特集  電動スタント機の調整  その1

日本選手権に向け、電動スタント機調整を特集 


果たしてマトモに飛ぶのか?


お願い、良く飛んでチョ〜だい


地雷踏むのは馴れっこですが・・・・・今回の地雷は相当なモンだw
こうなったら、地雷撤去でGO〜〜




ようやく本腰入れて電動スタントに取り組みます
初めて電動スタント飛ばしてから、はや6年以上も経ってしまいましたw
途中、エンジンー電動を行き来しながら問題の本質を探ってきました
サイサやプロペラ・エレクト、胴体バランスと上下重心位置の関係など各種キーワードが分り
問題解決への道筋が・・・見えそう
電動はエンジンに比べイマイチ感がありますが、一気に払拭できるようガンバリますっせ


電動の利点


デジタル制御ゆえ、エンジンのような神経質さが無い
音が静か(欠点でもある)ゆえ、都市部で飛行可能
正・逆回転の切り替えや、双発制御が可能
タイムオーバーが絶対にない
エンジンのように始動しなくなるコトがない
機体調整が楽、例えば1分単位で飛行を繰り返しながら短時間かつ重点的に調整が可能
燃料が無くなるまで待つ必要が無い
練習メニューが組める、例えば離陸してアワーグラスを連続で練習することができる
エンジンのように燃料液面の高さによる出力変化無いため、F2Bを通して練習する必要がない
苦手部分を重点的に練習できる
日進月歩で電池や制御系が進歩している


などなど、電動の利点は数多くあります



電動の欠点



ハッキリ言って良く飛ばない、ブッチャケ、飛ばし難い、パワー入れると水平飛行しない
最初の頃は目新しさがありましたが、見ていてツマラナイ
最大の欠点は、パワー漲る電動フライトが出来ないコト
エンジンのようなドラマチックなパフォーマンスが表現し難い
エンジンの官能的な響きが無いため、注目を集められない
初めは面白くても、エンジンに比べ趣味性が低い
保守的なF2B競技人種と合わない、電動の可能性が引き出されていない・・・


批判ではありませんよ
エンジン大好き・電動大好き・Uコン大好きw
RCは電動の可能性が大きく引き出されていますが、Uコンは未開拓状態・・・
エンジンをモーターに換装するコトだけに執着し過ぎてきたのかも・・・
ルール上でも電動が若干不利なのも気になる


問題点を整理しましょう!



ナンでプロペラ回すだけで違いが出るの?


全ての問題はこの一点に集約します
エンジンは単気筒の2サイクルが主流、電動はデジタル制御の多極ブラシレス・モーターですわ
回転する構造としてはブラシレス・モーターが圧倒的に優位


失敗例を挙げてみると


全てパワーUPによるデス・スパイラル


電動は非力に見える
つうか、パワーを上げられないのよ
パワーを上げると、操縦性が極端に悪化する
手に負えない、練習云々の問題じゃない
パワーを下げると、ドンドン飛ばし易くなりますが、見た目が悪くなるw
パイロットはイイと感じても、傍から見ると非力に見える
当然ながら、風にも弱くなる・・・
去年のKMAに電動ノーブラーで参加しました
1Rは無風でイイ感じでしたが、午後の2Rは風が強くなった・・・
そうなるとパワーを上げたくなるのが人情でして・・・
止めればイイのに、2%だけパワーを上げましたw
デス・スパイラルの始まりですw
パワーがチョイUPしたのはOKですが・・・、過負荷になった
過負荷になると、負荷が抜ければ(パワーUP)加速が始まる
強風と相まって操縦性が極端に悪化、宙返りはデカクなり、加速して接地寸前・・・
F2B通してカタチにするのがヤット(ほとんどメチャクチャw)


後日、過負荷を解消するためにデカ・モーターに替えた・・・



ご愁傷様、デス・スパイラルはいっそう急峻になり
水平ではイイ感じでパワーUPしたんですが・・・操縦性はデス悪化
調子こいてイキナリF2Bやったら、ナンと宙返りで地面に激突!
コッパ終了w


エンジンでは有効なスピンナー・ウエイトが殆ど効かない・・・・


つうか、あるポイントを境に急激にサイサが出て手に負えない・・・
軽量なクランクシャフトが如何に有効か思い知らされるw



ブッチャケ、このまま進んでもダメだ!



エンジンでは考えられない壁が電動にはあり、立ち塞がっている!



この壁をブチ破りたい!
電動が最もオモロイのはココなんよ



間違いだった? モーター選定



パワーを上げると(回転数を上げる)と操縦性が破綻


デカ・モーターはボツ!


重いアウター・ローターは特にダメ
回転上昇でサイサが急激に表れ、操縦性が一気に破綻する
できるだけ小さなアウター・ローター(軽量)を選び、低回転で使用すればOK


低回転・大パワーを目指す


言うは易し、行なうは難たし


エンジンから換装を主体に電動化が進んできたため
モーターならではと言う設定がムズイ
機体もすべてエンジン機から派生している
ブッチャケ、同じ回転数ならエンジンが有利!
エンジン機にモーター積んでも、エンジン機に敵わない
この考え方で行くと電動に可能性が無くなる・・・
そんなコトありゃしませんよ
電動は面白いw



ナンだかネェ〜〜、このモーターじゃ前と変わらないどころか、ヤバクね・・・・
失敗を重ねると、勘が働くようになるw

土壇場でモーターを交換しました

GT2826/06へ交換
GT3526/05より90gも軽いのに、KV値は同じ、3〜5セルも同じ
35mmローターとしては、かなり強力、見た目はかなり小さい
デカ・モーターはサイサが厄介、スピンナー・ウエイトにも限界があるw
ストレガはかなりデカイ、エンジンなら60パイプでビンビン回したいレベル
かと言って、デカ・モーター付ければサイサの餌食になる
半日悩みましたが、過去と同じコトすれば同じ結果になるw
GT2826/06は見た目40〜45クラスと同等ですが、スペックはかなり優秀
175gの小型モーターで2300gの機体が飛ぶか心配ですが・・・・
あえて交換しましたw(バクチよ)


ハヤブサのモーターもボツ!


どうやら、ハヤブサのモーター選定はじめ電圧設定も間違いのようだw
電圧優先、ペラ優先、機体の大きさ優先に拘り過ぎた・・・
モーターとリポを再考すれば、機体の軽量化を含め3500gはクリアできるかもしれない・・・
機体重量は3500gとすれば、3500gが飛ぶパワーがあれば十分だと気付いた
モーターは半分の重量、リポの電圧を下げ、機体に穴開けて軽量化・・・
選手権には間に合いませんが、シーズン後半に向け大きな希望が出てきたw





飛行調整開始!


モーター交換はかなり効いたゼ、エエ感じやw
電動は凄い、175gのモーターが巨大な機体を引張り上げるよ
電動スタント機のモーターには「余裕」は要らない、ギリギリ目一杯頑張ってナンボ
ちなみに、90gのスピンナー・ウエイトからスタート


飛行時間1分から始めます
リポも新品ゆえ、慣らしも含めてスロースタート・・・・
最近、落しグセが憑いているので用心しながら


水平安定の調整


まずは水平安定の調整、同時に主翼の傾きに注目します
水平安定は操縦ではありません(ハンドルは動かしません)機体調整で決まります
クルマの直進安定性と同じと考えてください
ハンドルを動かさない時、真っ直ぐ飛ぶように調整します


水平安定はプロペラ・サイサで決まります


ハンドルを動かさない以上、機体で動いているのはプロペラですわ
プロペラ軸が何らかのキッカケでスリコギ運動(サイサ)が始まれば、フラ〜〜フラ〜〜が始まる
機体の重心位置や胴体バランスは関係ありません
ちなみに、スリコギ運動が始まると抑えることができません(地球のサイサと同じ)
機体が水平に飛ぼうとする自立性がサイサを抑える唯一の力なんですが
サイサが治まるまでフラ〜〜フラ〜〜が続く、ベテランは必死に逆舵を入れて誤魔化しますw
無風ではサイサが起きるキッカケが無いため、安定していますが
そよ風がプロペラに当たるだけで、長周期サイサが始まるw



サイサは程度によりますが、スピンナー・ウエイトで解決します


ちなみに、ガルーダはスピンナー・ウエイトで救われましたw
その昔、「コレ、水平に飛ばないの?」とまで言われましたが
最近の大会では、背面9点が普通になりましたw
もちろん、ハンドルは持っているだけ、背面に操縦テクは要りません


もう少し詳しく書くと
ペラやスピンナー、回転数を変えても水平安定は変わります
つまり、水平安定はプロペラ回転部分に依存しているのです
エンジンの場合、絶妙な調整でサイサが最も少なくなるポイントを探します
ブッチャケ、サイサが最も少なくなるポイントが最も良く飛び
エンジンの場合、音まで変ります(滑らかで官能的なサウンドになる)


電動の場合、アウターローターがあまりにも重いゆえ
サイサが顕著に出やすいため、スピンナー・ウエイトで調整を追い込みます



スピンナー・ウエイトの作り方



大きめのステンレスお玉にクズ鉛(クズ鉄屋で購入)を溶かし、浮いたゴミをさらいます
ニードルスピンナ(長いヤツがエエ)の先端に流し込みます


こんなカンジで固まります
接着はセメダイン・スーパーX等で行います



重量を記録して水平安定をチェックします
ウエイトを外す時は、逆さにしてトーチで炙れば外れます
ウエイトを増減して不動の水平安定域を探します


水平安定は背面でチェック


正面水平がOKになったら、背面でチェックします
正面水平の場合、プロペラ・エレクトにより浮き上がろうとする力と長周期サイサが同期します
重力とは逆方向のため、スピンナーウエイトにより水平安定は出し易くなる
水平でOKでも背面ではスピンナー・ウエイトが足りなくなる
プロペラ・エレクトと重力が同一方向になる背面飛行は沈み易く
僅かなサイサで水平安定が乱れやすい(沈む方向から始まる)


単調ですが、短時間水平飛行を繰り返しウエイト調整を数グラム単位まで追い込みます
暇なので、水平・背面の高度が完全に一致するまでハンドル・ニュートラルを追い込みます
無意識にハンドルを持っているだけで高度が揃うように・・・・
しかしながら、コレは暫定調整でしかありません
この後、正宙・逆宙の大きさ揃えの調整でエレベータートリムを弄るので最終的なニュートラルはその後


サイサ調整が終わらないままパターン練習をしても無駄です
なぜなら、サイサ調整で機体の操縦性はゴロゴロ変わるため練習にならない
ブッチャケ、プロペラ選びに苦心されるのと同じ
プロペラが決まらないのにパターン練習しても不毛なのと同じ
スピンナー・ウエイト調整はプロペラ選びより遥かに飛行性能が変わります
最も、飛行時間1分ではパターン練習にはならないw



悩ましいウエイト調整


大まかなウエイトが決まったら、最後は各種ワッシャーを組合わせて微妙な調整をします
ベスト・ポイントに近付くと、震動が消え、回転音が澄んできますw
「ナンでよ」ワッシャー1枚で操縦性が変化して笑えますよ
Uコンの奥深さを実感できますw



電動サイサは悩ましく厄介
モーター・パワーを上げると、サイサがオツリとして戻ってくる
色々やって、マアマアかな?
パターン練習始めたら、大きい・・・良く考えたらワイヤーが短いとワガッタ
機体が大きいゆえ、ライン・トータルで20M位かな
非力電動じゃなく、サクサク、パワフルに行きたいガナ
ワイヤー作り変えてパワー上げたら(+2%)、振り出しに戻ったw


サイサが強くなり、プロペラ・エレクトも加わり、ダウンが効きにくい


電動迷宮への入口
ブッチャケ、水平安定が悪くなって正・逆宙の大きさが揃わないw
エンジンの場合、低負荷でイチバン気持ち良く回るポイントは一点だけなので
パワー設定はあまり悩みません、ブッチャケ、主導権はエンジン側にある
エンジン回せば自動的に決まってしまう
笑い噺じゃありませんが、ガルーダの回転数を測ったことは一度も無い
音聴いて飛ばしてイチバン・パワーが出る処にしただけw
「エエ感じ」ならOK

ところが、電動はファジーなんよ
もちろん、過負荷じゃダメだけど、最適値ってナニ?と言われると・・・・
リポの能力による部分も大きく、一概にモーター云々でもない
飛ばし易いポイントを探すと、非力にしか見えない


電動パワーって凄い!


