4・15へ向け、リベンジモデファイ、「今度こそ!」


Xジオメトリーはどうよ


極端に胴体と主翼の取付角を90度から円周外方向にずらして、ワイヤーテンションを安定化させる・・・・
なんと、機体は主翼を円周内方向に振りながら飛びます。
予想とはまるで反対!、極端にリードアウトガイドを前縁に近づけたような飛び方になります。
機首を円周外に向けてもテールは見かけ上インセットになり、胴体は円周接線上を飛ぼうとするため・・・・
胴体と平行の白黒スタビとの協調でより一層胴体が円周上を飛ぼうとガンバルみたい・・・・


機体が円周外に飛び出そうとしてワイヤーテンションアップにつながる?


機首を円周外方向に向けるにはラダーオフセットを付けるしかないようです。
今までエンジンサイドスラストもワイヤーテンションに有効かと考えていましたが、ラダーオフセットが無ければ胴体を円周内方向に向ける力が働く・・・・・


Xジオメトリーは失敗か?


今回のような極端な設定はエンジン回転時・停止時により機体姿勢に変化が大きく、つまりエネルギーロスがデカイくて・・推力が上手く伝わらずダメ・ダメ・・・・

しかし・・・極端なことをすることで、問題のクローズアップができました。

電動ノーブラ、ユザワヤストリークでの実験では大変良く飛んでるように思えました、ワイヤーテンションも安定していてイイ感じだったんですが・・・・

今回はピンときません、


整理すると、・・・・・水平飛行時にはテンションアップにはつながりませんが、曲技に入るとむしろテンションは上がることが確認できます。
水平では頼りなくても、正・逆宙ではOK、これは翼端ウエイトの影響も大きくあると思いますが、ウエイト無しでウイングオーバーが出来ない初期段階でも極端なたるみは起きませんでした。



嗚呼、勘違い・・・


機首いや、主翼を円周内方向に向けることは・・・・

胴体はキッチリ円周上、主翼のみ円周内方向に向ける意味


当初の考えとは逆ですが、実は大変好都合では・・・・
リードアウトガイドを前進させた飛び方に近くなりますが、Xジオメトリーの作用はリードアウトガイドの作用より強力、つまり安定して円周上を主翼を内側に振った状態で機体を前進させることが可能

これは上昇降下の運動時にテンションアップにつなげることが可能

同時に急激なターンにより起こる、アドバースヨーイングに対して効くかも・・・・


Xジオメトリーはリードアウトガイドに頼ることなく、安定して主翼の前進方向の向きを変えられる・・・


逆X?ジオメトリーを組めば、主翼は必ず円周外方向を向いて、水平飛行時はリードアウトガイド後退と同じような飛び方になりますが、上昇降下では最悪パイロット側に向かって来ることに・・・・


つうことで・・・・


1〜3度?のXジオメトリーは機首を円周外方向に向ける力は働きませんが、無理なく主翼を円周内方向に向けることが可能、これはリードアウトガイドを前進させた飛び方に似ていますが、胴体抗力が発生せず、常に安定した作用となり、上昇・降下の姿勢変化に対して、機体を円周外方向に向ける力が働き、ワイヤーテンションをアシストする・・・・
リードアウトガイド位置を微調整することで、胴体を抵抗がもっとも少ない円周軌道上にピタリと乗せ、かつリードアウトガイドを前進させたセッティングが可能になる・・・・
ヨーイング対策含め、Uコンスタント機には大変有効かもしれん・・・

当初は水平尾翼主翼と平行ではありませんでしたが、実験結果から考えるに、主翼と平行である必要がある・・・


テールは解体して平行に作りかえます。




アラ・アラ?、この写真がすべてを語っている・・



左右重心と内翼・外翼の定義?


この事項については大失敗!
これがOSHAMACINE Xのスタント性能を致命的に悪くしています
しかしこの失敗で考え方の整理がつきました。
よくよく考えれば当然のこと・・・でもなかなか気づかない


先日のブログ参照・・・


外翼を新たに140mm(リブ2枚分)プラスします。


劇的に性能アップするでしょうか?




インラインと水平安定、そして前後重心の関係・・・


インラインの重要性・・・・しかし・・・・


左右重心と推力軸のズレをラインテンション確保に利用していることからも、主翼・重心のスラストラインと推力軸(プロペラ軸)は揃えないと上下運動時に力のかかり方が違って、上下舵の効き方に違いが出る。


しかし・・・


主翼(重心)スラストラインと水平尾翼ラインを揃えると


水平安定性が悪くなるような・・・・、いや悪くなる。
水平飛行時になぜかイライラする、それは機体が勝手にフラフラするから。

原因は、主翼の後縁から乱流が発生していて、それがモロ水平尾翼を直撃するから?
とくに板フラップでは渦流が出ているんじゃ?
たいていのスタント機は主翼スラストより上側に水平尾翼が付いています、当初はリンケージのし易さから必要悪の一つであると考えていましたが、どうやら意図的にズラしている?


仮にズレたとして上下舵の効き方に差はでるのか?


推力軸と違い、重心に対して直接働くワケではない・・・・・
推力軸の進む方向をコントロールしている

などの理由から多少ズレていいてもOK、なにより主翼後流から逃げるほうが利口?

しかし主翼からは吹き降ろしがあるので、大きく?ズラさないと背面時に水平安定が悪くなる・・・


吹き降ろしと重心位置が関係・・・・・


重心位置が前よりになると、水平飛行時に主翼仰角が大きくなり、大量の吹き降ろしが発生する可能性があります。
厚翼で後ろ重心、デカイ水平尾翼で対応・・・、これがUSA定番?

いくらズラせばいいか?


山勘で、1/2最大翼厚分スラストをシフトします。

オリジナルは25mmですが、18mmで製作します。



白黒スタビ・垂直尾翼でどうした?


Xジオメトリーを補強するように働きます。
極端なXジオメトリーゆえ、抵抗になるみたいで、上空では機体の走りが鈍ります。
ラダーオフセットを付けたら機首を外側に向ける力が働き、飛ばしやすくなると言う現象が起きました。

つうことで、まだまだ解析途中、良いも悪いもワカラヘン。


外翼延長、水平尾翼位置ズラシでマトモになってから再テスト


変形スタイル・新機軸・無謀なアイデアの実験に際しては、いろんな箇所の設定変更ができるようにしておかないと想定外の現象が起きた時に・・・・



4・15に別物に変身できるか?・・・・


乞うご期待


物語は終わらない・・・・