ディーゼルの可能性を探る・・・


ストロークディーゼルは不向き?

SS15Dを使いホットドック40を改造(改悪)して少々テストしてみましたが、ディーゼルの高トルク、低回転の有利性はカンジましたが、競技使用を前提とすると燃費計算?がどうしても・・・・
気温、湿度?に反応するのか燃費が激変(50%以上)して予測とコントロールができません。
たしかに15で11インチペラを8000rpmで回せる力はありますが、調整がシビアで負荷変動に弱くて・・・・(アタリマエじゃん)、ホットドック40はスタント練習機ですが究極の軽量化で全備830gまで抑えてガンバリましたが、40クラスの機体を15ディーゼルで飛ばすには無理がありすぎました・・・・・・当然か?

ディーゼルエンジンのインプレ・・・

少ない経験しかありませんが、ディーゼルは高トルク、低回転が得意ですが、性格的にはマイルドではなく、ピークが低回転にあるだけでけっこうピーキーなカンジがします。
2サイクルだとピークは大変狭く、調整はシビアで失敗するとスカタン、グローよりパワーバンドは狭い?、しかしハマルと力強く、グイグイ行くカンジ。
4サイクルは2サイクルほどピーキーではなく、安定動作していますが、パワーバンドは「ココしかない!」てなカンジでハマルと大変美味しい・・・・


ここで諦めては男がスタル!


と行きたいとこですが・・・・4STディーゼルなんてモノがありまして・・・・・


あっさり乗換えることにしました。


去年、ディーゼルエンジンの集いでFS26ディーゼルを飛ばさせてもらったら・・・・・・


スンゴク感じ良くてヤッパコレでしょ・・・・・


でもって早速入手してホットドックに積替えたら・・・・・・・(以前の日記読んでね!)


ならば新作行ってみようかと・・・・ユザワヤストリーク作りましたが・・・・



飛ばしてみると、ユザワヤストリークは素直で手にぴったり付いて、イイカンジなんですが、FS26ディーゼルがパワフルすぎて機体を引きずり回しているような飛び方・・・・・
10*5 APペラですが、機体に対して完全にオーバーパワー、以前ツイスターに付けたFS26でもオーバーパワーでしたからユザワヤストリークではよりいっそう・・・・・・

11インチのペラがイイみたいなので


新作ディーゼルスタント機


新機軸満載、とりあえずスケッチ、ベースはカーディナル

スタイルはジェットですが、スローフライトを前提にしています、実験課題は大きな垂直尾翼とスロースピードの相性とはたして利点はあるのか?、そして何より翼端スタビライザー?は運動性とワイヤーテンションに有効か?

当初はウイングレット付けて主翼効率を上げることだけ考えてましたが、背が低くては方向舵として機能しないんじゃないかと考え、スケッチよりも高々とそびええる翼端垂直スタビを付けることを思いつきました。

何を隠そう、Tカーに失敗したことがヒントになっています。キーワードは”グリップさせる”
Tカー失敗は路面グリップが原因、氷の上ならOK?

空中に浮かぶ飛行機は車と違いグリップしていないので、直進性はスピードにたよるしかない?
通常飛行機は3次元的運動するので、翼端垂直スタビは邪魔になりますが、こちらがやりたいスローフライトでのワイヤーテンションの確保には空気を切り裂いて進む強固なグリップが必要なんじゃないかと思いつきました。
それには高アスペクトな垂直スタビが有効?
あくまでもワイヤーテンション確保のための空気グリップが目的です、上下運動性能にはあまり干渉しないのではないか?





製作中のディーゼル・スタント機、ベースはカーディナル

テーマはスローフライト、でも今回はXはやめて真っ直ぐ作ります。
直進性と胴体側面形状のテストを考えています、室内電動Uコンを見て刺激されました。
無風or微風で高性能を狙うFANフライト仕様、でもってグラグラこない様に白黒ウイングレット?装備で行きまっせ!