と言わせる飛行をしたいw




UP/DOWNの効き方を揃える



エレベーター・トリム調整の噺に入りますが・・・



トリム量はパワー設定で変わるんよ



パワー設定と同時に小まめに弄る必要があります



UP/DOWNの効き方を揃える基本は機体の上下重心位置で合わせるのが基本



脚やタイヤはバランサーになる


脚部は軽量に越したことはない、言って見れば必要悪、離着陸のためだけに必要・・・・
永年そう考えていましたが、実は違うんですw
重たい脚ほど飛ばし易くなりますw
ウソだと思うなら、脚にウエイト積んでとばしてチョ、スグ分りますよw


プロペラ・エレクトを効果的にキャンセルするためのエンジン倒立であり
機体の低重心化設計は根本思想はUPを弱めDOWNを強くすることにあります
プロペラはクセモノでして、回転数(パワー)によってプロペラ・エレクトは変化します
低重心化は基本ですが、数値化し難い、なぜなら、機体重量(翼面荷重)とエンジン・パワーは変動する
機体製作者のレベルやパイロットの好みが複雑に絡み合うw
オリジナル設計を目指す時、ココが大トロになる


エレベーター・トリム調整はパワー設定で変化


世の中、そうそう理想どおりには行かない
ブッチャケ、理想の上下重心位置を設計上で示すことはできません、大体、この辺かな程度
つうか、理想は妄想でしかなく、必ずエラーが発生する
理想を突き詰めてもエラーが発生する以上、エラー補正は絶対条件になるw


エラー補正じゃダメ出しみたいなので


リアランス調整とでもしましょう!


エレベーター・トリムは機体調整のポイント
正確に製作してもクリアランス調整は必要
つうか、エレベーター・オンリーのUコンではエレベーター・トリム調整は最も重要なポイント
徹底的に調整しましょう



UP/DOWNの効き方はパイロットの感覚を基準に調整します


Uコン操縦とは、結果的にハンドルUP・DOWNをしているだけです
実に単純ですわ
ところが、操縦者によって感じ方が大きく異なる
ブッチャケ、プロペラ回転数が変るだけでUP/DOWNの効き方が変わる
Aさんは「舵が良く効く」と言い、Bさんは「舵が鈍い」と感じるのは普通の出来事
ハンドル操作の定量化は極めて難しいのが現状
言い換えると、他人はどうでもイイんよ、自分自身がどう感じるかが大事!
自分がイメージした大きさに正・逆宙が揃うまで調整しましょう


調整法


バッテン横8の字飛行


周回飛行ではなく、目の前でバッテン横8の字(S字)飛行を行いUP/DOWNの効き方を調べる
UPが強ければ左Sが小さくなり、DOWNが強ければ右Sが小さくなる
10回位連続して行い、機体のクセを確認してエレベーター・トリムを調整します
左右のSが自分の感覚と合うまで調整します
従来の考え方では、UPが強ければ弱く操縦、DOWNが弱ければ強く操縦するのが普通
機体に慣れるための練習が主でしたが、コレは機体を自分の感覚に合わせるための調整
ブッチャケ、機体に慣れる必要は無い、機体を自分に合わせればOK
電動の優位性は調整時に顕著になります
電動はエンストしません、設定した時間・パワーで安定動作するため調整に集中できる



頭上8の字飛行


離陸してスグに頭上8の字に入れます
連続7〜8回行うと、UP/DOWNのクセが分ります
頭上8は重力方向が45〜90度ズレるため、UP/DOWNの差が分り易い
同時にパワーレベルの確認もできます
ココでも電動の優位性が発揮されますw
エンストしないし、ガバナー効いて安定しているので調整に集中できますw
飛行時間を2〜3分にして、集中的に調整、下ろしてトリムを弄り、スグ飛ばして確認する
F2Bが可能なリポなら、2分なら連続3回飛ばせます



ココまでが第一段階の調整



パワー設定・水平安定・正・逆宙の大きさを揃えます


電動はエンジンと違い、マネする前例が殆ど無い
リポやモーターそしてアンプは日進月歩で進化している
ましてや、輝かしい実績のある定番はありません
ブッチャケ、定番を求める人には不向
すべて自分で考え、トラブルを発見・楽しみと捉え「今に見てろ!」と思える人にはピッタリ!
シンプル極まりないUコンですが、プロペラ回す方法がエンジンからモーターに変わっただけで
隠れていたUコンの醍醐味がブリブリw

Uコンの魅力紹介

完成して4年前にタイム・スリップ!


ハヤブサがボツになり、一時はどうなるかと思いましたが・・・
機体製作に手が慣れていたため、アッサリ修理してモノが出来上がったw
修理方法をどうしたモノかと悩んでいたのがウソのよう
気合が入っているとナンとかなるようです


サァ〜いよいよ飛行調整


修理に躊躇していたのは、手法だけの問題ではありません
ストレガ自体の飛行性能がイマイチだと感じていたコトもあります
オリジナルはチューンド・パイプ仕様ですが、ARFはノーマルマフラー仕様
Y田さんがキットから製作したパイプ仕様のストレガを飛ばしていて「イイ感じ」でしたが
ARF仕様のストレガで「イイ感じ」の機体を見たコトがない・・・・
初代電動ストレガは機首を詰めたお陰で悲惨な結果でしたし
修理前の2代目オッパッピイ〜も数回飛ばした印象は、「ナンだかねぇ〜〜」
ブッチャケ、一拍遅れの操縦性ですわ
ハンドル操作と機体の反応に僅かながら遅れを感じる、サクサクとリズミカルに行かない
機体重量は極限まで軽量化していましたから、翼面荷重云々ではない
機体に慣れればOKとも言えますが、本質的に違う感じ・・・
翼厚がデカ過ぎるとか、前縁がスルドイとか言われていますが、見当ハズレでしょう
修理して元のカタチに戻っても高性能になったワケじゃない


超難解?珍説爆笑、ココからがブログ本番!





事故車の板金修理w



カッコええ・・・


何気にカッコええ、ハヤブサには及びませんが十二分に個性的だ、捨てなくてヨガッタw
問題は飛行性能なんすが、色々と手直ししてるんで期待感がデカイw


結構上手く修理できましたw
老眼ならワガンない?
クリア・フィルムは厭らしいですが、案外上手く治りました
問題は飛行性能ですが・・・・見た目はOK
分解式は辞めて、一体型として主翼・胴体を接着しました・・・・




モーターのセレクト



GTシリーズからセレクト
カタログスペックに悩まされる癖に、実のところ回して見なきゃワガンネw
模型飛行機は電動花盛りですが、エンジンからの換装を前提に考えるとセレクト幅が狭い
CLスタントに限定してモーターを選ぶ時
電圧に依存する回転数の関係と、CLガバナー・モードの電圧制御定数が不明なため
モーター選びには苦労しますw
デジタル制御のブラシレス・モーターですが、各種制約条件がありムズイ!
ムズイからオモロイ!とも言える





KV値ではなく、RPM/V値として明記されている


理想を言えば、アウターローターが限りなく軽量でアウター全長が短いこと
エンジンのクランクシャフトに比べて、アウターローターは重い
ブッチャケ、回転軸重量は操縦性に直結しています


電動は飛ばし難い!


回転軸重量はサイサ(スリコギ)をデカクする
電動はエンジンに比べ数多くのメリットがありますが、エンジンの操縦性を抜けない・・・


ブッチャケ、エンジンのほうが飛ばし易いw


だから電動はオモシロイ!


電動とエンジンの違いは回転軸重量の違いですが
この本質的問題を原理からクリアできれば電動は圧倒的優位に立てる!
つまり、重量差をキャンセルする手法さえ分れば電動の優位性が発揮されます









JJJ.AJAPA〜〜



電動機はバッテリー含め3.5Kgだと


つうワケで、プロジェクト中止!
EP・ハヤブサは早熟だったw
ブッチャケ、今後ルールが変わる可能性大ゆえ、時期を待つかw
ガルーダも重量測ったら、およそ4Kgありフィルム剥がして軽量化しても不毛w
選手権まで1ヶ月を切った・・・・手持ちは全てガラクタw



サテ、どうすんべ!


4年放置プレーしていたオッパッピー(ストレガ)を修理することにしましたw
その内、捨てようと物置に放置していたのを思い出し、60クラスじゃん、急遽ホンバン機に抜擢!
D級合格した陣風を予備機としてオッパッピーで行きヤス
最近のARFによくある胴体中折れで落ちました
4年前は、軽量化に拘っていたのが笑えますw
オッパッピーはマトモに飛んだ実績が無く、好都合だわ、ブログにピッタリ!
選手権に向け現在の考えでセッティングを出していきます


モーターは剥き出しに変えました

オッパッピーはハヤブサの前身になる電動スタント機として製作しましたが
失敗の連続でマトモに飛んでいません
初飛行でモーターが燃え、九州FMA大会前日練習で胴体中折れ・・・・昇天w
お陰でFMA大会は、F2Bアドバンス優勝の越智まで頂きましたw
せっかく九州まで来たんだからと山崎航空機のスタント機をレンタルさせて頂き、良く飛んで優勝!



胴体が中折れする時、主翼に喰いこんだ・・・・
小破レベルですが、イヤな処が壊れたよ、修理を考えあぐねる内に放置に至った
さて、どうすんべ



ブッチャケ、普通に治して、グラスで補強でオシマイw


4年放置してコレかよ、そんなモンですw
機体の修理は、アタマを冷やしてからヤレ!
35年前に先輩から教えて頂きました、機体の修理は復元とは違い性能維持が前提になります
その昔、教えられたのが修理しても元の性能には戻らない
修理することで重量が増え、その重量が慣性となってスタント性能の低下になる


ブッチャケ、慣性とは性能低下!



そんなコトありませんw
修理して部分的に重くなると、バランスが崩れる
プロペラ・バランスと同じに考えればOK
機体の前後・左右のバランスが崩れたら、反対側にウエイト積んでバランスを取ればOK
大抵の場合、修理すると重量増加で慣性が発生して性能低下すると考えられていますが
大幅な重量増加ならありえますが、部分的な修理による重量増加は大した問題にはなりません
翼面荷重の増加に当て嵌めれば分り易い・・・
体験的に修理した機体は元の性能に戻らないと実感しますが
悲観するのではなく、バランスを取り直すと考えれば活路が見出せます
しいて言うなら、何処にウエイト積むかでバランスが決まる
積極的なウエイト付加は好バランスへの第一歩になる








もうすぐARC〜♪


フルスペックの旗門は機体重量


2Mスクエアの機体の大きさを狙うと、機体重量が旗門になる
全幅2Mの主翼を考えると、翼面積100デシが視野に入りますが
燃料(電池)を除いて3500gとすれば、翼面荷重35gになる
面積100デシで、翼面荷重35gなんてアリエナイ!
仮に半分の50デシで1750gのスタント機を作るのは至難の技になる
ルールとは規制だとすると、2Mスクエアで3500gは大きな旗門になる
ガルーダは3800gあるのでFAIルールから外れる(正式競技には使えない)
軽い機体が有利だと考えられていますが、機体重量の規制は機体の大きさを規制する結果になっている


軽い機体が有利なら、重い機体は不利になる


不利になるなら放置すればOKとも考えますが・・・・・
ルールは機体重量を規制しています
3500gなんて楽勝だと思われますが、2Mスクエアで考えるとムズイ!
ARC直前で重量測ったら、2000gチョイで黄色信号が点滅しているw
モーター及び周辺機器と脚や金属部品の合計は1000gを越える


ドキドキしてきたw


慌てて色々重量測ったら、フィルム貼る前で3300gもあるよ
オラライト貼って3400g位を想像していましたが、ボツ!
ケルトンで行きますw ブッチャケ、フィルム貼る必然性が無い それにしてもデカイし重いわ
重量クリアは楽勝だと思ってましたが、マジでヤバイ









翼面積100デシあるぜ


91ガルーダは90デシでした、サブロク発泡スチロールの短辺を片翼に使用したので
全幅は1850位でしたが、今回は2Mに拘り全幅1980チョイ
平均翼弦は500チョイあるので、公称100デシ(世界最大のF2Bスタント機)





機体がデカイため、作業の殆どがアウトドアだお、外は暑いよ・・・・

まさか真夏の炎天下、屋外で飛行機作るとは考えなんだw
まるで日曜大工みたい・・・
単体部位なら室内でもOKですが、一体で組むと部屋じゃ狭い・・・
ベースはガルーダですが、全体のバランスはイイ感じでしょw
流石に2機目ゆえ、ガルーダよりは軽いし洗練?されている
想定しているペラは18〜20インチですが、まるでクルマのホイールみたいだ



風立ちぬ・・・映画館で観ました


近年の宮崎作品の中ではダントツ!
宮崎駿ベスト5に入ります
ファミリー向けのアニメではありません!
飛行機好きなら、紅の豚を抜く大感動で涙がでました
チケットが安く感じました
飛行機設計の魅力と反戦メッセージそしてラブストーリーがミックスされた優秀作品です
宮崎駿のプロペラ飛行機に対する愛情は並大抵のレベルではありません
零戦(USAの52型)を買おうしたエピソードが実感できます




絶対的自信をもってお奨めします!










