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その名は・・・ オシャ(長)マシ〜ン X
だからぁ〜〜、ペケじゃなくて・・エックスだっつうの
風が吹けばこっちのもんよ!
強風時、2種スタント専用設計
インラインの徹底とXジオメトリ〜〜Ver2、内翼面積の増大の実験、水平尾翼の面積増大と厚翼化(7mmと5mm)、フラップも5mmで加速阻止?
低翼化せずにインラインを追求、主翼中心線上の重心とベルクランクピボットの設置、翼端ウエイト不要でバランス?
この他にも高剛性エンジンマウント、当然白黒スタビ、トドメはKK18のフルデ・チュ〜〜ン?
妥協を廃したOSHAMACINE Xの誕生?・・・・
胴体?前方下面に5ミリのアガチスを貼り付けて
エンジンマウントは5*15のアルミ、人呼んで HOT’as 方式 (版権がうるさいもんで!)
剛性・平行・平面度はカンペキ!
仕上げに下面にマウントスタビを取付けます。
リンケージもマジよ〜〜ん!、
スパーは4*4ヒノキから5*5に変更して強度アップ
後縁は5ミリバルサに変更(ヒンジを付けやすく)、リンケージスペースをとるためスパーは1本モノに
リードアウトは0.6mm七本撚りステンレス(90で使ってるワイヤー)
ロッドアジャスターはDUBROのHDリンク
不用意な肉抜きはガンガンやります。
もっとやりたいとこですが、コレくらいで勘弁してやりました。
アガチスは軟らかくて加工は思っていたより簡単でした、当然このままではフラッターを起すので・・・・・
これが・・・ KK18 デ・チュ〜〜ン
下支点でもピストンサイドが見えるロータイミング・・・・
ギェ〜〜〜、マジっすか?
上支点ではピストンスカートからパンチラならぬコンロッドが見えてんジャン
なぁ〜〜んだ、ピストンバルブなのね?
これをどう見るか?、エンジン設計の妙・・・、試作段階でこれ以上のロータイミングはあり得ないとしたのか?はたまたギリギリの限界設計なのか?、単なる部品流用でこうなってしまったのか?
見方次第でメーカーの見識、技術、etc見えて来るのがモノ作りの奥深さ・・・・恐ろしい話ですねぇ〜〜〜
もともとRCカー用からの流用のためデカイヘッドが付いてましたが、オーバークール対策でフィンを刈り込んで精悍に・・・・
ペラが回っているのでピント・・・が・・・・
早朝にブレークインしました。
改造前に、APC7*5 クロッツ・エアースペシャル30で軽く1Lほど温度が上がらないように注意して回してあります。
ある程度軽く回るようになりましたが、ロータイミング化によりテーパーシリンダーを下げたので上支点ではギシギシ音がするほどの硬さがあります。
APペラ9*5 エアースペシャル30を使い実際使用に近い状態でのブレークインです。
30%ニトロはリッチな運転が可能で、8500rpmではヘッド温度は40〜50度にしかならず、外気温が低いのも手伝って理想のブレークインが可能です。
360CCほど回したところ、ますますヘッド温度が下がりました、そこで9800rpmにして連続運転。
ヘッド温度は60度位、デ・チュ〜ン効果とヘッドの刈り込みが利いたか?、狙ったカンジでAPペラをグイグイ回しています、見た感じは余裕シャクシャク?、ロングベンチュリーの効果でしょうか?、サクションが強く、長い燃料パイプにも関わらず燃料液面高による回転変化が少ないカンジでまさしくスタント向き、ニヤニヤしちゃいます。
古崎さんには、エンヤ20S,OS25をあっさりブチ抜くスタント専用モデルを作る!というお願いでしたがどうやら・・・・・
プラグはOS タイプF プラグワッシャー3枚使用の低圧縮仕様(模航研指定)です
1Lちょっと回しましたが、始動性も良くなりエンジン音に変な異音が混ざらなくなり・・・・
正直、15〜20小型スタント機には
ぜんぜん興味有りませんでしたが、あまりにイイカンジのエンジンにビックリ!
KK16はエアレース、KK18はスタントにと改造遊びをしてますが、ノーマルではど〜ってことない安価なOEMエンジンですが、基本設計が優秀?、イジればリニアに反応してくれる・・・・・それぞれ懐ふかくて大変面白い!