと同じ


見た目同じデショ、成形レベルも狂いは無い、ところが、バランスは千差万別
同じコトがスタント機でも起きている


水平ではOKでも姿勢が変化するとバランスが崩れる



問題なのは崩れ方


胴体は、プロペラに例えて考えるのが分かり易い
プロペラ・バランサーに載せ、水平以外の角度にプロペラをした時、静止すればOKデショ
静止せずに動き出す場合、機体に例えると、操縦以外の力が加わり邪魔をされる
このチカラがアタリ・ハズレに大きく関わっている



同じ設計でも胴体バランスは同じにならない!



同じ設計でも製作すれと前後重心位置は同じでも胴体バランスは同じにはならない
ホンの少し、微妙な違いが姿勢変化によるバランスの崩れかたに違いが生じ
飛行性能・操縦性の違いとして表れる


バランスが悪い機体は、操縦による姿勢変化で自虐的にバランスを崩してアテ舵が必要になる
バランスが良い機体は、姿勢保持力が強く、姿勢変化に対してバランスが崩れ難い



この問題は、重心位置とは分けて考える必要がある


世間一般に言われている、慣性論は自虐的にバランスが崩れた状態と慣性を混同しているだけ
バランスが崩れて姿勢変化が止まらないコトを慣性をネタに都合良く説明しているだけ
「慣性ですか?」「仕方ありませんね」となり、進歩しなくなる



バランスが向上すれば、3悪人慣性は消えるw



ハズレを調整してアタリにする



プロペラはバランス悪ければ、調整すればエエ
ハズレた機体は、バランス調整すればアタリに変えられるw



今年はココから始めようw