猛暑で炎天下、選手権に向けて気合入れて遊んでますw
ちなみに、日中はエアコンは一切使いません、水分補給と扇風機のみ
クルマのエアコンも使いません、窓全開で凌ぎますw(バイクに乗っていると思えばOK)
夏は暑いと決め、体を暑さに順応させます、お陰で、かなり慣れましたw
文明社会は、清潔で快適だと思われがちですが、各種アレルギーを誘発したり
我々オヤジには、加齢もプラスされ免疫力低下が助長される



センターがNACA0025、翼端がNACA0018の翼厚テーパー
プランクが終了、タタミ半畳もあるのでバルサが大変w
接着剤は3Mの77(スプレー糊)と部分的に両面テープ(不織布強力タイプ)
肉抜きは一つ穴でゴッソリ抜きます、肉抜きだけで60スタント機の分はあるw
一見、強度が落ちそうですが、ベルクランク軸が一本入るだけで剛性がでます



ベルクランクの台座は2mm航空ベニア、軸は5mm全ネジ棒
ベルクランクはセンターではなく、シフト+ホーン軸を嵩上げして差動を抑えます
フラップホーンのストロークは40mmに対し、ベルクランク側で25mm嵩上げ
トータル15mmの段差でリンケージ






ヒンジはロバート



IMのLヒンジが絶版になり、悩みましたが、ロバートを選びました
大型RCでは定番ですが、大型Uコンに使えるかテストします


バルサは木村バルサ


大量の良質バルサが欲しい時は、木村バルサに発注します
カタログの品番を列記してFAXで注文すればOK、揃うと連絡が来ます
検品含を兼ねて工場に行きますが、その場で不満を言えば交換OKで在庫をゴッソリ出してくれます
「ご自由にお選びください」モード
特にS〜SSグレードの選別にも嫌な顔は一切せずに対応してくれます
軽いバルサを目的にワガママ言っても、快く対応してくれます
あまりに対応がイイので恐縮するほどですW






モーターはコレだ!



E−MAX GT5325/11



KV値は260


超大型CLスタント用モーターなんて設定はアラヘン・・・・
ブッチャケ、人柱になりトライ&エラーを繰り返すしかないw
マネする前提が無いゆえ、全て自己責任の領域ですが、コレがオモロイ!
見えない理想を求め、徹底的に考える、常に考える、そして考え続ける、失敗しても諦めないで考える
考えるにあたり、問題点を書き出し、細分化しながら、たの事例に当て嵌めて考える
成功した前例に習うなんて趣味の大トロ捨てるみたいなモン
成功事例が在るとしても、より成功する切り口が無いか考え続ける
成功事例を分析してもダメ、勝手なコジ付けと拡大解釈に繋がりトンチンカンな理論になる
答えの無い問題に対して考え続けるコトは、大きな苦痛になります
どうしても成功事例をマネするようになってしまう・・・・
マネは悪いコトではありませんが、勝手な拡大解釈をしても本家を抜くことは出来ません
仕事柄、常に考え続けるコトは慣れているので、Uコンを考えることは、仕事の気分転換にもなります


Uコンとは


身体のスポーツであると同時に、アタマのスポーツだと考えています



電圧の設定


18〜20インチの逆転ペラを5000rpm以下で回したい
エンジンの感覚だと低回転に見えますが、20インチが5000rpmで回ると恐ろしいパワー
50CCガソリンエンジンでも20インチを5000rpmで回すことはムズイ
電動ならではの低回転・高トルクを存分に生かしたい、低回転を狙うのはサイサ対策でもあります
エンジンでは実現できないパフォーマンスを目指します


KV値は260だとして回転数(5000rpm)から電圧を逆算すると


5000 / 260 = 19.2V



効率低下を考えなければなりませんが、デカ・モーターの実測データはありません
デカ・モーターは効率が上がるので、小型モーターのデータは使えません
プロペラ負荷や発熱などヤヤコシイ、アレコレ考えても不毛なので無視しますw
ブッチャケ、回せば分かるので後で考えればOK


リポは6セル(22・6V)に決定!


ブッチャケ、6セル(22・6V)ですが、1セル(3.76V)換算です
リポは満タンで4.2Vあるので、6セルでは25.2Vになる
リニア・スロットルのRCなら、指先で回転数をコントロールできますが
CLガバナー・モードはRCヘリからの発展ゆえ、電圧設定で回転数が決まる
CLタイマーでパワー設定できますが、実質的には回転数は僅かしか変りません
ココら辺りの理解に数年も掛かったw(アタマが硬いワナ)
ヘリはガバナーモードでピッチを変えられます、ピッチを変えても回転数は一定にしたい
Uコンはガバナーは効かせた上で、回転数も任意に変えたい
電動RCヘリのソフトを流用したCLガバナー・モードですが、似ているようで実は別モノ
たまたまケースが似ていて流用できても、新たなケースでは流用ではなく一から考える必要がある


タイマーのパワー設定は、エンジンのニードルとは違う!













前例や参考にする機体が一切無い(ガルーダが参考w)、つまり解放区であり、醍醐味三昧w
飛びを想像するだけで、酒の肴になるワナ
ちなみに、胴体高さは400mmになります、18インチ・ペラ(460mm)を使っても
プロペラ後流の中に納まる設計になっていますw
プロペラ・パワーをどう生かすか、ご存知のとおり、スタント機はプロペラで大きく変わる
機体の設計以上にプロペラによる飛行性能の変化が大きい、良いプロペラとはナニか?
言い換えると、プロペラで変わる飛行性能なんてアリエナイ
プロペラ・パワーを積極的に生かすにはどうしたらイイ?



機体の諸元制限・・・


制限(ルール)の基本とは、越えると優位性が上がり公平な勝負が出来なくなるため、最大値を規制するもの
エンジンの排気量しかり、越えると競技の公平性が失われる
最大パフォーマンスを狙うなら、制限ギリギリで戦うことは基本になる
スタント競技で小型エンジンの係数が上がるのは不利になるコトへのハンデキャップ
もちろん、不利を利用してハンデを優位に使う手法は当然ですが・・・
35・45・60と大型化したスタント機ですが、何故か91を使う人は居ません
機体の諸元についても同様、皆と同じでないと不安なの?大きな機体で参加する選手は殆ど居ません
つうか、試作レベルで実験する人すら居ません


同じ機体で僅差を競うコトが重視されている


新しいコトにチャレンジすることはリスクを伴いますが
リスクを避ける事が優先され、リスクにチャレンジすることが評価されない
言い換えると、既に完成されたシステムの如き、新しいカタチは無いと思われている
新しいカタチが無い以上、チャレンジ自体が不毛だと思われている
オマケに新しいカタチを評価する土壌が無くなっている
マネするコト、見た目同じ、特徴の無い飛行機で僅差を熾烈に争うアソビ
まるで腐った模型飛行機だ、Uコンはビンテージ・ワインかよ(納豆じゃあるまいし)


Uコン・スタントは腐った競技?


腐った遊びで人生無駄にするつもりはありませんw
可能性を信じているからこそ、人生を使う意味がある










リンケージの製作



ベルクランク


3mmガラエポで製作、軸受けは6mm真鍮パイプに金属プレートをロウ付け
120−35のストローク、ハンドル(自作)のピッチは120でダイレクト感を狙います
リードワイヤーはグロメット大と軸受けとして4mm真鍮パイプを使い金属疲労を防ぎます
ブッチャケ、練習量が少ないので耐久性云々は関係無いとも言えますがw



フラップ・ホーン


K&S4mmピアノ線を使ったゴツイ構成
ステンレス板とロウ付け、ストロークは40、フラップへの取り付けはラッキー・ボックスを使用



エレベーター・ホーン


3mmガラエポで製作、ストロークは40
ロッドの軸受けはデュブロのモンスター・ボール・リンク(3mm)を使用



写真で見ると、バランスがイイので大きく見えませんが、実物はかなりデカイw



余談を一発!


先日、福井で行われたプレ日本選手権大会に参加してきました
大会会場としては、絶好のロケーション、山間部ゆえ、風が吹くとメチャクチャになるのが面白いw
ガルーダで参加しましたが、3月の初心者Uコン大会以来練習ゼロ
ガルーダに触るのは中部大会以来、今年初めて、天井から下ろして雑巾で拭いただけ
燃料が心配でしたが、去年の残りが2L弱あり「ナンとかナルかなぁ〜〜」
前日が、KMA大会で終了後に練習可能だと言う噂を頼りに強行参加・・・
大会終了後、5回の猛練習、順位はどうでもイイ、とりあえずF2BできればOK
当日は、練習含めて強引に目慣らし飛行に立候補w
目慣らし飛行の目的は、ジャッジペーパー解析を行うのが目的でしたが・・・・
時間が無く、ブログに公開できていません


チラッと書くと


目慣らし飛行の得点はダントツで、競技結果はイマイチでした
私の感覚で言えば、目慣らしより競技のほうが出来が良かったと思いますが
競技の得点と目慣らしの得点がかなり違う・・・
採点競技を分析する難しさを包含していると感じましたw













デカ・モーターの使いこなし・・・


電動ならではの特徴は低回転・高トルク
エンジンでは絶対に出来ないパフォーマンスが可能
エンジンの代替ではなく、モーターならではの領域を追求する必要がある
理想は高いが、現実問題としてトラブル続きのデカ・モーターですが・・・・


ようやく問題点に気付いたw


書くと、笑っちゃいますが・・・


回転数は電圧で決まる!


アタリマエのコトに気付かないのが人生ですわw


電圧が高すぎた!


モーターのKV値を基に回転数を算出してきました
ブッチャケ、CLガバナー・モードでスタントするなら、パワー設定より電圧設定が優先されるべき!


低回転・高トルクを狙うなら


KV値に拘るより、低電圧・高電流だろ!


8セル(30V)に拘りすぎたw


電圧が高いため、CLガバナー・モードで使用するとパワーが出すぎてトラぶった・・・・
タイマーのパワー設定を下げても、電圧依存の回転数が下がらない
基本的にデカ・モーターは効率が上がる
其処へ電圧を上げると、CLガバナーモードでは回転数が下がらない・・・
アタリマエのコトが分らなかったw














ようやく製作開始!  余裕だぜw



フォームの切り出し・・・

ガルーダ製作で使用した弓が再度登場、8年前に製作しました
AC100V変圧器は照明用調光器を流用、熱線は0.6ステンレス・ワイヤー(ガルーダのワイヤー)
手元スイッチを新たに付けましたw
発泡スチロールは160倍で150mmのサブロク板を梱包材料店で購入(5700円)
フォーム翼の切り出しはUコン技術に書いてある通りでOK
若干のコツが要りますが、何回か切り出せば自然と身に付きますw
流石にデカイので一人じゃ無理で・・・オクサン煽てて2人で切り出しましたw
60クラスなら一人でOK、テーパー翼でも慣れればノープロムレブ
小型機だとフォーム翼のメリットはありませんが、デカイ機体はフォーム翼が有利になる
軽量云々ならバルサ組みですが、手間・コストで見ればフォームが断然有利&ソコソコ軽量



サァ〜〜、ガンガン行きマッセ!
8年前は分らないコトが多過ぎて、手探り状態でしたが、現在はハッキリとした理論で意志決定できます

















ヨッシャ〜、富士山に登ろう!



スピーカーも作った事だし、世界遺産にも登録された事だし
そんだば、登るしかないだろ、つうワケで・・・イッパツ登ってきやしたw
どうせ登るなら下から行くべ・・・


吉田ルート馬返しからスタート!


富士北麓駐車場にクルマを入れ、タクシーで馬返しまで・・・
吉田ルートの浅間神社から馬返しまでは舗装されています
遊歩道はあるものの、車道の脇を歩いてもイマイチだと考え、馬返しまでタクシー
なんですが・・・・もし行かれるなら、中の茶屋から歩くのがお奨め
白樺林の中を気分良く歩けると思います
馬返しとは、その先が急坂で馬を引けないから付けられた名称です・・・



さぞかし急な坂だと期待しましたが・・・・楽勝ハイキング・コース
登山道は整備され、危険な感じはゼロ! 一本道なので迷う心配もゼロ!
高度が高くなるにつれ、気温が下がっていきますが、今は真夏ですわ
富士登山は5合目スタートがメジャーですが、足慣らしを含め1合目からもGOOD!
3時間チョイで5合目到着!
中の茶屋から4時間、浅間神社からだと5時間



ココはお奨め・・・


5合目(6合目)の星観荘で一泊しました
時間がタップリあるので、周辺の散策とスバルライン5合目まで往復して高地順応をします
シーズン中の吉田ルートの山小屋は6合目以上は数十万人が通るゆえ、慌しく、詰め込まれますが
ココはのんびりムードでアットホームで食事も美味しい、焼酎が美味かった・・・
ビックリしたのが、団体客対応で屋外BBQをしていたコト、山小屋で屋外BBQはアリエナイよ
タブン、日本でココだけデショ・・・・
確かに、食事を作るより大量のBBQは効率がイイ上、美味しいワナ
生ビールでBBQする団体さんが羨ましかった・・・
お奨めのポイントは、NHKの番組収録スタッフが定宿としていること・・・・
部屋も比較的ユッタリしていて、よく寝れました



キレがイマイチのご来光ですが・・・・


午前4時スタート!



