2012 中部大会

久々更新 2012 中部大会



ガルーダ・ファンクラブの集い?



恐るべし蓑田パワ〜〜炸裂




後方のH師範は来月出産予定・・・・



御歳81歳、F2Bアドバンス3位!


単身で博多からクルマを運転(途中フェリーで神戸から自走)、中部大会のF2Bに参戦!
前日練習から参加され、5回も飛ばしてマンタw
その飛びは以前の姿とは違い、上達されたことがハッキリと見うけられます
大先輩に向かって「上達されたことがハッキリと見うけられます」とは失礼ですが
御歳81歳ですから、現状維持すらかなりムズイ、それを超えて上達するなんぞ驚異!
日頃の不摂生と老化が重なるオヤジ連中から見ると、蓑田氏は希望の星!
常識で考えると、81歳でF2B現役選手はギネス級
練習でも凄いと感じていましたが、本番では気力充実、集中力発揮して素晴しい演技!
角モノの底辺は四角・三角・角八すべてバッチリ!
並み居るヤングを押し退け、堂々の3位



何気ないスナップですが・・・・


蓑田氏の姿勢を見てチョ、背筋真っ直ぐ!




良く練習されてますネェ〜〜普段も練習してるんですか?



Uコンオヤジに良く見かける「60は疲れる」「シンドイよ」喋ってるだけで飛ばさないタイプとは大違い
「白須さんはあと何回飛ばしますか?」とケシ掛けられる始末・・・



「今年は500回飛ばした!」



マジかよ・・・・俺なんか多くて40回(キング・フィッシャー20、電動ノーブラー10、ガルーダ10)
取組みの姿勢が全く違う、恥ずかしながら、マスターズ前日練習以来全く飛ばしてませんw
あまりの不精ゆえ、エントリーしたものの、中部大会不参加も考えましたが
天気予報みたら金曜日は晴れが確実、前日飛ばせればOK、競技はともかく、夜の部を期待してw
アルコールは燃料じゃなく、飲むモノ、ナンと言う不謹慎さ・・・



平日は毎日7時から11時まで練習しているそうで・・・・



先生の家の近くで練習してるんですか?



遠賀川まで行きます」



ちなみに、博多から遠賀川まで50〜60キロ離れてますw
関東で言えば、大宮から横浜までの距離に値します
仮に毎日が日曜日だとしても、その情熱と向上心は並外れています



「あと2回は選手権に出たい!」



蓑田パワーは底なし!



つうワケで・・・


さよならガルーダ最後の競技会の結果


最後は一発決めてやるべ!
気構えはあったんですが、2ヶ月間全くUコンできず・・・・
直前の一週間に賭けてはいましたが、どうにも予定が立たず、最後の手段で前日練習w
冬の棒の手広場は強風が名物、ほぼ諦めていましたが、幸運にも晴天微風で日没まで練習
ガルーダはサイサが少なく、ニュートラルと正逆の効き方を揃えられているため
多少のブランクがあっても、目だけ慣れれば数回の練習で以前と同じように飛ばすことが可能
とは言え、ブランク明けの一発目は目が回るw
機体重量は公称3500gですが、テンションは3〜4Kgで納まっているため恐怖感は無し
超大型機のトサカ効果は絶大ですわ、エンジンは低負荷でフルパワー(2速全開)なので加速しません
飛行回数が少ないのもありますが、3年以上ニードルに触ったことが無いw
フルパワーなので回転数チェックも不要(測ったコト無い)、サイサが殆ど無いので回転数に興味がない
冬場はパワーが上がるので大歓迎wエンジン掛かったらダッシュでハンドル直行
そうナンヨ、20秒以内にスタートできないとヤバイ・・・ライン21.5はタイムがシビアなんよ
四葉が終わると6分経ってて、水平10周したらタイムオーバー、精々8周が限界
着陸停止までで6分50秒は掛かるんよw
つうワケで、燃費調整が重要なポイントになりマンネンw
燃料調整は、ハンド・ポンプの戻し回数で行っています
燃費についても、去年ラジウムを使用してイオン化したため効率UPで燃費が良くなり
過去のデーターが使えませんw
ガルーダのスタント性能については賛否両論があると思いますが、大半は否でしょうw
唯一の賛があるとすれば、粗い操縦でもOKなこと、よって練習量が減らせる
かなりイイ加減に手首をゴキゴキ動かしても粗が出難い・・・機体が大きいだけに反応が鈍いw
その分、当て舵を気にせず、踏み込んだ操縦ができる良さもあるw


1R目は、6分59秒で天使が微笑んだw


幸運にもファイナルへ・・・
と言っても、どうせドベになるガヤ、案の定ドベw
競技参加最後のガルーダ、2回も飛ばせて大満足デンナ



ジャッジ・ペーパー公開



最高得点




毎度お馴染み最低得点


ラウンドは違いますが、歴然とした差が発生
選手側から見れば高得点なジャッジを歓迎にしたい気持ちはありますが


問題点は、同じ演技でも最高と最低の点数の差


見方を変えれば、ジャッジ構成により順位がガラガラ変わる
お遊びだと考えれば、笑ってやり過ごせますが・・・・
真剣に取組んでいる方々にとっては大問題になる
仮に「気に入らなければ出なきゃイイ」そんなコト言い出したら、勝利したチャンプの権威すら無くなる
特に係数がデカイ演技が勝敗のポイントになり、勝たせることや負かせることができる
スタントは難しいが、ジャッジはもっと難しい



ガルーダの今後・・・・


本来のスポーツ機として、スタント・アクロ機に生まれ変わるw
ワイヤーを若干短くして、非常識な魅せるアクロを追求して行きます
F2Bだけがスタントではない





スタントの魔力・・・


蓑田先生の500フライトも衝撃ですが・・・
日本一練習する増Gさんは、今年も1500フライトだそう・・・
共通点はお2人ともUコン即人生という生活パターン
増Gさんは、飛ばさない日に家族から「カラダ具合悪いの?」と言われるとか・・・
そこで、質問しましたw


そんなに飛ばして、マンネリ化しないのですか?


「マンネリ? それは無い!」


「理想のフライトを目指し、絶えず反省しながら練習している」


「一度でイイから理想のフライトをしたい」



凄い! 見事な求道心です


ちなみに、エンジンは逝かれませんか? の問いに



定期的なベアリング交換(音で判断)だけでOKだそう





スーパーハリケーン秘話w


1970年代、鮮烈にデビューしたスーパー・ハリケーン
そのスタイル・塗装パターン等の特徴は数々ありますが
最も大きな特徴は、バルサ・ブロックで成形・塗装されたキャノピー部分ですわ
今でこそアタリマエですが、最初に見た時、ロープロファイルのスタイルに感激した記憶があります



そこで、何故このスタイルに至ったか質問してみましたw


最初エンビでキャノピー作ったら失敗したから


意外や意外・・・
最初の密閉キャノピーは熱で変形、2度目は穴開けたにも拘わらず変形・・・・
仕上げも段差無くしようとして上手く行かなかったのも原因だとか(本人曰く、「不器用だから」だそう)
ナンと、仕方なくバルサブロックにしたそうです
エンビ・キャノピーのスーパーハリケーンが在ったとは・・・
凄い裏付け理論があるかと期待したんですが、意外でしたw
その後このカタチは一世を風靡したことはご存知の通り、未だに現役でマネされてますw