OSHAMACINE X  第2ラウンド開始!



外翼の追加、水平尾翼の上方シフト、主翼尾翼の平行化、これで自然とラダーオフセットが付きました。
外翼追加で見かけ上は外翼が長くみえますが、左右重心点から見ると左右対称になります。
内外翼面積イコールの左右重心と推力軸をズラすことでどうなるか?
翼端ウエイトなしの設計に道が開けるか?
心配されるのは水平尾翼が内翼側にずれていることで上昇降下にクセがでるか?
などなど失敗話に花が咲きそう・・・


今度は高性能な予感?


社長も公認?


タンクはどんどん下がっていきます
ついに4mm、合計6mmのスペーサーが・・・
現代エンジンをデチューンして本当にUコンスタントに使えるか?



通常のスタント機で、


エンジンサイドスラスト0、ラダーオフセット0の場合、


効果は弱いかもしれませんが、


Xジオメトリーと等価の作用が起きている?


グルグル回るプロペラ後流が胴体左側面および垂直尾翼に当たり、自然と機首を内側に向ける、ラダーオフセット0だから胴体は素直にその力に寄り添う、そしてスムースに飛ぶ位置にリードアウトガイドを決める・・・

エンジン(モーター)のサイドスラストは故意に5度以上大きく取って旋回時のテンション抜けを防ごうとやってみましたが、
飛ばしてみると、はっきりと効果を体感できずにいました。
Xジオメトリーではサイドスラスト0、見かけ上エンジンは・・・

これにより、円周上をきれいに飛ばして、旋回時のヨーイングとテンション抜けを解決して・・・・

これを積極的に利用して安定した曲技をしてるんじゃ・・・・



この翼端形状も水平飛行時には機首を円周内側に向けるように働かせるハズ・・・・
観念的に、機首を円周外方向へ向ければテンション確保のアシストをすると考えてましたが、
それは水平飛行時にのみ当てはまる・・・・
上昇降下の運動が始まると話は逆で、機首が内側を向いていないとワイヤーが弛む
ワイヤーテンションは水平飛行時ではなく、上下旋回時に確保したい・・・・



つう仮定をすると・・・・







切札はコレだ?




小型機の欠点は翼型の再現が悪いこと
この大きさでは空気のネバリ(レイノルズ数のこと)がわるくサラサラ?、翼型再現も悪いので何がなんだか分らん状態、そこで乱流線を入れ空気をサンドペーパーで削り落として、より一層性能悪くして?空気をドロドロ・ネバネバ、主翼にこびりつけ性能アップを狙います。


100番の耐水ペーパーを幅7ミリにカットしてスプレー糊で上下に貼り付けました。



手で触るとギョッ!とします    ほとんどアホの世界



イカに塩かけるのと同じ理屈てか?

つるつるピカピカの大型スタント機でやると点数アップ間違いなし


結果が悪いときは現場で剥がせば元にもどせます。


リバースの引起し、○物全般、加速防止に水平安定、全てにわたり性能向上するかぁ〜〜?

抗力・揚力の向上により、今よりエンジンパワーを出せればより上空での安定した飛行と気象条件にも強くなる?


10−3=15 になるか?
10−3=2  になるか?
10−3=11以上ならOKとするか?


さぁ〜〜て、どうなるか?




テスト結果


毒を喰らわば皿まで、100番の耐水ペーパーくらい付ければいい意味で極端な結果がでてオモロイ?
しかし・しかし、取り付けたことでのハンディキャップはまったく感じられません・・・・・
指で触ればなんだコリャ!、せっかくの翼型が台無し?
失敗ネタになるかと楽しみにしていましたが、飛行機のすわりが良くなったカンジ、宙返りは心なしかやり易くなった気がします、抗力が増えたのはスグわかりました、パワーを上げないと負けるカンジ?、でも翼の性能が下がったとは感じられません、不思議です。

早速帰ってきてから濃い目のウレタンを筆塗りでサンドペーパーを翼に密着させました

この辺が小型機のオモロイところ、理論と現実のギャップが・・・・

こうなると、傑作フェニックス作ってコレやるとどうなるか興味が出てこました

今更ながら、小型機作ってなにがオモロイんか?なんてバカにしてましたが、ドップリはまって・・・・



答えは、10−3=12でした。