2008スタント部門の総括



変なことして遊ぶうちにドップリ深みに・・・
ますますオモロクなってきましたヨン


Uコンスタント最大の敵は


ジャイロ効果だった


正直な話し、ジャイロを甘く見てたワナ
詳しい学者がムズイ話しして煙に巻いてるだけだと思ってマンタ!
エンジン機ではジャイロがボヤケてよく見えなかった・・・
理論は観念的で、ワケわからないことを屁理屈してるだけだと
マジに思ってマンタ!
電動で初めて実感?できましたが、それでも最初のうちは
「ジャイロ?、ホントかよ?」



同じ飛びにならない偶然性は
動力回転によるジャイロ効果とプロペラのプリセッション(サイサ運動)
そしてプロペラ回転自立性が原因
プロペラは低翼面荷重・高強度が全てである
どれだけ低回転数使えるかが勝負

よく最適翼面荷重なんてハナシになって
軽くても、重くてもダメなんて言うでしょ
コレにもジャイロが関係していると考えていまして
翼面荷重が低い機体はターン性能が上がると同時にプリセッションにも敏感に反応するワケ
軽いと風に弱いのは、プロペラに当たる風でプリセッション悪戯をモロに受ける
操縦し易いかわりに外乱の影響も受けやすい
結果的に操縦難易度が上がってしまう・・・・
ドッシリした据わりが無くなるカンジ
たぶんインドアUコンになると軽量と低回転がポイントになるはず
少々重い最適翼面荷重?であれば、外乱プリセッションに鈍感になる
でもそれはそれで、操縦難易度も上がる


低回転で使えるパワーユニットと軽量プロペラの開発
ジャイロ効果をキャンセルできる機体設計


それができないと・・・・・


堂々巡り(Circularity)を繰り返すのです。






モーターとエンジンによる飛行性能の違いは


プロペラシャフト重心位置の違いだった?


重心位置はプロペラハブの中心より前側がプリセッションを最も抑えられる
水平安定性・操縦性はプリセッションが支配している

コレが今年のトップニュース
電動とエンジンではなぜ操縦性が違うのか?
良かれと進んだ電動化はUコン操縦の本質にせまるヒントをくれた
良く飛ぶ、飛ばないは漠然とした大きな問題で悩まされた
機体設計での克服は先達の膨大なトライでも完全には解明されなかった・・・・
操縦性の良し悪しはいったいナンなんだ?
パワー設定だけでは解決しないオカルトの正体が見えたかな・・・・
もちろん、まだまだ不可解なことはたくさんありマンナ!
来年が楽しみ



動力を除いた機体の飛行性能は


姿勢変化による重心位置移動で決まる?


姿勢変化しても重心位置が変わりにくい胴体設計が必要
プラスで重心移動を飛行性能アップに結びつける工夫が必要


動翼の面積・作用角が話題にはなりますが、


エコブームにのったスマートのマネ?
かと思ってましたが・・・・
意のままに操れるハンドリングを目指した意欲作?

運転して楽しいのはクルマが「言うこと効いてくれる」こと

理想はミッドシップつうことデンナ!
このクルマ、軽量ゆえドライバーが乗車した時ミッドシップと同じ重心位置になる?
ドライバーをウエイト代わりに使うための軽量、そしてエコかよ
トヨタはIQ高い?


ワイドトレッドにすればエエつうもんじゃない・・・・
サファリで苦労させられた
そんでもワイドがエエ?


トヨタ IQ  よくよく考えると他メーカーをオチョクッてるんか?



異次元のハンドリング?、このクルマ凄いみたい・・・
この理論でスポーツカー作ると、フェラーリ・ポルシェになる?
運動性能は重心位置とその移動量、そしてジオメトリーで決まる
とかく話題はタイヤ・サス・エンジンというパーツ談議になりそうですが


キモは重心位置とバランス


余談・・・・
4〜5年前、仕事でトヨタ・ビィツとホンダ・フィットを同時期にレンタカーしたことを思い出した
比べると、ビィツのハンドリングと走行安定性が格段に良くてビックリしたことが・・・・
当時はクルマ改造に熱中していたこともあって
個々のコンディションの違いはあるにせよ
スタイル・車格は似ていても、設計が違うのかなぁ〜
なんてカンジました
トヨタはじめ普通のクルマには興味ないですが、
ホンダよりトヨタのほうが進んでいるのか?
まるでパナソニックみたい?







ワイヤーテンションは


遠心力 + 推力点と左右重心のズレで決まる?


エンジンサイドスラスト・ラダーオフセットは方便でしかない
ワイヤーテンション保持力は胴体側面形状で決まる


エンジンパワーで推力があれば多少強引でも機体は飛ぶ?
アマかった・・・・
左右重心とワイヤーテンションはかなり密接に関係している
重心位置を無視してエンジンサイドスラストやラダーオフセットで代用しようとしてもダメ!
翼端ウエイトを積むとローリングするから嫌う人がいますが
逆説的には、ウエイトは左右重心を調整しているだけですから
ウエイト無しで理想の左右重心になるのがベストでしょ
ここの関係を明確にできるかが新設計へのポイント

胴体中心に左右の主翼面積を考えるのでなく、左右重心から考える





これが今年の遊んだ成果かな?