シリンダーヘッドの違いによる特性とは



今更ですが・・・


ツインプラグはカッコエエ、くらいの感覚でなんの疑問もなく取付けていたシリンダーヘッドですが、イジクリはじめるとちゃんとした考察がないと話にならない・・・・・

ということで、今更ながらノーマルヘッドとの違いや2ST 15CC F2B専用エンジンの開発のために徹底テストで比較検討・・・・・

写真を見てわかることは、ツインプラグヘッドのほうが高圧縮であるということです。
ツインプラグは低速性能には有利かもしれませんが、F2Bエンジンに求められるトルクもりもりでロックオンしたかのようなネバリの利いた回転特性に果たして必要か?
大昔、エンヤ45ツ〜を使いこなすために、ヘッドガスケットを追加したり15のベンチュリーを無理やり押し込んで45BBや45Sの特性に近づけようと努力した記憶が・・・・
なによりプラグが痛むのが気になりました。
これは最適燃焼してネェ〜〜ゾ!・・・・・


つうことで、ノーマルヘッド+ガスケット2枚の低圧縮仕様?でテスト!

圧縮比が違うので”音”も違います。
マイルドになり、GOO〜〜
なぜ気が付かなかったんだべかぁ〜〜、人生イロイロ、回り道も楽しいモンです。
1次圧縮が上がり、結果的に2次圧縮も上がったので、ガスケットプラスでイーブンか?

プラグの痛みも無くなり、イイ・カン

データ

燃料       キグナス15A
ペラ       TF 16*6
プラグ      OS タイプF
燃費       350CCで6分半


パワーバンド6500〜7500rpm F2Bスペシャ



しかし問題点も・・・・・

それは再始動性がよくない、コールドスタートでは問題ないんですが、また1次圧縮が高いのでクランクした加減でベンチュリーから威勢よく逆流することが・・・・・


2006ルール  スターター使用がイイかもしれません。