ご来光を眺めながら頂上アタック開始!



朝日に照らされる富士山


吉田ルート全体を見渡せます
頂上までタッタ5.6Km(クルマなら5分)ですが、6時間以上掛かります



弾丸登山


夕方から入山し、夜通し登って頂上でご来光を拝み、夜明けと共に下山・・・
極普通のパターンに見えますが・・・


夜中に登る山は富士山だけ


夜明けの人間大渋滞&真冬並みの気温を避け、昼間ノンビリと登ることしました
登山は中高年のブームですが、昼間の富士山は外国人観光客(3割位)と若者が大半を占めます
天候は晴れですが、下界は曇天ゆえ景色は一面雲海、遠くに八ヶ岳の一部、南アルプスの一部が・・・



本8合目(3200m)まで7時間弱・・・・


ココからが本番、胸突き八丁
一段と酸素濃度が下がるため、足が前に出ない、この段階で高山病を発症すると、登れなくなる・・・・
頂上の鳥居が中々近くにならないw「か〜〜なり苦しい」笑ってる場合じゃない
標高はたった3500mですが、オヤジには7000m級に感じられるw
昼間とは言え、登山道は人で溢れ頻繁に渋滞が発生・・・



合計10時間も掛かった・・・・


時間は午後2時だよ・・・マイッタw
頂上お鉢巡りと剣が峰(標高3776m)到達は断念・・・


一休みして、下山ルートへ・・・
下山も長いよ〜〜、3時間半の下り地獄、スバルライン5合目到着は5時半



歩き始めて13時間半、足が売り切れた!



富士山バンザイ!











ヤバイよ・・・選手権まで時間が無い


悩ましいモーター選び



ココがムズイ・・・・
前例が無いので、独自理論で選びだすしかないw
前回のデカ電動機はモーター選定に失敗がありました
KV値が高く、回転数が下がらなかった・・・・
CLガバナー・モードでタイマー設定のパワーを下げても回転数が下がらなかった・・・・
回転数設定モードも試みましたが・・・・途中でコッパw
KV値間違えると、FMAタイマーが宝の持ち腐れになるw
スロットル・コントロールなら問題無くても、ヘリのガバナーから発展したCLガバナーは
回転数設定がKV値に依存しています
スロットルが無い代わりに、回転数=電圧*KV値で決まってしまい動かせないw



電圧は8セル(29.6V)
ICEアンプのCLモード(ガバナー)を使うとして
20インチ・ペラを5000rpmで回して飛ばす


20インチが5000rpmで回ると恐ろしいパワーですw
まさしく電動パワー炸裂、エンジンでは絶対に到達できない低回転大パワー
回転数を下げる(高ピッチ・ペラ使用)ことで、同時にサイサも抑え込むの作戦



KV値は 5000 / 29.6 = 169



KV値が170以下のデカ・モーターで20インチ・ペラを回します


そうすればFMAタイマーが普通に使えますw















フル・サイズ電動F2Bスタント機


E・ハヤブサ 始動!


スケッチ完成・・・・


ウンチクを少々・・


翼型は中央がNACA0025、翼端側がNACA0018の翼厚テーパー
翼端に向かって抵抗低減を狙いつつ、プロペラ後流の中は厚翼で効率UPを狙います
中央部に厚翼を採用する事で、水平・背面の舵の効き方を揃えます(後日詳しく・・・)
アスペクトを低くすることで、姿勢変化による揚力の斑を減らします
姿勢が変化すると、胴体前後のバランスが崩れ事実上のバランス・ポイントが動きます
以前、重心位置が動くと書いて大騒ぎになった案件ですわ
アスペクトを低くすることで、翼弦上の揚力斑を減らすことが可能
アスペクトは姿勢変化に強くなる
バランス・ポイントがズレても、揚力発生の斑が小さくなりターン性能が向上する
ブッチャケ、機体は主翼で飛んでいます
どんなに胴体設計が優秀でも、主翼の性能以上にならない
主翼の性能とは、ターン性能ですわ
設計の根幹は、主翼の性能をいかに発揮させるかに掛かっているのです
優秀な主翼を設計し、その性能を如何なく発揮できる胴体と水平尾翼を作る
主翼の持っているターン性能を超えると失速が起きる
操縦以外の力(バランスが崩れる際に起きる力)が働くことで、主翼のターン性能を超えてしまう
従来は、慣性力とか言われてますが、バランスが崩れることで発生する力であり
バランス向上で影響力はかなり低減できます
主翼が踏ん張れるようにバランスのイイ胴体を設計し、調整する
翼端部分は平板を使い効率UPを狙います(ウイング・レットと同等を狙う)逆転の発想w
アスペクトで厚翼とくれば、主翼効率低下が顕著になるわな
それがどうした?とも言えますが、平板翼端で対抗しますw
ウイングレットはUコン・スタント機には使えません、なぜなら、全方位から風が当たるから
翼端に平板つけて効率UPを狙います
機体構成はガルーダに準じた構造とし、後日に切った貼ったを前提に製作
悩まされる水平尾翼は交換可能


F2Bはクラシック音楽演奏と似ている


クラシック楽譜のように、パターンは大昔から変わらず、ルールが若干変わっただけ
つまり、皆で同じ曲を演奏してその優劣を競い、点数をつけて順位を争う
演奏する機体も、似たようなモノばかり、上位演奏者は僅差で争っている
今更言ってもナンも変わりませんw F2Bとはそう言う競技なのです
タダ言えることは、スタント競技には独特の快感があり、上手く飛んだ(演奏できた)時
脳内に快感物質が溢れ出し、エクスタシーを実感できるw
逆になると悲惨ですが・・・・
古典であるF2Bを真剣に取組もうとする時、目標を何処に掲げるかが一つのポイントになります
高得点を出すことはもちろんですが、マネの延長線上にある得点には興味がありません
ナニより、いい歳してマネなんか面白くない、F2Bはスポーツと同時に科学模型遊びと解釈します
独自理論は失敗のリスクがありますが、破産するワケじゃなし、失敗は大いに楽しめる
趣味とは結果ではなく、その過程に楽しみがある
身体的トレーニング+独自の理論の追及のダブルで楽しめる
同じパターンで競うからこそ、より深く考え、新たな糸口を探し出したい
スタントはワンパターンで単純なように見えて、実は深遠な世界が隠れている


目指しているのは、個性の演出・表現


同じ曲を演奏するからこそ、上手い・ヘタ以外に個性が必要


機体の大きさは、ガルーダと同等・・・


設計のポイントは


胴体バランスとプロペラ・サイサ


姿勢変化によるバランス崩れを小さくし
プロペラ・サイサを抑え込む



バランス向上とは、ウエイト付加を意味します


タイヤのバランスを取るのと同じだと考えています
問題は何処にウエイトを付けるか?
姿勢が変化した時、バランスが崩れて操縦以外の力が機体に働くことを軽減する
ノーズを長くしてバランスを向上させ、テールにウエイト積んでバランスを仕上る



FX91(エンジン)のサイサは、スピンナー・ウエイトで改善されましたが
デカ・モーターのサイサはスピンナー・ウエイトでは改善されません
つうか、何百グラムにもなるウエイトを積むこと自体がマズイ、2次トラブルの原因になる


天狗スピンナー


本格的な天狗スピンナーを試作してテストします



天狗の長さでどうなるか?
長くすることで、ウエイト量を減らせるかもしれない?
ブッチャケ、ココが上手く行かないと、デカ・モーターワールドは無くなるし
Uコン・スタントで電動は認知されない
巨大なアウター・ローターはスタント機に使えない
もっと言えば、電動大パワーを使えるか否かの瀬戸際になる
プロペラ・サイサを突破して、新たなワールドを創設したい



主翼のテーパー比


Uコンは、エレベーター・オンリーゆえ、テーパー比は不要(意味無い)
スタント飛行中に主翼テーパー比が必要だと思われるパターンはありません
逆に、スパン全体で揚力を安定して稼ぐ意味でも、矩形翼が適している


大問題点が1つ・・・


練習機みたいで


カッチョ悪い


のは、さておき


リードアウト位置調整範囲が小さくなる


リードアウト位置で重要なのは、上下位置と前後位置ですが
前後位置、特に前進方向で調整範囲が小さくなります
フルサイズの機体はワイヤーテンションが大きく、リードアウト位置はシビアになる
と言うワケで、ほんの少しだけテーパー
そんでも、タタミのようにぶ厚くなるので、翼厚を25〜18%とテーパーつけましたw







ハリケーン台風倶楽部発足


大型スタント機のキット購入は33年振り(三ツ星スーパーハリケーン)w
改造すると大目玉喰らいそうなので、33年前を振り返り、真面目につくるつもり・・・タブン?

早速入手、図面広げてみると・・・・
全長が15mm、水平尾翼がちょいデカ
リンケージもオリジナルと現代仕様の2パターン
フラップは平板

当時は、キットはともかく4Bのオリジナル図面はCHAC極秘図面だった
一体キットとナニが違うのか?
後継機の5Bとの比較はどうなのか?


高校生ながら興味は尽きませんでしたw
つうワケで、33年経って原氏に質問しました

「歴代スーパーハリケーンでイチバン性能良かったのドレすか?」


「初めての世界戦に向け練習していた4Bが忘れられない」



だそうです
5Bかと思ってましたが、意外や意外



同時進行の電動スーパー・ハリケーン18









2013全国初心者Uコン大会


陣風 第一種攻撃戦果発表


離陸から逆宙まではエエ感じだども、係数が上がった途端、点数が顕著に下がる
貼り付き含め4Lも猛練習?したのに、角モノのグレードが上がらず全体の流れが作れていないw



木村飛燕35モデファイ+ENYA32SXのオンリーワン仕様


得点は無難つうか、パットしないワナ
しいて言えば、背面飛行(操縦しない)が高得点w
なんですが


D級検定申請したら、合格!


ラッキ〜〜♪、なんだか得した気分w



第二種攻撃戦果


大会直前に・・・やってもうたw
それにしても、最近は落としてバッカw
緊張感が足りんのか


つうワケで、陣風が御出陣、係数0.8の壁はハンパじゃないw




係数の壁に全く歯が立たない・・・・


来年は09クラスで行きまっせ!



木村和郎09スタント機の徹底研究を特集予定









ウエイトの重要性


ウエイトを積む(重くなる)ことは、ハンデだと思っていました
実績のある機体なら尚更、軽く作ってナンボの飛行機、ウエイト積んでどうすんの?
重い=低性能という固定概念が重く圧し掛かるw


でしたが・・・


ウエイト積んでバランスさせる


軽くてバランスが悪いより、多少重くなってもバランスがイイほうが高性能


どうしても翼面荷重で決まる旋回性能という方程式に拘わってしまう習慣がありますが
バランスが良ければ、従来の翼面荷重による性能差は関係なくなる



旋回性能はパワーで決まる!


余談ですが・・・・


ノーブラーはスロースタントだったのか?


スタント機設計のバイブルであるノーブラー
設計図から見える本当の姿、果たしてその飛びの理想とはナニか?
何故、エンジン別による重量指定が記載されいるのか?
重量指定とは、翼面荷重の指定とも考えられますが
パワーが大きいエンジンほど重量が重く設定されている


現代の感覚に置き換えると
できるだけ軽量に製作し、エンジンはともかく、プロペラとエンジンパワーを調整して
上手く飛ぶポイントを探す、全体重量は軽いほうが有利となる


ノーブラーの設計図には、現代とは全く逆の考えが記載されている


ワイヤー長の指定が無く、プロペラや回転数の指定もない
エンジンによる全体重量の指定が図面に記載されている
周回ラップタイムはおろか、ナンも書いてない


ノーブラーを古いスタント機として見るか、ミステリーとして読むか











ダブル・エントリー♪〜



嗚呼、カメラ(特にレンズ)性能悪すぎ



単純に1大会で2種目エントリーと考えれば、沢山飛ばせて楽しいですが・・・
スタント2種目となると集中力の問題や、機体の違い(性能)もあり
けっこうシンドイw
陣風でイライラして唸ってますが、1年ぶりにキングフィッシャー飛ばしたら目が廻ったw
スタントはツマラナイようで結構オモロイw  いや辛い






量子力学して遊ぼう


グロー燃料のイオン化



ラジウム・セラミック・ボールを使用して、グロー燃料のイオン化実験
メチル・アルコールのイオン化により、出力特性が変化するか?
ちなみに、自動車ガソリンのイオン化も実験していますが、殆ど変化ありませんw


たぶん、ガソリンの中に水分が入っていないからだと思います



0.92μシーベルト/hの放射線量では年間線量は8ミリシーベルトとなり
国の安全基準を大きく超えます、なんですが
放射線は数センチしかと飛ばないので触っていなければナンも問題ありませんw
ステンレスの網に入れて燃料缶の中に落とします


まずは仮定から・・・・
アルコールのイオン化は考え難いと思いますが
アルコール中の水分はラジウム放射線でイオン化されるハズ・・・・
イオン化した水分が気化され、同時にアルコールが燃焼すると





上下重心位置の重要性



軽いタイヤは百害あって一利なし


脚部はどうしても重たくなる・・・・
つうか、軽量化し易い部分でもあります
ナンですが、軽い脚部は百害あって一利なし、ですわ



エエわエエわでついに100g突破w    かなりエエ感じや



上下重心位置を変えると、UP/ダウンの効き方が変わる


重心を上げると、UPが強くなり



重心を下げると、ダウンが強くなる


ナンですが・・・・
全てオリジナルで設計する場合はともかく
実績のある機体やそのモデファイならそれほど大きな問題にはなりません


つうワケで


小さな問題について解説します


例えば、こんな経験したことないですか?