構想発表と製作にディレータイムがあるため、支離滅裂に見えますが
半年前に計画したディーゼルスタント機が完成しました。
Xジオメトリーではありませんが、胴体側面積とデカイ垂直尾翼に今回のテーマが・・・・
白黒スタビは洗練された?ウイングレットに進化した?・・・・・
オシャマシンで良かった乱流線は迷わず採用、低速でのネバリに期待が・・・・

エンジンはFS26ディーゼル
2STとは違いニードルと燃焼室が近くてストレート、と言う点ではシンプル?

4STディーゼルはデチューン2STに似ていてUコンにはかなり期待できるハズ・・・・
ペラは11インチを余裕で回します

この状態で、全備1200gジャストでニンマリ・・・
重心位置も最大翼厚のチョイ前でグゥ〜〜〜よ


ディーゼルちょいインプレ・・・


ディーゼルは不思議、燃料入れてスターター回すだけですんなり回りはじめます。
4STはトミーバーあるわけでもなし、「なぁ〜〜んだコレ?」
エンジンの暖気は絶対必要?、つうかグローの感覚でニードル回しても反応しません
プラグ(触媒)があるわけでもなし、燃料はニトロメタンなし、圧縮一定で混合気だけが条件の全てですからシビアな世界・・・
機体の油汚れにはマイッタ、触りたくないくらい黒くドロドロ汚れます、バッチィ〜〜
最近はKK18・16しかイジってませんでしたから・・・・


調整したカンジは、ニードルについていえばエンジンが最良点でしか「オレはヤダよ」と言っている・・・
グローで言う甘い/辛いはあてはまりません、特に甘いはダメ、グズリます・・・
ピンポイント調整だと思ってください。

考えればアタリマエなんですが、
ペラが重くないとダメ、高圧縮4STで高トルクですからギクシャクする?
電動ペラでは回転バラついてNG(11*5.5 軽量・高負荷)
竹ペラでようやく・・・・(10*6 軽量・最適負荷?)
APCの重いペラにしたら別物に変化 (10.5*4.5 重量・高回転タイプ?)

なんだか悪口並べてますが・・・・


ツボにはまると・・・・・


数回の飛行ですが


この胴体形状で分ったことが・・・


羽子板形状は確実に直進性に結び付きます
サイドスラスト0、ラダーオフセット0ですが、テンションはケッコウあります
ウイングオーバーの立ち上げに躊躇はいりません、サクサク上がって行きます。
電動でもカーディナルは作ってますが、感覚はちがいます。
ペラのピッチを下げてもテンションとれそう・・・・





ディーゼル4STとマイクロロン



中部大会、2種スタントに向けディーゼル4ST FS26をいじってます。
ディーゼル4STで国内・外の競技参加はたぶん世界初?

挑戦する価値は十分ありマンナ!
趣味性は抜群、なんせ実績ゼロ、誰も見向きもしない絶好の課題


エンジン外観がヤレてるので、慣らしなんか不要?
じつは新品、回し込みが必要でした。
4STはエンジン内フリクションが多く、部品もイッパイ
潤滑方法も含め、何を持って正解なのか???


そこに現れたのがマイクロロン


マイクロロンとはナニ?
よく分りませんが、臭いを嗅ぐと灯油かな?
見た目には米のとぎ汁・・・
手に付けてしばらくすると蒸発して脱脂したかのよう・・・・
オイル成分は無い・・・・・
もしかして、ベビーパウダーを灯油に溶かしただけかよ・・・


注目したのは灯油がベース


これってディーゼルと相性よくない?









びふぉ〜



あふた〜



鳴かず飛ばずでパッとしない、4STディーゼルスタント


ディーゼルエンジンの集いに向け、機体整備をしています。
垂直尾翼はデカすぎて、強烈な風見鶏になってしまうため
プロペラダイヤを越えない範囲に小さくしました。
とは言え、常識範囲を超えてかなり大きいですが・・・・

エンジンについては、どうやらブレークインが足りない・・・・
当日は精力的に飛ばし、回しこみをするつもりです。
ペラ選択、ワイヤー長など調整項目が多く残っているのも事実
グロー、電動、そしてディーゼル、第3のパワーユニットとしての可能性を探ります。














つづく・・・・