雑種文化とUコン

加藤周一



雑種文化論と日本のUコン



パロディーや批判ではありませんよ

加藤周一氏が50年前に発表した 雑種文化論 を日本CLに当てはめると
これ以上の例えはないと思い、言いたい放題・・・・
日本文化は雑種であり、純血ではない
戦後の日本を見れば一目瞭然、和洋折衷なんて言葉がまさにそれ
さかのぼれば、江戸時代の開国がスタート?
イヤイヤ、聖徳太子卑弥呼邪馬台国にまで戻る
日本語・ひらがな・母音中心の言語も雑種文化と言えるかな・・・
純血は正等派に見えますが、逆説的には雑種に天才が多い?



雑種の象徴がスーパーハリケーン


スーパーハリケーンはCL世界を震撼させた
アメリカ人には、モデファイノーブラに見えても、エンジンはエンヤ
エンヤを世界に知らしめたスーパーハリケーン


サァ〜始めよう、最新電動スタント


3Gタイマー入門


MFCビンテージ大会お疲れ様でしたw
想像以上の盛り上がりに驚きました、見ていて「マジ参加しなきゃ損だよ」を痛感!
来年は絶対参加する決意とともに「どうせ出るなら」と作戦会議を予定していますw
赤ワシとFOX35(修理して)で行くかぁ〜〜
ビンテージは見るだけ! 
心に決めていましたが、認識が大きく変わりましたw
ブッチャケ、ナニやってもUコンはオモロイ



ビンテージ大会見学だけではなく、3Gタイマーの受講が大きな目的でした


電動失敗浦島太郎・・・・

3Gタイマーは、世界戦仕様の超最新ノウハウが満載されていますが
古い取説しか無く(最新版を私が持っていなかった)「ナ〜ニ、コレ」「サッパリ、ワガンネ」
Gセンサーによるアクセル・ブレーキを駆使したワイヤーテンションの維持が目的ですが
プログラムの考え方(アルゴリズム)が分からないため、1からのセッティングができない
何処を如何すればエエんよ、ナニから始めていいのか、サッパリ・・・・
つまり、成功データを入力すれば再現性が高く優秀ですが、私のような例外者にはブラック・ボックス
現在活躍している60クラス電動機はデータが豊富ですが、デカ・モーターやデカ機体のデータ無し
デジタルは、アナログと違い、条件さえ整えば誰にでも高い再現性があります
身近なPC・スマホなど、原理を知るより使い方覚えるほうが遥かに有意義
なんで指で触ると、画面が動くのなんて知る必要は全くありませんw
CLタイマーも同様な面がありますが、例外者はアルゴリズムから積み上げる必要がある
得意のチャレンジ精神でブツかればOKなんすが、ココ数年、電動は大失敗の連続で流石に凹んで・・・
そんで、失敗するとブランクが空き、進歩に取り残されるばかりだ・・・・電動浦島太郎
そこで、ノートと鉛筆持参、中部の清水氏に3Gタイマーについてガッチリ教えて頂きました
3Gタイマーの考え方、使い方、そして応用まで・・・・


普通の方は、普通に使うと超高性能ですよ


CLタイマーの変遷

左からJMP(フランス),FMA(初期)、3Gとなります現在はTYPE3のようですw


JMPの日本流模倣から始まったCLタイマーですが、7年経ってGセンサー内臓まで進化しましたw
エンジンと同じようにモーターを回すにはどうしたらイイから始まり
今やワイヤーテンションをGセンサーで読み、常に一定のワイヤーテンションを保つために
モータ・パワーをアクセル/ブレーキで調整できるようになっています
アンプの応答スピードが圧倒的に早くなり、リアルタイムでガバナーを制御した上
瞬時にアクセル・ブレーキを駆使できます
偉そうに書いていますが、私は全く使いこなせていませんw


今回、コイツを征服すべく、徹底的に弄ります



3Gタイマーの使い方


1. まずはG(ワイヤーテンション)決める!