リバースの引起しで半周している最中に高度がジワジワ下がる
この場合、引起しが高くて半周する間に1.5mに近づける任意の操縦じゃありませんよ
意図しないのに、ジワジワ高度が下がっていくケースですわ


逆四角の底辺で引起した後、高度が下がろうとする機体
角八の逆でも同じように高度がジワ〜と下がる


横八の逆宙が何となく大きくなるケース


ナントナ〜〜ク正宙と逆宙の感じが違う



コレら全てダウン操縦が甘いと起きる現象、機体に慣れて練習で克服するしかない
全ての機体が同じじゃなく、機体によって微妙に違ったり
全く問題のない機体と、癖がある機体があったりw


ナンですが・・・


上下重心位置を下げると問題は解決


上下重心位置は、正面・背面の水平飛行高度
UP/ダウンの効き方の差
水平飛行中の仰角
背面でのアタマ下げ傾向の度合い


などUコン操縦の重要なポイントと密接に関係しています


残念ながら、理想の上下重心位置は、設計時に求められない(近似値になる)
何故なら、エンジン(プロペラ)・パワーによって理想位置が変わる
エンジン・パワーを設定して、理想の上下重心位置を調整しながら出す


ブッチャケ、タイヤを重くすればエエ



騙されたと思って、タイヤ(脚)に錘付けてみてw
面白いように変化して笑えますよw




昔のタイヤは異様に重かった・・・・
現代のタイヤは異様に軽い・・・・
重いタイヤが懐かしい、スピンナー・ウエイトだけじゃなく
Uコン専用?重いタイヤがブローダックから出るかも








ヤッべ!



調子こいて攻めてたら逆四で貼りついたw
去年発症した落しグセが治らないw
嗚呼、仕事増やしちゃったよ


とりあえず治ったw



得意のインスタントですがw 元に戻った
折れた水平尾翼は楊枝+瞬間で仮止め後、カーボン・ロッドでガッチリお経?
水平は捩じれが絶えず発生しているので、カーボン・ロッド補強は良い方法かも・・・・
エレベーターが一枚じゃない場合や、高アスペクト水平尾翼にはエエかも
折れた胴体は、瞬間+カーボン・テッシュのハイテク補強でバッチリ!
もしかスンと、修理で性能上がっているかも


胴体上面はガリガリでボロイですが、逆にスケールぽくて歴戦の戦闘機みたいだw


一回落としたコトで愛着が出てきたw
と同時に、久々本気になってきた








第1種特別攻撃



飛燕改め”陣風”で練習開始!


TALEXの偏光サングラスは絶好調! 機体がハッキリ見えます
太陽の中を通過しても乱反射で見失うことがありませんw

陣風は2011初心者Uコン大会向けに製作しました
直前の震災で大会は中止、去年は仕事が重なり不参加・・・・
作っては見たものの飛行回数も少なく、機体調整が終わってませんw
エンヤ32SXは思いのほか好調でエエ感じです


つうワケで


陣風を例題に、○●流機体調整の方法を大公開w
現代型スタント機ではないので、独特の調整法が必要
暇つぶしに読んでくださいw


不動の水平安定を出す!


スタント機調整の基本は、微動だにしない水平安定を出すこと
水平安定は、操縦技術(ハンドル操作)ではありません、機体調整で行います


水平安定は、スピンナーウエイト量で調整


水平安定が悪くなる原因はプロペラ・サイサによるスリコギ運動です
サイサは回転数と比例して大きくなり、一旦始まると直りません
水平飛行で起るフラ〜〜フラ〜〜は、周期の長いサイサが原因
回転数を下げれば、サイサ周期、エネルギー低下でサイサが治まりますw
飛ばし易い回転数に調整することは、サイサが起き難い状態を作るためですが
サイサを重視するとパワーが上げられません(非力に見える)
特にクランク・シャフトが重いエンジンは顕著に表れる


パワー優先でサイサを減らす



最初にパワーを決める
低負荷でエンジンが最も効率よくパワーが出せる回転数を探ります
2サイクルエンジンは、ニードルを甘くすると負荷の変動に弱くなる上
燃圧変化にも弱くなりスタント中の負荷変動で回転数が変りやすい

「スタントは2速全開で飛ばす」

そのためにエンジンをデ・チューンして回転数をアタマ打ちさせたりします
2速(低負荷)で全開だと登りで負荷が増えても減速し難く
一方下りでは回転数が上がらず加速し難くなる原理を使う(パイプ同調と似ている)
プロペラ負荷が重いと登りで減速、下りで一気に加速(負荷が抜ける)
チャリのギア比(重たいペダル)で考えると分かり易い
オマケにニードル甘くするとその差が益々大きくなり飛ばし辛い
負荷(ピッチ)を下げることで、飛行速度も抑えられ、低負荷なら、エンジンも焼けません

ブッチャケ、最初にエンジンがゴキゲンに回る回転数と負荷を決める

飛ばし易い回転数に合わせるのではなく、パワー漲る回転数に合わせる


従来の考え方ではなく、エンジンパワー優先でセッティングをしていきます
エンジン・パワーを十二分に活用し、パワフルな飛びを目指します
但し、この状態では直進性が強くなったり、操縦すると磁石の反発のような反応で飛ばし辛い
この飛ばし難さを克服するのが、サイサ対策であり、スピンナー・ウエイトで調整します
従来は使えなかったパワー・バンドを有効に活用することで、新しい飛びを実現できます
アンダーパワー方向で調整すると、無風ではOKでも、風に弱くなり大会では不利
ガルーダが永く低迷したのは、パワーを持て余してアンダーパワーを狙った調整をしていた
サイサ対策により、一転して大パワー方向へ振ることで上手く飛ぶようになりました
90ガルーダはフルパワー(デ・チューン加工済み)ゆえ、回転数の確認はしません
冬になるとパワーが上がり嬉しくなるw
気象条件の対応幅を大きくする意味でも、パワー優先、余剰パワーがあれば、風に対抗できます



回転数が決まったら、サイサが出なくなるまでスピンナーウエイトを積む



水平安定は背面飛行でチェック!


水平安定は背面でチェックします
理由はプロペラ・エレクトと重力の方向が同じになるため、機体が沈み易くなり
其れをキッカケに僅かにサイサが始まる
機体が沈み易くなる問題は上下重心位置を下げると解決しますw(後で詳しくw)
正面がOKになったら、背面で入念にチェック
風の中でもフラ付かなくなるまで、ウエイトを増やしいていきます
水平安定は操縦技術ではありません、機体性能です、正面・背面では安定性に違いが出ます
ハンドルは持っているだけ、クルマの直線運転と同じw
パワー漲り、糸ひく残像が出るように水平安定を調整します



スピンナー先端に鉛を流し込んで錘を作ります
冷めたら外して整形、接着、増減調整はヒートガンで炙って外し、再度製作します



余計なコトを考えず、惜しみなくスピンナー・ウエイトを積んでください
水平安定と、操縦性が同時進行で驚くほど改善されていきます
同じ機体とは思えないくらい良くなります、最後は背面飛行でチェック
サイサが減ることで、エンジン音は滑らかに変わり、機体の振動も減ります
パワーロスが減ることで、燃費も良くなります



スピンナー・ウエイトの弊害


スピンナー・ウエイトを積むことで水平安定と操縦性が大きく改善されますが


同時に弊害も発生するため、対策が必要


エンジン倒立の機体では、スピンナーな機体上部になります
スピンナー・ウエイトを積むことで、機体上下重心位置が上側に移動
重心位置がリードアウト位置より上側になり、飛行中の機体が外傾(背面では内傾)
逆モノ演技でワイヤーテンションが抜けてしまう
上下重心位置はリードアウト位置と高さが一致しないと機体が傾く
陣風は普通に作ると、重心位置がリードアウト(リンケージ主翼内蔵)より上側になります


重心を下げる方法は、タイヤを重くします


主翼より下側にある脚は、重心調整を行うための重要アイテム
タイヤ重量を増やすことで、スピンナーウエイトとバランスさせます


スピンナーウエイト増量にバランスさせるためのタイヤ錘だけではありません


前述でエンジンパワーを優先と書きましたが
エンジンパワーが上がることで、プロペラ・エレクトが大きくなり、よりUP癖が強くなります


パワー増大にバランスさせるには


重心位置を下げる必要がある!


重心位置を下げることで、UP癖を解消し、UP・ダウンの操縦性を揃える


プロペラ軸と上下重心位置のズレによるダウン方向の力を利用してプロペラ・エレクトを打ち消す



ダウントリムの基本はゼロ!


Uコンのニュートラルは曖昧且つ微妙で悩ましい現実がありますw
プロペラが癖モノゆえ、理論通りにニュートラルが出ません
UP/ダウンの効き方に差が出やすく(一般的にUPが強い)
正面・背面で飛行高度が変わる(一般的に背面が低い)のはアタリマエw
30年以上前は、リンケージの中立を死ぬほどチェックしてロッドを半田付けしたものですw
リンケージの中立は完成後に調整できないのが常識でした
現代は違います、アジャスター機能を使い、飛ばしながらベストに調整していく・・・・
悩ましいコトに具体的な調整手順を文書化した例が無いw
つまり、ココの調整は神秘で深遠な領域なのです
ブッチャケ、真っ直ぐ飛んでUP/ダウンが素直に同じ効き方になればエエだけよ
+ブッチャケ、人間が高性能で順応性が高ければ調整なんか要らんワナ
飛ばす人の能力如何で調整不要になる


ナンですが


凡人には通用しないため、キッチリ調整する必要がある











初心者Uコン大会に向けて


更新が少ない中、毎日閲覧ありがとうございます
初心者Uコン大会に向け練習開始!
つうか、まだ2013初飛行してませんw



サングラスを作りました



TALEX  http://www.talex.co.jp/index.html


視力は1.5位ありますが、眩しいのが苦手、特に老眼が始まって以来、照度追従のDレンジが低下
太陽側で演技する際、機体の見え方に斑が出て太陽の中を通過すると一瞬見えなくなる
慣れの問題が大きいですが、練習量が少ないため高性能サングラスが欲しくなりました
現用のオークリーは高性能ですが、老眼と共にイマイチ感が出てきました
用途に合わせた各種高性能サングラスがありますが


今回注目したのは


TALEX偏光グラス





偏光なし



偏光あり


良いでしょ、機体がどう見えるか




若い頃は必要なくても、老化すると必然になる
ホンの少しの違いが大きな結果となって表れます
マァ〜歳喰うと、道具に頼るしかないw










オカルト満点なスタント機


同じ設計、同重量、同じ重心位置、同じエンジン、でも違う飛行性能


設計が机上の理論ならば、理論上同じ飛行性能になるハズでしょ
ところが、飛ばして診るとエラク違うw
10代の頃も同様の違いを実感していました
当時、全員中金のハンドルでしたから、新作機持ってくると「俺にも飛ばせてチョ」
調整なんて無縁、せいぜいフラップ捩じることくらいw
作ったマンマで後は腕次第w(10代は順応性が高い)
ストラップなんて無い時代、代わる代わるハンドルを手渡しで飛ばして「イイだワルイだ」の大笑い
LAFでは自分以外の機体の味見(試食)が普通に行われていましたw
他人の機体を飛ばして診ないと自分の機体が分からない、そんな大らかさがありました
今考えると貴重な体験ですわ、そこで分かったのが


同じハズなのに違う飛行性能


最初は重量の違いかと考えましたが・・・・・違う
製作技術の違い・・・・・・・・・・・・・・違う


なぜなら、同じ人が同時期に作った機体ですら飛行性能が違う!



