ブレークイン


エンジンに馴れるためにテストベンチに取付けてジックリやるのがイイです。
RCでは上空をなんとなく飛ばすだけでOKかもしれませんが、Uコンはシビアで微妙・・・
やり方はグローと同じ、低負荷で回転高め・・・オイル混合比は3割くらい高いほうがイイかもしれません。
時間は最低1時間、後半はペラの負荷を変えてピークがいくらでるかデータを取ります。
キャブレターの調整はマニュアルを見ながら完全に把握してください。
RCと違いUコンは機体搭載でなんとかしようと考えるのは事故の元、超大型機でワイヤー20Mで上空エンストは確実に全損しますし、空気抵抗が大きくスタント機のようにはグライドしません。

エンジンのピークはバッチリ確認してください。
グローのようなニードル甘めはガソリンではありません、あくまでスロットルでのコントロールが前提、ニードル甘めにするとレスポンスが悪くなりかえって飛ばし難くなります。
ニードルがハイ・ロー2つあり、かなり敏感でなかなか要領えませんが、マニュアル見ながら落ち着いてやればできます。

ハイ・ニードルはチョイ甘め、ロー・ニードルは辛めがポイント


ブレークインでアイドル調整、ピークパワー、スロットルレスポンスを完全に調整してください。



ガソリンエンジンは怖くありません。



エンジン模型のベテランは是非トライしてください。
ガソリンエンジンはマイルドで扱いやすく、原理的に始動時にペラに叩かれることはほとんどありません
トルクがあるのでもの凄く引き(推力のことで、ワイヤーではありません)ますが、すぐに馴れます。
大型グローエンジンのほうがガツンとパワーありますし、凶暴です。



出力調整


プロポはエンコントリガーに指を掛けなくても80%くらいの位置に止まるようにニュートラルを改造、この位置で普通に飛ぶように出力調整をします

エンコンリンケージは普通のRCと同じようにローからハイまでスロットルトリガーでスムースに動くようにしてください。


この状態ではトリガーニュートラルで適当?な位置で止まってるとおもいます。

エンジンを始動してスロットルのハイ・ローを確認、ロー側はトリムをいじらずにエンドポイント調整でアイドリングを指定回転に合わせます。

スロットルハイでは大パワーでビックリするほどの引きだと思いますが、この状態は実際の飛行では殆ど使わないので気にしない・気にしない。
スロットルトリガーから指を離して、ニュートラル時の回転数と引きを助手といっしょに確認してください。


ここからが調整になります。



プロポのスロットルエンド・ポイント・アジャストで良さそうな出力に調整します。
実際に飛ばしてみて様子をみますが、回転数データをしっかりとって最適ポイントをさがします。
「なぁ〜〜んだ、山勘じゃん?」



でも飛ばしてみてダメならすぐ着陸して再調整を繰り返えす、ここがスロットル付きの利点で、短時間に安全にリスクなく調整できます。
グローみたくエンジンが吹き上がって困ったり、回転低くて何もできなくて・・・・・
なんてことがありません。

つづく・・・