セッティングの極意とは・・・


ちょっと前ですが、元国際A級ライダー(誰でも知ってる有名人)と食事する機会がありまして、
バイクのセッティングは何が違うのか?
そしてどこに極意があるのか聞いてみました。
マチュアの世界ではなく、
ワークスが最先端技術で競うのに鈴鹿サーキット一周のタイムがなぜあんなにちがうのか?
素人が見ればどれも同じにしか見えないバイク
マシン・メカ・ライダーとも一流ですよねぇ〜〜
すると、「0.5〜1mmの車高の違いで決まる!」そうです。
フロントフォークを三叉から1mm出すか/引っ込めるかで操縦性が変るそうです・・・

そうです、前後重心位置を変える

問題はその違いが分るか否か?
言い換えると、ライダーに開発力が有るか否か
ポンと出来上がったバイクをライダーに提供して走らせると
結構速く走れるライダーはいるそうですが、
どこをどう変えると速くなるかを知ってるライダーは少ないそうで・・・・

またメーカーによってはライダーの意見を聞かず、「コレに乗りなさい!」
なんてこともあるそうで・・・

タイヤ開発なんかまるでオカルト・・・・

ワークスレベルでさえ
一度素晴らしいタイヤが出来ても、2度と作れないことはシバシバ・・・・
原因は本当に解らないそうでして・・・
そのタイヤが無くなると普通の速さに戻るんだそうです。
この話はスタント機を同じ仕様で製作しても同じ飛びにならないのと同じ?

一流の世界はミリ単位の勝負

パット見て分る違いはない・・・
F1でもコーナーリングで「5mm寄せる」とか言うそうで・・・
野球でも同じ、バットに1〜5mm当たる場所が違えばホームランとフライの違いになる・・・
大リーグと高校野球の違いはほんの少し?
ピッチャーは1〜5mm多く変化球を投げられればOK?
その違いが100億円の価値となる・・・
サッカーも同じ話かな?
ゴルフに至ってはもっと微妙?

なにが言いたいか?
自分のやってるUコンの設定があまりに大雑把すぎる・・・・・
でも、そうしないと鈍感ゆえに違いが分らないからなぁ〜〜