違いはナニよ!



機体のアタリ・ハズレ


当時の結論はバルサの質だと言われました
つうか、其処にしか違いを見出せなかった・・・・
どんなに優秀な機体でも製作するバルサの質で性能が決まる!
納得できる反面、設計の甘さを感じました
機体は材料で決まる、良質なバルサをストックする必要性を痛感した思い出があります
設計に拘るより、定番の機体を材料吟味して製作するほうがイイ、なんて考えましたw
キットを買う時は、秤を持参してイチバン軽い箱を選ぶなんて常識w
それどころか、問屋の段階で軽い箱は選別され身内に配られ、店に出るのはカスだけ、なんて噂も出たw
現実を見ても、トップ・フライヤーの方々は地道に一つの機体を作り込んでVer.UPを狙っている
当時は、「イイ機体が作れなければ、練習しても無駄だ」とさえ言われていた・・・
機体のアタリ・ハズレを実感し、ハズレ作ると途端にヤル気が失せたものでしたw
原因不明のアタリ・ハズレに悩まされ、エンジンにもアタリ・ハズレがあったw



アタリ・ハズレを科学するしか無い


見た目同じ、測って同じ、飛ばすと違う


このワケ分からないオカルトを克服できない限り、一喜一憂に明け暮れる
なんせオカルト、悪魔の呪い(失敗)から逃げるには冒険より着実性が求められますw
同じ設計でも飛行性能が違うのはアタリマエ
ましてや、リブ組みとフォーム翼でも違いがあり、リブ組みが有利とされていたり
翼型再現のフルプランクはリブ組みが常識で、塗装とフィルムでも大きく違うようです
塗装とフィルムでは重量が違うため、重量がポイントかと思われましたが正解ではありません
トップ・ビルダーの塗装技術はフィルムより軽く仕上げられます
そして、ベテランになるほど機体を大きく変更することを嫌う、バクチは論外、つうか
バクチしても絶対に大儲けは不可能、どころか、カンタンに一文無しになるw
Uコン・スタント機とはナンともデリケートで微妙なのです


ハズレは調整不可?


だ〜から性質が悪い
ちなみに、ハズレると思うようにラインに乗らない、アテ舵も増え・・・サイサと似ている面がありますが
曲技中「アレ〜〜」が多くなる、そんで練習しろってことになるんすが、練習すれどもイマイチ・・・
飛ばしていてツマラナイ機体、気合が入ってる時はソコソコでも、気を抜くとヘロヘロになったりする
決まる時と決まらない時の落差が大きい
リンケージを弄りたくなるのが定番ですが、殆ど関係ないんよ
スラスト・ラインが狂ってるんじゃ、なんて悩まされるw



実はガルーダがそうだったw


低性能と言えば、ガルーダの代名詞だった・・・
希望に萌えて作ったガルーダは、相当なハズレだった
その酷い飛びを見て、何度も真顔で「こんなのヤメてちゃんとした機体飛ばしなさい」と忠告されマンタw
私も何度となく「今日こそコッソリ捨てて帰ろう」「もう見たくない」と思いましたw
飛ばないスタント機ほどツマラナイ物はない、嫌気がさす
よく考えると、ブログで取上げた製作機体は全てハズレだったw


アタリ・ハズレは、均一性が高いハズのコンポジット完成機でも起っているようです
アタリは仲間内に配られ、ハズレは売られる、世の中そんなモンでしょうw
アタリ・ハズレはアタリを知っているからハズレが分かりますが
ハズレしか知らなければ、アタリは知る由もない、そんなモンですw


ハズレのプロが明かすハズレの根本原因とは



姿勢変化によるバランス崩れ!



ほんの僅かな違いが大問題になる


塗装やフィルム、フォームやリブ組みで変わるアタリ・ハズレ
見た目同じ、測って同じ、飛ばすと違う・・・・



プロペラ・バランスと同じ


見た目同じデショ、成形レベルも狂いは無い、ところが、バランスは千差万別
同じコトがスタント機でも起きている


水平ではOKでも姿勢が変化するとバランスが崩れる



問題なのは崩れ方


胴体は、プロペラに例えて考えるのが分かり易い
プロペラ・バランサーに載せ、水平以外の角度にプロペラをした時、静止すればOKデショ
静止せずに動き出す場合、機体に例えると、操縦以外の力が加わり邪魔をされる
このチカラがアタリ・ハズレに大きく関わっている



同じ設計でも胴体バランスは同じにならない!



同じ設計でも製作すれと前後重心位置は同じでも胴体バランスは同じにはならない
ホンの少し、微妙な違いが姿勢変化によるバランスの崩れかたに違いが生じ
飛行性能・操縦性の違いとして表れる


バランスが悪い機体は、操縦による姿勢変化で自虐的にバランスを崩してアテ舵が必要になる
バランスが良い機体は、姿勢保持力が強く、姿勢変化に対してバランスが崩れ難い



この問題は、重心位置とは分けて考える必要がある


世間一般に言われている、慣性論は自虐的にバランスが崩れた状態と慣性を混同しているだけ
バランスが崩れて姿勢変化が止まらないコトを慣性をネタに都合良く説明しているだけ
「慣性ですか?」「仕方ありませんね」となり、進歩しなくなる



バランスが向上すれば、3悪人慣性は消えるw



ハズレを調整してアタリにする



プロペラはバランス悪ければ、調整すればエエ
ハズレた機体は、バランス調整すればアタリに変えられるw



今年はココから始めようw

更新できずスンマセン!

閲覧ありがとうございます!

仕事の都合その他で、模型飛行機(F1&F2)に触れていませんが
情熱や興味が失せたワケではなく、新しいトンデモ機体設計の構想は着々と進めていますw
再スタートは、新しいブログ(用意してます)と共に2020春先には切りたいと考えています
自分にとって、模型飛行機とはライフワークだと考えていますw

2012 中部大会

久々更新 2012 中部大会



ガルーダ・ファンクラブの集い?



恐るべし蓑田パワ〜〜炸裂




後方のH師範は来月出産予定・・・・



御歳81歳、F2Bアドバンス3位!


単身で博多からクルマを運転(途中フェリーで神戸から自走)、中部大会のF2Bに参戦!
前日練習から参加され、5回も飛ばしてマンタw
その飛びは以前の姿とは違い、上達されたことがハッキリと見うけられます
大先輩に向かって「上達されたことがハッキリと見うけられます」とは失礼ですが
御歳81歳ですから、現状維持すらかなりムズイ、それを超えて上達するなんぞ驚異!
日頃の不摂生と老化が重なるオヤジ連中から見ると、蓑田氏は希望の星!
常識で考えると、81歳でF2B現役選手はギネス級
練習でも凄いと感じていましたが、本番では気力充実、集中力発揮して素晴しい演技!
角モノの底辺は四角・三角・角八すべてバッチリ!
並み居るヤングを押し退け、堂々の3位



何気ないスナップですが・・・・


蓑田氏の姿勢を見てチョ、背筋真っ直ぐ!




良く練習されてますネェ〜〜普段も練習してるんですか?



Uコンオヤジに良く見かける「60は疲れる」「シンドイよ」喋ってるだけで飛ばさないタイプとは大違い
「白須さんはあと何回飛ばしますか?」とケシ掛けられる始末・・・



「今年は500回飛ばした!」



マジかよ・・・・俺なんか多くて40回(キング・フィッシャー20、電動ノーブラー10、ガルーダ10)
取組みの姿勢が全く違う、恥ずかしながら、マスターズ前日練習以来全く飛ばしてませんw
あまりの不精ゆえ、エントリーしたものの、中部大会不参加も考えましたが
天気予報みたら金曜日は晴れが確実、前日飛ばせればOK、競技はともかく、夜の部を期待してw
アルコールは燃料じゃなく、飲むモノ、ナンと言う不謹慎さ・・・



平日は毎日7時から11時まで練習しているそうで・・・・



先生の家の近くで練習してるんですか?



遠賀川まで行きます」



ちなみに、博多から遠賀川まで50〜60キロ離れてますw
関東で言えば、大宮から横浜までの距離に値します
仮に毎日が日曜日だとしても、その情熱と向上心は並外れています



「あと2回は選手権に出たい!」



蓑田パワーは底なし!



つうワケで・・・


さよならガルーダ最後の競技会の結果


最後は一発決めてやるべ!
気構えはあったんですが、2ヶ月間全くUコンできず・・・・
直前の一週間に賭けてはいましたが、どうにも予定が立たず、最後の手段で前日練習w
冬の棒の手広場は強風が名物、ほぼ諦めていましたが、幸運にも晴天微風で日没まで練習
ガルーダはサイサが少なく、ニュートラルと正逆の効き方を揃えられているため
多少のブランクがあっても、目だけ慣れれば数回の練習で以前と同じように飛ばすことが可能
とは言え、ブランク明けの一発目は目が回るw
機体重量は公称3500gですが、テンションは3〜4Kgで納まっているため恐怖感は無し
超大型機のトサカ効果は絶大ですわ、エンジンは低負荷でフルパワー(2速全開)なので加速しません
飛行回数が少ないのもありますが、3年以上ニードルに触ったことが無いw
フルパワーなので回転数チェックも不要(測ったコト無い)、サイサが殆ど無いので回転数に興味がない
冬場はパワーが上がるので大歓迎wエンジン掛かったらダッシュでハンドル直行
そうナンヨ、20秒以内にスタートできないとヤバイ・・・ライン21.5はタイムがシビアなんよ
四葉が終わると6分経ってて、水平10周したらタイムオーバー、精々8周が限界
着陸停止までで6分50秒は掛かるんよw
つうワケで、燃費調整が重要なポイントになりマンネンw
燃料調整は、ハンド・ポンプの戻し回数で行っています
燃費についても、去年ラジウムを使用してイオン化したため効率UPで燃費が良くなり
過去のデーターが使えませんw
ガルーダのスタント性能については賛否両論があると思いますが、大半は否でしょうw
唯一の賛があるとすれば、粗い操縦でもOKなこと、よって練習量が減らせる
かなりイイ加減に手首をゴキゴキ動かしても粗が出難い・・・機体が大きいだけに反応が鈍いw
その分、当て舵を気にせず、踏み込んだ操縦ができる良さもあるw


1R目は、6分59秒で天使が微笑んだw


幸運にもファイナルへ・・・
と言っても、どうせドベになるガヤ、案の定ドベw
競技参加最後のガルーダ、2回も飛ばせて大満足デンナ



ジャッジ・ペーパー公開



最高得点




毎度お馴染み最低得点


ラウンドは違いますが、歴然とした差が発生
選手側から見れば高得点なジャッジを歓迎にしたい気持ちはありますが


問題点は、同じ演技でも最高と最低の点数の差


見方を変えれば、ジャッジ構成により順位がガラガラ変わる
お遊びだと考えれば、笑ってやり過ごせますが・・・・
真剣に取組んでいる方々にとっては大問題になる
仮に「気に入らなければ出なきゃイイ」そんなコト言い出したら、勝利したチャンプの権威すら無くなる
特に係数がデカイ演技が勝敗のポイントになり、勝たせることや負かせることができる
スタントは難しいが、ジャッジはもっと難しい



ガルーダの今後・・・・


本来のスポーツ機として、スタント・アクロ機に生まれ変わるw
ワイヤーを若干短くして、非常識な魅せるアクロを追求して行きます
F2Bだけがスタントではない





スタントの魔力・・・


蓑田先生の500フライトも衝撃ですが・・・
日本一練習する増Gさんは、今年も1500フライトだそう・・・
共通点はお2人ともUコン即人生という生活パターン
増Gさんは、飛ばさない日に家族から「カラダ具合悪いの?」と言われるとか・・・
そこで、質問しましたw


そんなに飛ばして、マンネリ化しないのですか?


「マンネリ? それは無い!」


「理想のフライトを目指し、絶えず反省しながら練習している」


「一度でイイから理想のフライトをしたい」



凄い! 見事な求道心です


ちなみに、エンジンは逝かれませんか? の問いに



定期的なベアリング交換(音で判断)だけでOKだそう





スーパーハリケーン秘話w


1970年代、鮮烈にデビューしたスーパー・ハリケーン
そのスタイル・塗装パターン等の特徴は数々ありますが
最も大きな特徴は、バルサ・ブロックで成形・塗装されたキャノピー部分ですわ
今でこそアタリマエですが、最初に見た時、ロープロファイルのスタイルに感激した記憶があります



そこで、何故このスタイルに至ったか質問してみましたw


最初エンビでキャノピー作ったら失敗したから


意外や意外・・・
最初の密閉キャノピーは熱で変形、2度目は穴開けたにも拘わらず変形・・・・
仕上げも段差無くしようとして上手く行かなかったのも原因だとか(本人曰く、「不器用だから」だそう)
ナンと、仕方なくバルサブロックにしたそうです
エンビ・キャノピーのスーパーハリケーンが在ったとは・・・
凄い裏付け理論があるかと期待したんですが、意外でしたw
その後このカタチは一世を風靡したことはご存知の通り、未だに現役でマネされてますw

デカ電動機の顛末w

デカ電動スタント機




散々悩まされたデカ電動、バケモノ・サイサでぶっ飛ぶモーター
ノーズが短く、バランスが崩れると姿勢変化が止まらない
低翼面荷重にも拘わらず、派手に失速してコントロールできない


なんですが、20インチペラ回して



ゼ〜〜ンブ解決させマンヨ!