従来の考え方は、モーター出力(スロットル位置)を決める、でしたが・・・・全く違います
3Gタイマーは最初にG(ワイヤーテンション)を決めてセッティングを開始
3Gタイマーはワイヤーテンションを検出してモーター出力をコントロールしています
エンジンで言うニードルではなく、ワイヤーテンションを初めに決めるのです
分かり難いというか、分かり易いというか、アタマ柔らかくして・・・面白いデショw


ラインの長さを測る


プロペラ<ーー>肩までの長さを測ります
注意してください、ワイヤーの長さではありません
機体・ワイヤー・腕の長さのトータルになります



1周のラップタイムを決めます


飛行速度を決めます、エンジンと全てが逆、ラップタイムは測るものではなく、最初に決めるモノ
ナンだか不思議デショw、エンジンとは考え方がまるで違う



ラインの長さとラップが決まれば、Gが決まる


Gは計算するんですが、予め計算した表が付属しているので見ればOK

Gとは、ライン長・飛行速度を元に計算する遠心加速度、機体重量は関係ありません
難しく考えると眠れなくなるので、サラっと行きましょう
計算で求められる遠心加速度を3Gタイマーに設定することで
設定されたGになるようにモーターをコントロールすると考えてください
つまり、ワイヤーテンションを決めて何時でも何処でも同じワイヤーテンションにする
そんなコトが出来るのでしょうか?


機体が加速すれば、Gが増え、減速すればGが減ります


Gの変量を検出してモーターパワーを増減させる
風が吹いて加速したらブレーキが掛かり、45度でモタつけばパワーが入る
ブレーキのタイミングや量、パワーの入れ具合やタイミングも自在に設定できる
加速しないし、減速もしない、風が吹いてもヘッチャラ・へっちゃらw
エンジンでは如何しようもなかった問題が任意に設定できる
書いてて思わず



ホントかよ!


この考え方は、従来だとアンプのガバナーが自動的に行っていました
ガバナー + Gセンサーで強引に機体を抑えつける考え方になります
けど、ガバナーとGセンサーは喧嘩しないのかな



2.パワー・ニュートラルの設定



設定したGに対してパワー・ニュートラルの設定を行います
ココからいよいよ飛行テストがはじまりますw

パワー・ニュートラルとは


微風時の水平飛行で、向かい風でアクセル、追い風でブレーキ、風下・風上でニュートラ
ブレーキ・アクセル・ニュートラルが規則的に動作するフライト・パワーのこと
ブレーキ(赤)・アクセル(青)・ニュートラル(消灯)の区別は、飛行中の機体のLEDで確認
1分フライトを繰り返し、パワーを増減してキッチリ調整します
この段階では、アクセル・ブレーキのレンジ設定は必要ありません
LEDの点灯を見て、ブレーキ・アクセル・ニュートラルの動作確認を行います


調整のポイント


表(計算)から設定したGは目安であり、絶対値ではありません
G=ワイヤーテンションになるので、ハンドル操作性のチェックも行います
まず初めに、操縦するにあたり、妥当なテンションであるか判断します
エンジン機は、水平と上空ではテンションが変わりますが、3Gタイマーは変わりません
つうか、変わらないコトを前提に調整する必要があります
テンションは、翼端ウエイトでも変わるので整理する必要あります(後日)
キャッスル・アンプのCLガバナーモードは、リポセル数により回転数が決まるので
極端なアンダーパワーになったり、オーバーパワーになったりします(コレに苦労させられた)
プロペラ選定でもパワー値が大きく変わる可能性もあります

設定したGに対して
ブレーキ割合が多ければ、オーバーパワー
プロペラ負荷を下げる、フライト・パワーを下げる、設定Gを上げる


アクセルの割合が多ければアンダーパワー
プロペラ負荷を上げる、フライトパワーを上げる、設定Gを下げる