複葉機の可能性・・・



今年ついにF3Aでは複葉機がチャンプになった
Uコンでは複葉はお遊びのアイテムでしかない?
航空機産業は軍事により発展して来たので
スピードの遅い複葉機は低性能に見られがちですが
低速アクロバットではメリットが大きいのでは・・・・


世界ではチラホラ研究してる方々がいますが・・・・


飛行空域が狭くて限定されるUコン
単葉トラクタースタント機は(パワー/運動性/直進性)/操縦性のバランスには限界がある
本来なら有利である機体の大型化で破綻しやすい



複葉機のメリットは旋回性能


極めることが不可能なF2B
その原点が1.5Rターン、これは永遠のテーマ・・・・
この実現に一番近いのが複葉機



ただ解決しなくてはならない問題が山積・・・



大型単葉トラクタースタント機では、推力点を重心に近づける
Xジオメトリーを考えましたが
複葉では、旋回性能の良さから大型化による安定・直進性とのバランスが
従来のトラクター型で可能かもしれない・・・・






TOPMODEL   http://www.topmodel.fr/top-model


複葉機はスケールベースがほとんど、たぶん理由は性能ソコソコでもスタイル重視(スケール感)
本気で設計できる人が少ない・・・・
本番機は別にあって、お遊び中心
そんなこと考えるとコレはマジ本気モードかな
翼型・上下面積・前後配置・主翼の上下もイイカンジで離れている・・・
フロントスタイルはUコンスタント機そのもの?

ARCがあるなぁ〜〜コレ、フラップちょいデカクしたらUコンによさげかも・・・


複葉機の翼面荷重は単葉機と同じでないかも・・・・
そう考えないと、あの旋回半径は説明がつかないヤネェ〜

色々考えるだけでもオモロイ・・・・


一つの仮定ですが

アスペクトの単葉機は、Uコンでは絶えずローリングの危機にさらされている・・・
たとえば、強風・角モノ・切替し
どんなに調整してもマヤカシでしかない、なぜなら高アスペクトだから
横安定は本来無視できるUコン、つうかワイヤー付けて振り回しているだけ
水平飛行だけなら主翼は要らない?
スタント飛行には揚力が必要なので、主翼を付けてるだけ
アスペクトにするのは、主翼の効率(揚力)を上げるため

そこで複葉の出番

2枚にすることで、1+1=1.3くらいにならない?
2枚にすることで、アスペクトを下げられないか?


2枚にすると抵抗増えるので、薄翼にすればエエ

薄翼は効率がイイ、だってペラも薄いほうがイイでしょ
薄翼は低速に強い、だってライトプレーンは薄翼



揚力ある胴体に低アスペクト複葉、


     これはトラクター型の未来型・・・・





アスペクト・ロングスパンの主翼はUコンには不向き?


なぜなら、全方向から風を受けるUコンでは外乱に弱くなる
ロングスパンの翼端にウエイト積めば、ローリングし易くなる
ワイヤー拘束され、遠心力が働いているUコンでは、横安定はラフでイイ?

注目しているのは低アスペクトショートスパン
翼面積はダブルの複葉で稼げばイイ?
胴体は長いほどイイ?

なざなら、ターンの把握がしやすくなる

Uコンスタントは・・・


C・GのHP見てたら発見!



このデザイン、カッコイイ!


W.マット氏設計

観念的にキャノピーをどうしても求めてしまう機体デザインではありますが
ジェネシスみたいなエアプレーンロボット思想?かな・・・・
複葉機特有のズングリ感がなくて、シャープなデザイン!
高性能を予感させる・・・・

このスタイルでF2Bスタント機だったらシビレル!

小半径旋回を目的とするなら、複葉機は仰角で2倍ブレーキが掛かるし
もしフラップがあれば主翼の揚力は・・・・・
考えるだけで、オモロイ
例えば、単葉機で20%の翼厚としたら、複葉なら10%でOKかな?
単葉ではどんなに工夫しても限界点じゃないのかな
この機体、テールは長いけどノーズは短い
RCでもジャイロ悪戯は深刻なのでしょうか?・・・・


それにしても、カッコイイ!


30年前にマットアロ〜を見た衝撃と似ている・・・・