なぜ上達しないのか?    それはオマエだけだろってか?


スタント飛行の練習で、なぜ自分は上手くならないのか?

前回は頭が動くことで位置関係がアヤフヤになる、頭は固定して瞳を目いっぱい動かして演技全体を視野フレームに納める努力が必要、これはかなりの練習が必要ですが、飛ばさなくても普段の生活でも練習できる要素があります。
ジャッジはサークル外から演技を見ていますが、パイロットは機体に近いため視野角が倍必要、演技判断がいかに大変であるかわかります。


しかしそれ以外にも原因があるんじゃないか?

それはヘタだから・・・・

なぜ図形がズレるのか?、変形するのか?
反復練習が足りないにしろ、もう少し効果的な考え方、練習方法、イメージつくりはできないものか?
いろいろ考えてまして・・・・

これってゴルフのスライス癖とかと似てんじゃない?

無意識のうちに軸がズレてそれが体に染み付いてしまう・・・・

サークル外から見れば人の飛行はいくらでも批評できるのに、自分でやるとちゃんとやったつもりが???
ちゃんとやったつもりの飛行をパターン修正してもらってもそれなら逆傾向の動作をすれば直るのか?

答えは、そりゃ無理でしょ。

自分自身が正確に自分の行動を認識できなくては解決できない・・・・

なぜ?正確に認識できんのか?

これは自分の中の軸があいまい、もしくは動いているんじゃ???
頭では分っていても、操縦中は????

原因はUコン特有のグルグル体が回っていることが大きい?
絶えず景色が動いているかと思いきや、スタント始まると景色が止まりその場で図形を描く
これはかなり高度な判断能力が必要かも・・・・だからオモロイ?
Uコンは慣れれば目だけは回らなくなりますが、それは単に慣れただけで、体の軸はブレブレ?
直立不動なら何でもないことが、グルグルまわりながら一時停止状態での演技、そしてまたグルグル回る
○□△の単純な図形なのに、なんとなく形になってから、なかなか高得点が出せないジレンマと出口が見えないトンネル

このへんにスタント飛行のハマルと抜け出せない蟻地獄が見える?

つうことで軸、まずは縦軸について考えます。



縦軸とは・・・


スタント飛行での縦軸とは、ウイングオーバーの起点、正・逆宙のセンター、三角第2角目、横八・頭上八の交点、縦八・アワーグラスのセンター、四葉のセンターとスタント全般にわたり重要な通過点となります。

縦軸がズレると

リバースウイングオーバーの起点、宙返りが前後、三角が直角三角形、横八交点、縦八・アワーグラスが傾く、四葉がオーバーラップ、などなどズレまくります。





視覚はあてにならない?


飛行開始とともに、全身で風向きを確認できたら、周囲の目標物を目安に演技位置を視覚情報をたよりに決めますよねぇ〜〜

ここで宙返りしようとかって・・・・、これって当たり前に体やワイヤーテンションから自然と覚えることでいまさらどうこうないんですが・・・・

この目で確認して、「よし、ココダ!」と実行に移す際に軸が狂う?もしくは軸がアヤフヤになっている可能性が大きいのではないか?
この問題は、普段練習していて周りの景色が頭にこびり付いているなら使えるかもしれませんが、大会会場とかは初めての場所では競技中に大雑把な把握はできても精度の高い視角目標には使えません。
自分は今まで、離陸後水平5周する最中に回りの景色から目標を決めて飛行していましたが、ちゃんと飛ばしたつもりが交点がかなりダブっていたりして視野角と頭の固定とも絡んで????

ここで言う軸は基準線ともいえます。
サークルの地面に中心から細かく360等分とは言いませんが、36等分くらいの基準線があれば助かりますがそんなもんは無理。

ましてやグルグル歩きながらですから・・・・
この根本問題にやっと今日になって気付きました
この問題はカンのイイ人、生まれつき上手な人は自転車乗るのと同じ感覚で言われなくても身に付いていますが、ただ漫然と飛ばしている自分のような人は言われなければ・・・・・




基本はスタンスにある?


パイロットはグルグル歩きながら水平飛行、立ち止まって演技飛行の操縦をする。
問題は立ち止まったときの姿勢・スタンスが毎回必ず同じ位置にこなければ安定した操縦ができないのはなんとなくわかります。
足運びと腕の位置関係、今まで真剣に考えたことはありませんでした。
小学生でUコンはじめてますから、すでに体に染み付いたクセが・・・・
一周何歩で回るか?、規則正しいステップがなければ同じタイミングがとれない・・・


右手でハンドルを持っていますから、ポイントは右足


右手・右足のラインで縦軸を形成するのではないか?

これはだれでも必ずやっていること?
しかしそれは、無意識でのこと?


これを意識して行い、右足を半歩前・上体を開いたところから右腕を閉めていき、が上下でそろったところを縦軸として脳内にマーキング、同時に視野の飛行空間に縦軸ラインを仮想イメージで引く。    わかるかな?

この縦軸があれば、軸を基準に腕・手首を駆使して機体を走らせればイイ?


もしも、空中にスタントパターンがラインで引いてあれば、それを見ながら機体をラインに乗っけるのは多分かんたんかも・・・



漠然と練習しても上達しないワケがやっと・・・


足の親指の先に神経集中させる?


中島常幸のゴルフレッスンではないですが、
足の使いかたがUコンスタント飛行にはかなり重要なポイントになるかもしれません。
親指の方向を縦軸ライン延長線方向に向けるとわかりやすくなるかもしれません・・・・・


このテーマは引き続き発展させるつもりです。