燃料タンク

ユニフロータンクに改造しました。
ノーマルタンクは中が汚れていたり、ゴミが入っていることがあるので必ず開けてチェックしましょう。

胴体がひん曲がっているので、タンクの搭載はこうなりました。
かなりカッコ悪い?、でも仕方ありません。


重量は・・・


軽くもなく、重くもなく、標準体重つうとこですかねぇ〜




ジャア〜〜ン!    完成



リンケージは高級RCパーツ、カーボン使用でホンキ・ホンキ!



そして、初飛行〜〜〜


朝霞エアロパークで筆おろし?
まずはワイヤー製作、トータル15.7M(なんか煮え切らない長さ・・)、0.36ステンレス7本撚り、テンションは1Kgもないので0.3でも良かったんですが、なんとなく伸びを嫌って0.36でいきました。


強風でのリニアなコントロールを目指して・・・・

強風仕様では14.5Mくらいがいいんじゃないかと考えています。
なんせ27年ぶりの小型機なもんで、グルグル・ビュンビュン回って目が回るんじゃないかと思い、ちょこっと長めでのスタート、余談ですが普段の大型機と違い、機体が小さく遠くに見えて笑えます。
遠心力に頼らない飛行さえできればより短く、スローに飛ばせるはずなんですが・・・


さていよいよ初飛行!、しかし周りを見るとUコンフライヤーは誰もいません・・・
あいにく自動機は持ってません・・・・
土手の上にはRC・HLGの方々がたくさん・・・・



嗚呼、天のイタズラ?、神様が与えた試練?



  「長万部爺さ〜〜ん、スンマセン助手してくださ〜〜い」



顔色うかがうと・・・・、「こんなモノの助手はしたくねぇ〜〜」、  「まぁ〜そう言わずに・・・・」


エンジンスタート、9300rpm、初飛行で且つちゃんと飛ぶ保証はないのでアマメ・アマメ
あっけなく離陸、とりあえず水平飛行はOK、


                        ところが・・・、 


ワイヤーが大きく湾曲して、フワフワ飛んでんジャン・・・


 あれ〜〜、ワイヤーテンションがほとんどねぇ〜〜、何でだ?


パッと考えても???、そんなバカな???、背面に入れてみるとOK、ワイヤーテンションは正面よりある・・・、傾いてんか?・・・・   そんでも説明つかネ!
宙返りはOK、逆宙もOK、Xジオメトリーが働いているカンジ、しかし30度以上の上空水平ではテンション0、風上スタートのウイングオーバーなんかキッカケすらつかめません・・・・


これじゃ強風仕様どころじゃアラヘン



                      マイッタ〜〜〜!



長万部先生!、ご指導よろしくお願いします」






                     ・・・・無言・・・・








「一言につき、10円払えよ!」




第一声・・・「なんでこの機体インセットになってんの?」



な、なに〜〜そんなアホな?、


白黒スタビの取付け角がXジオメトリーを最悪インセットUコンに変質させる・・


言い訳は・・・・Xジオメトリーはすでに数機で実験していましたので、ワイヤーテンション確保には効果的であまり目立った短所なく自信はありました、白黒スタビは翼端に重心位置を前後にまたいで取付けてあるので、ワイヤーラインの延長線上ということもありさほど直進性を維持する力はない?、それにどのみちワイヤー拘束されてグルグル回っている飛行機つうことで関係ないでしょ、上空でのテンション確保が目的ですから、Xジオメトリー胴体ラインと揃える必要はない・・・・
事実ガルーダでは単純取付けで十分な効果を発揮していたのもあって・・・・強烈なXジオメトリーにより強引に機体を円周外へ引っ張ってくれるとばかり考えてました。


しかし・・・

現象はそうならず、白黒スタビにより事実上の胴体ニュートラルラインが出来てしまい、結果としてXジオメトリーの胴体後部および双垂直尾翼は強烈なインセット効果を生み出してしまった・・・
気がつかないとは恐ろしい・・・、テスト当日は晴天微風だったので無事回収できましたが、風があればたぶんコッパ・・・・
使い方次第では、白黒スタビはかなりいろんな作用を機体に及ぼしそう?



んでもって、どうするかと言うと・・・・


長万部塾長は「ラダーオフセットを付けなさい・・・」


帰りの車中で、あれこれ思案・・・、ラダーオフセットを付けるのはノーマルの考え方?、しかしそうするとXジオメトリーが無駄になる・・・・ただの製作失敗機じゃんか?

そんなモンは許されない・・・・、ただのアホや


白黒スタビとXジオメトリーどちらも生かせていいトコ取りを実現するには・・・・


白黒スタビを胴体ラインと平行にすればイイ!

ヤッパ俺って天才?



これでOKのハズ?




長万部塾長からのご指導で、KK18のパワーアップをご教授いただきました。


マフラー出口の拡大・・・・・・・・5mmドリルで開ける
マフラー中間パイプの仕切り穴・・・5mmからデカク・デカク
ベンチュリーの拡大・・・・・・・・6.5mmから6.7mm


ついでにブレークイン後のエンジンをばらして点検

ベンチュリー拡大にともない気流スピードを下げないために、クランクシャフトのポートに水中エポキシ充填、1次圧縮を上げると同時に通路を狭く・・・

シリンダーとクランクケースにクリアランスが少なくてキツキツ、サンドペーパー掛けてスムーズに入るようにしました。
ヘッドビスが長くて締まりきらない可能性があるので短くカット