問題点の洗い出し



サイサ対策



スペシャル・シャフト&スピンナーの製作


大型電動機は、サイサ対策を最優先で行う必要があります
巨大で重いアウター・ローターがサイサを起すと手がつけられないw
起動から5秒でモーターが千切れる
この事がキッカケでサイサについて考えはじめ、ガルーダを例題に各種対策を行ってきました
モーターの優位性は、低回転時のトルクにあります
回転数とサイサは密接に関係があり、回転数が低いほどサイサ・エネルギーは小さくなります
いかに低回転・大パワーを使いこなせるかが電動成功の鍵になる
エンジンと同じ回転数では、シャフトが軽いエンジン機の操縦性に勝てません




今回製作したスペシャル・パーツ
アウター・ローターとプロペラを近付け、スピンナー先端にウエイト搭載してサイサを減らす
ベースのシャフトは、ホームセンターで見つけた4分の150mmボルト(建築用)
製作をお願いしたのは、近所にある本間製作所



本間製作所    http://members.jcom.home.ne.jp/honmass/index.html






ノーズの長さ・上下重心位置


当時はナンも分かってなかったw
ノーズが短いほうが絶対有利だと信じ込んでいたw
ノーズを短くして、それに見合う軽量テールが出来れば慣性を減らせて運動性が確保できると信じていました
どうしたらノーズを短くして重心位置を維持できるかしか、考えてなかった
姿勢が変化した際にバランスが崩れ、操縦以外の力が加わりスナップ・ストールを起す
スナップ・ストール中はコントロールできないため、高度沈下や指定外方向へのターンが起りやすい
クルマで言えば、ドリフト状態でグリップが甘く滑っているのと同じ・・・
スナップ・ストールは次の一瞬で元に戻るから厄介、傍から見ると敏感に反応しているように見えますが
それは、コントロールできていないだけ、機体が勝手に動いている
スタント機の胴体に求められる性能は、姿勢変化によるバランス崩れをいかに減らせるか
狭い空域ですから、どこまでもハンドル操縦下になければダメ、年喰って鈍い運動神経なら、なおさら
敏感な機体じゃなく、コントロールし易い機体が求められる
そうすれば、練習量も減らせるし、ストレスも溜まらないw



上下重心位置についても同様、リポは主翼スラスト近くに搭載、脚もワザワザ軽いカーボンに変えたり
重心を下げないコトしか考えてなかった
もっとも、YAKはマトモに飛んでいないので飛行性能の評価はできませんでしたw
当時はインラインに優位性が有ると判断し、YAKをセレクトしましたが、その後色々ワガリ・・・・
今なら絶対に選びませんw

ココ数年で分かったポイントをすべて投入しマンヨ!





デッカ!



本当なら、アウターローターとスピンナーを一体にしたい、プロペラ後部に重量物があるとサイサの元になる
ノーズを伸ばすために、アウター・ローターはカウリングから半分以上突き出ています
冷却の問題を含めて解決できないかと思案、リポはカウリング下部に搭載して重心を下げます
重心を下げるとリードアウト高さを下げる必要があり、インラインはあらゆる面で不利になる・・・・
なんですが、低回転大パワーを実現できればプロペラ・エレクトとサイサをいっぺんに抑えられるかも?
ペラは正ピッチの20*13(F3A用)、逆転も考えましたが、ピッチが浅く低回転でメリットが出し難い
強烈なジャイロが予想されるので、サイサの封じ込めがポイントになる
RCヘリ用ジャイロをエレベーター側に搭載したCLジャイロ・キャンセラーも視野にありますが
まずは普通に飛ぶことから始めないと、先に進まない・・・・



コウすればエエネン




全長1800もあんよ


ガソリン機もデカイですが、YAKは胴体のボリュームが凄い
カウリングはフルフェースのヘルメット位あり、ペラは20インチ(50センチ)もある
リポは8セル(30V)あるので、KV350だと9000rpmも回ってしまう
当時はキャッスルAMPのガバナー・モードを使いこなせず、モーターが千切れまくった
まだCLスタント・モードが無い時代で、なんともはや先行し過ぎた感がありました
前例の無い、目の前で起きた事象を必死に考えて対策する必要があり、今考えると
恐ろしいコトを平気でやっていた・・・・知らないコトは冒険のエネルギーになると実感しますw
4年も経つと、少しは整理できたんですが、あらためてデカ電動のパワーと恐ろしさが分かる
エンジンなら30CC以上ないと20インチは回せません、電動パワーにゾクゾクするワナw




前後重心位置と姿勢変化



ガルーダ同様、デカイので部屋で組立られない・・・
駄作だと判明し4年間の放置プレー、はたして生まれ変わることができるのか?
競技用F2Bスタント機として使えるのか?
胴体は1850mmもあるワナ


デカ電動YAKを例題に前後重心位置と姿勢変化によるバランス崩れとの関係を考察
スタント機の前後重心位置は何処にあるべきか?
テール・ノーズの関係を絡めて前後重心位置が変わると一体ナニが起きるのか
オリジナル機体設計の考え方と調整方法のポイントを図解で分かり易く解説していきます
各重心位置解説をブログに公開してきましたが、前後重心位置について整理できるようになった
重心位置と言えば前後重心位置ですが、理論上理想の重心位置とは何処にあるべきなのか?
正直なところ関係性がイマイチ分からなかった、まだ確信には至ってませんが
復活して8年、とうとう前後重心位置について書けるようになりましたw
俗に言う、前重心・後重心を整理します


翼弦上の重心位置と胴体の重心位置は分けて考える


機体の主翼翼弦上に重心位置があり、別に胴体単体の重心位置があります
機体全体で考えると、胴体単体の重心位置と翼弦上の重心位置は一致します
至極アタリマエなんですが、2つの考えを混ぜると迷宮に入り込む・・・・


2つを分けて考える


胴体と主翼の位置はカンタンに変えられないため、重心位置を前後させると
翼弦上の重心位置と胴体の重心位置が同時に変わってしまいます
ところが、2つの重心位置は前後させることで相反する作用を起す
そのため、良くなる部分と悪くなる部分が出てきて迷宮になるばかりか、大幅な性能UPができない
調整と称して、堂々巡りをするだけ・・・・





オマケ



F2Cファイナル!






Set RPMモード



デカ・モーターはKV300前後、リポ電圧は30Vゆえ9000rpm近く回る
アンプはICE75(8セル BEC付き)に新調しましたが
60クラスで使われているCLガバナーモードでは回転数が上がり過ぎで使えません
ファームVer3.27では3Gタイマー出力20%以下ではモーターがスタートしません
だっとも、20%以上では7000rpm以上回りモンスターパワーで飛ばせない・・・・4年たっても同じ状況
20*13のペラが7000rpm(静止では80Aオーバー)で回ると恐ろしい・・・
なんですが、サイサは抑えれモーターが千切れることは無くなりましたw
試しに50秒限定で飛ばしてみると、水平ではワイヤーが切れそう・・・
60度上空でもワイヤーテンションは6kg以上あり、全く手に負えない、久々怖くなったw




さてどうしたモンか・・・・
名古屋のテンペストさんにTELで聞くと、「ファームVer3.0なら使えるかも・・・」
試してみましたが、回転数が下がらないのでボツ
残る手段は、国内で誰も使っていないset RPMモードしかないw
正直、ワケわかりませんが、何時ものコトよ、アレコレ弄り回しナンとかなりましたw
ファームはVer4.0にUPして最新set RPMで設定しました
最新の電動機は飛行場でパソコン設定が必要、原始的なUコンですが、パソコン片手に笑えますw
set RPMはスロットル開度により3段階のガバナー回転数が設定できます
FMAタイマーだと宝の持ち腐れですが、仕方ありませんw
回転数ではなく、ヘッドスピードによる指定、回してタコメーター当てるまで回転数は分かりません
つうか、全体的によく分かってませんw


低速回転ガバナーはKV値に左右される



グチャグチャ弄り回した結果、モーターとギヤダウン設定でKV値を下げると
低回転ガバナーが可能になります
フル・スペック(10セル)電動F2B機(誰も作らない)では通常ガバナーモードは使えませんw
マネを嫌い我が道を行くと、そこは未開拓な荒野の連続・・・・
最初に轍を付ける喜びはありますが、誰にも聞けず、悩む苦しみ(楽しみ)があるw


20*13を5000rpm以下で回したい!


ペラが大径・強ピッチになり、回転数が下がれば効率が上がりサイサも低減されるハズ


地上の電流目安は



3.2(3200mA) * 10(10Cで6分) / 0.7(地上と空中の負荷低減率) = 40〜45A



ザックリ概算でも1000W出力で6分間、コレぞ電動パワーの成しえるワザ
ワイヤー20m先の機体が1000W(1KW)を消費する
エンジンでは絶対にアリエナイ低回転大パワーを電動なら実現できる
エンジンじゃ逆立ちしても実現できないハイパー電動スタント飛行が可能になるハズ・・・タブン??











最悪、やってもうた・・・・



強風の中、調整してたんすが・・・・地面と強烈キスw
考察は色々あるんすが・・・太い丸太胴体はターン時の抵抗デカイ、魚のような断面がイイ
主翼テーパー強すぎもダメ、中央部と翼端で揚力が違いすぎてココ一番で踏ん張れないw
特に前縁テーパーは百害あって一利なし
インラインはスタント機には不向き、上下重心位置が高い、水平で低翼、背面で高翼になる必要がある
フラップ捩じったりする必要や、背面時にプロペラ・エレクトでアタマ下げが起り水平安定がイマイチ
ガルーダは偶然にも許容範囲だったので調整可能でしたが、普通はムズイ
ようやくデカ・モーターを使えるようになっただけに残念
デカ・モーターを使うなら、KV値とリポ電圧で実用回転数を設定しアクセル領域を残してセル数を決める
Uコンの場合、必ずしも高電圧が有利だとは限らない
KV値は出来る限り低いモーターを使い、セル数を増やすのがエエ
そうすれば、3GタイマーでICEのCLガバナーモードが使用可能
20インチ・ペラは効率が高く、低回転ハイパーが可能でメチャクチャ魅力ありますw



残念ですが、YAKは終了!



なんですが

デカ・モーター・パワーの虜になりました
エンジンの代替としてのモーターではなく、モーターならでは、エンジンでは実現できない
電動モーター世界が見えてきた、YAKを壊してスイッチが入りましたw(部屋のスペースが空いたw)
ココ数年、CL・ARFの改造やRCの転用、インスタント製作ばかりしていましたが
本腰入れて、フルスペック電動F2Bスタント機作る気マンマンw




アララ、マジ悪夢だ・・・・




気を取り直し、ノーブラーで電動ハイパーを狙いましたが・・・・
ハイパー過ぎてコッパ、マイッタw
モーターもE−MAXの60オーバーに新調しましたが
重いアウターはモロにサイサを喰らい、ウエイトだけじゃダメだったw


モーター選びは、大径・ショート・軽量がポイント


JDモーターはアウターが軽いのが良かった・・・
E−MAXは高KVでハイパーですが、アウターが重く長い
ウエイト積めばナンとかなるべ、しかし、モロにサイサの餌食・・・・


オクサン曰く   「ヘタねぇ〜、練習しなきゃダメよ」





マスターズに向け


ガルーダがスクランブル発進!



もう飽きたw変わり映えしませんが・・・結局、ガルーダでGO〜〜


去年の12月以来・・・
燃料(エア・スペシャル15)が無いことに気付き、サガミ堂で買いましたw
慌てて練習開始、ガルーダで1日8回もF2B練習したらドエラ〜疲れたw
ワイヤーテンションが5Kg弱でグルグル1時間弱(8回)も集中力を持続・・・
1週間で2機も落としているので余計に神経を使うワナ(2度あることは3度ある)
Uコンは歩かされるので、オヤジの運動不足解消にピッタリ!






マスターズOFスタント大会は雨で中止でした


「せっかく2機も落としたのにネェ〜」「燃料買ってまで練習したのにネェ〜」
7年間遊んだ(苦しめられた)ガルーダは今年の中部大会で引退決定!
外野の評価は「フツ〜に飛んでオモロク無い!」「ツマラナイ」
アレほどの低性能を誇ったガルーダがフツ〜に飛ぶように成長w
そして部屋の天井スペースが空いたので、久々大型新作ヤル気満々w
ノウハウがタップリ貯まってマンヨ、忘れないうちに・・・・

パルスJET

パルス・JET初飛行への道・・・


4/21 D−Dayに向け製作開始!


4/22は小型機大会ですw、つまり大会の梯子・・・・・
パルス・JET初飛行に向けてスタート



機体名はボンバ〜サブマリンJET



行き当たりバッタリで作り始めましたが・・・・
カッコエエ〜〜〜ワナ








胴体の製作



設計は酔っ払って書いたスケッチ、ホームセンターで揃う材料(アガチス、ファルカタ)で製作
細部はその場、その場で考えて・・・・


こんなカンジ・・・





ポイントは地上滑走


早い話、パルス・JET積んだT・CARだと考えています
円周上を綺麗に走らせ、運が良ければ浮くかもしれない・・・・
爆音撒き散らして、楽しく飛ばせるパルス・JET
ダリーではなく3車輪方式で製作しています
プロペラT・CARで苦しめられた経験を生かして・・・・










燃料タンクの製作



タンクは木製(ファルカタ)で内部はエポキシでコーティング
容量は分りませんw・・・・テキト〜〜に作っています
音がウルサイので1〜2分位飛べばOKかなw
ガソリン量が見えるように、半透明にしてありマンヨ
さて、、どうなる?




エンジンはサイドマウント、
パルスJETは燃料供給力が弱いため重力とサイフォン効果・遠心力を使います
なんせ、経験値0でやってるので面白くてたまりません






どうよ!


下馬評はイマイチですが・・・・・





火の玉伝説になるのか・・・・









コレで1発始動や!



ポンプとイグナイターの整備をしました
ポンプはタンク付き、ホースを延長し、途中で折ってタンクに充填、一気に圧搾空気を押し込みます
ポンプ動作1回で中々始動しなかった経験を踏まえ、1発始動を目指しますw
イグナイターは端4乾電池で動作する優れモノ、プラグコードは絶縁性を重視してリークを防ぎます
ちなみに、電気ポット用コードで製作しました・・・・



さて、どうなる?






JETは痺れるゼ!



写真提供はMKさん 


助手は小平氏(60年代B級スピード日本チャンプ)
ポンプはTDF枝氏(ダイナ・JETのオーナー)
共に現在はフリーフライトで活躍されていますが、模型飛行機のスリコミはUコンですわ
平氏は電動FFの先駆者、ガキの頃(10代)から遊んでもらってマンヨ
スイッチON,爺様パワー炸裂!



間近で轟く爆発的大音響!
炸裂するガソリン・パワ〜〜
全てが想像以上!


アドレナリン出っぱなし・・・・


Uコン最高!


Uコンはナニやってもオモロイわな
基本はグルグル回れ!






糠田サークル 誕生!



毎月第3日曜日はスピード練習会


夢のようなスピード・サークル誕生!


バッチリでっせ、皆でスピード系やりましょう!
私も本気でスピードやります!
毎月第3日曜日はスピード系練習、記録測定を行います
爆音OK、本格的パイロンも設置、マジでスピードできます
詳しくは古崎大将まで



パイロン回るとゲロ吐きそう・・・・


スピードの魅力はパイロンだと実感しました
ラップ2秒だとスタント屋はゲロ吐くほど目が回る!
Uコンやってゲロ吐きそうになる快感がアナタをスピードの虜にするw







糠田サークルの杮落とし、全面舗装でパイロン常設、スピード系専用サークルの誕生です!
Uコンはナニやってもオモロイですが、スピード系は興奮しますwアドレナリン噴出!
スタントと比べても不毛ですが、刺激的なスピード系はオモロイですよ




前回焦げた箇所は防火対策!



ユニフロー配管の追加・・・・
前回の結果から燃料供給過多だと判明、サイフォン効果を下げるためユニフロー化
タンク内圧力を下げて?ガソリンの安定供給を目指しますw



安定した滑走を目指して3車輪の配置を変えました



エンジンの内側に燃料タンクがあるので、左右重心位置は内側になり易い
車輪位置変更に伴い、より内側に移動した重心位置をエンジン外側まで移動させるために
大量のウエイトを追加、これで離陸滑走時に内側に入らないw



汗だくポンプは、コンプレッサーにグレードUP!


エアタンク付きポンプはリズムが取り辛く、始動に手間取りました
オーバーチョークは大砲のような爆発、揺ら揺ら燃えるガソリンは機体を燃やします
汗だくでポンプも笑えますが、いよいよコンプレッサーですわ
平氏曰く、「リズム良くポンピングすることが重要、挿入空気量ではない」
と言うことで、エアダスターを使いリズムを付けます

2012 番外編

東京スカイツリー登ったよん


総工費650億円、東京スカイツリー東武鉄道が作った駅の商業施設だって・・・
電波塔、まるで公共施設のような報道がされていますが、私(社)有財産、東京ディズニーランドと同じ


実を言うと、私は東京タワーに登ったことがないw
何時でも行けるだろうと、半世紀も登り損ねた・・・・
そうこうしていたら、東京スカイツリーが慣性モーメントしたので
今度こそと言うワケで、慣性が無くならないうちに勢いつけて早速登ってみましたw
高性能エレベーターは加速を感じない等速運動、真っ直ぐ上がり、電車に乗るより簡単でしたw



Uコン界では初登り?
どうでもイイことに拘ってマンヨw
天候はイマイチでしたが、高い・高い、まるで飛行機から見る景色デンナ



ガラス床はムズムズしてオモロかったw


展望台は350Mと450Mですが、100Mの差はあまり感じませんでしたw
つうか、350Mのほうが地面が大きく見えて迫力があったw









映画のラストシーンに登場!


映画のタイトルは昭和31年公開、「33号車応答なし」と言う警察官の物語
Uコンとは全く関係ないお話なんですが・・・・
劇中の厄介な事件が解決し、ハッピーエンドのラストシーンにUコンが登場!
パイロットは池部良、奥さん役(司葉子)からのクリスマスプレゼントのUコンを楽しそうに飛ばして終わる
子供相手に「どうだ!エンジン付きだぞ」と自慢するシーンが笑えます
箱入りのUコンフルセット、当時はかなり高価だったと思われます・・・・
エンジンの型式や大きさ、機体の名称など全く分かりませんw
このタイプのUコン機を知っている現役は、FMAの蓑田先生・小金丸氏の両氏くらいでしょう
ソースはBS255日本映画専門チャンネル
今週は朝の時間帯に毎日放送しています







この後、発進するんですが・・・・
スタートの合図動作が現行F2Bトップ選手と同じポーズなんよ!
それがカッコエエんよ、思わず痺れた・・・・









スタント練習時のポイント!



マシンのよう、スローシャッターで撮影しても頭がまったくぶれない


身体能力には視力も含まれます
スタントの場合、ハンドル操作に関心が行き勝ちですが、視力は重要なポイントになる
操縦の上手いヘタは、視力が大きく関わっているのです


アタマを動かさず、瞳を上下左右目一杯動かす


機体設計の屁理屈も十分大事ですが、演技中にアタマを動かさないコトはもっと大事!
キャリアが永いにも拘わらず、練習のブランクがあると演技が破綻したり、練習不足を感じる人や
ウイング・オーバーで地面が怖いと感じる人など、大抵の場合、アタマが動いている
視野の中心に機体があると、どうしてもアタマが動いてしまうのです
例えばウイングオーバーで視野の中心に機体があると、アタマが動き降下が始まると突然地面が現れ怖くなる
アタマを動かさなければ、地面に降下する機体をジックリ観察しながら引起せば怖くない
アタマが動くと機体は見えても、パターン全体が見えなくなり、勘と偶然性に頼った操縦になる
ジャッジはアタマを動かしません、つうか、離れているので動かさなくてもパターン全体を見ることが可能
一方、操縦者はアタマを動かさないで操縦するには多くの練習が必要です
私の場合、年間練習量が少ないため最初は目が回るところから始まり、数回飛ばして慣れると
次にアタマを動かさないコト、パターンを視界フレーム全体に納めるコトに集中して練習
曲技が始まったら、アタマを動かさず、視野フレーム全体をテンプレート記憶し
瞳だけで機体の軌跡をなぞって行きます
言うは易し行うは難し、瞳を動かすことは左右はソコソコ出来ても、上下が厳しい
縦モノの時は、若干アゴを上げるようにして視界下端を上げるようにしています
私の欠点として認識しているのは、アタマが傾くことで先日もボスK氏から指摘されました
パターン修正を見てもらうコトも十分大事ですが、操縦中のアタマを見てもらうことはもっと大事!
アタマが動くと、飛行軌跡がズレても、操縦者はズレを認識できません
仮にズレないとしたら、経験(練習量)と勘、偶然性だけで飛んでいる可能性大
その場合、練習にブランクがあると勘が鈍り破綻しやすくなるw
他人の演技は客観視できても、自分の演技はアタマが動くと客観視できない理由がコレ
昔ながらのボディー・アクションが大きいのもダメ!
若い頃は運動バランス神経が良くて対応できても、鈍いオヤジはダメ、練習が自己満足で終わってしまうw
コレ読んでピンときた人はお試しアレw



薬局の前にある人形のようにアタマがグラグラ動く人いるデショw



スタント飛行は繋ぎの水平飛行から連続して曲技に入るため、視角の切り替えがポイントになる
水平飛行中は機体の背景が高速で流れるように見えますが、曲技が始まると背景が止まる
水平飛行中はグルグル体(アタマ)が回っているので切り替えができないと
曲技中も無意識にアタマが動いて(機体を追って)しまうのですw



数万回も練習すると、水平飛行中もアタマを止めて定期的に動かせるようになるw
フィギュア・スケートのスピンの時のアタマの動きと同じになる
機体背景が流れるのではなく、止まった背景の中を機体が進んでいるように見えるw



機体の屁理屈より動体視力トレーニングは重要






お正月はガソリン機でブイブイ遊びます


はや2年振り・・・・
タンクの位置を変えたり、各種パイプを交換、イグニッション用ニッカドが腐っていたw
ニッカドに比べニッケル水素は経時変化に強いようです
受信機用単四エネループは生きていました



殆ど忘れていた・・・・


プロポの使い方はじめ、セッティング方法、エンジン調整云々・・・
マニュアル片手に飛行場で唸ってました


2日間でだいぶ勘が戻ってきました
ガソリンエンジンの調整は難儀です・・・グローの感覚が通用しない(ディーゼルみたいw)
RC用にキャブが調整されていますが、ワイヤー付けてグルグル飛ばすとダメみたい
遠心力で燃料が抜けてリーンになる・・・
そんで演技すると遠心力が抜けてリッチになる
ダイヤフラム・ポンプ付きですが、正面/背面でタンクの高さ調整がかなり効く
ニードルはエラク敏感で1/8回転で激変する
エンコンを使い、電動のように1分飛ばして下ろしてキャブ調整を繰り返す


コレがホントのスポーツ機?


ガソリン機は4kgを越えてます!(未測定)
テンションは調整中(翼端ウエイト)ですが、タブン5kgは引っぱっている・・・・
ガルーダのような鶏冠が無いので、上空でテンションが抜け気味でムラが有り神経を使う
ラダーを使えば・・・なんですが慣れてないのでイマイチ
操縦自体は大変オモロイですが・・・・疲れるんよ、体力いるんよ、これぞホントのスポーツ機!








ため(マネ)してガッテン!




粉・削りカスを一網打尽!


WOWOWのドキュメンタリーを見ていたら、東大のロボット研究所が紹介され
作業台の一部に穴が有り、掃除機が下から差込んでありました
担当教授曰く、近くで削る作業が楽になると話していました
早速自分の作業台にマネしたところ、コレは便利! 流石、東大!
バルサの削りカスや粉が吸い込まれ、散らかりません
機体全体のサンディングは無理でも、フルスクラッチ
切って削りながら機体パーツを組立てる時はバッチリ!
片付ける手間が減り、集中力が途切れず作業が楽しくなります
応用すれば、色々使えそうデンナ



どうぞマネしてくださいw




サイサはスピンナーウエイトだけで解決するのか?


プロペラ軸で検証すると、ノーマルでは重心位置はプロペラの後側になります
サイサ対策と称してスピンナーにウエイトを積んで重心位置を前にするとサイサは軽減され飛ばし易い
ナンですが、どうもウエイトだけでは根本解決にならないと考えています
エンジンの場合、元々クランク・シャフトは短い上、重量はアウターローターに比べて軽い
スピンナーにウエイト積むことで操縦性が劇的に改善されます
しかし、同様の原理を電動モーターのスピンナーにウエイト積んでもエンジンのようには変わらない
改善されるんですが、エンジンに比べ改善レベルが低く感じる