全備重量  1340g


1340 / 100 * 23 = 308.2W

     の仕事量が必要と仮定


リポ電圧は3セルで  3.7 * 3 = 11.1V


308.2 / 11.1 = 27.7A     流す計算


リポはハイペリオン 3セル 3300mA/h 20C ですから


輸入元 HP http://www.aircraft-japan.com/prod_datasheets/hp/lipo/vx/hp-lvx-lithium.htm   


             66Aで3分放電可能でバッチリ!


ブラシレスモーターは ハッカー A30−10L  KV値1125


回転数は   11.1 * 1125 * 0.7 = 8740rpm  以上が高効率でイイ


ペラは APC 12*8E でとりあえず、


計算データはともかく、パワー設定を電流25A、ライントータル17m(少し弱気?)で初飛行です。



第一印象は       よ〜〜く飛びます


しつこいですが、ARFノーブラは3機目です、


1機目は、復活1号機で、古い記憶を頼りに組み立てましたがリンケージの甘さと、SS35の不調に悩まされ、飛ばして全く楽しくない機体でした。
SS35をなんとかごまかして調整できても、アップ・ダウンの利き(ダウンが利かない)の違いはいかんともしがたく、操縦の仕方が間違っているのか?真剣に悩みました。
特に風吹くと加速がひどくよけいにダウンが利かなくなり、アルドリッチカップの一週間前に四葉の第二円目で激しく背面接地でコッパ! 

2機目は、急遽KyModelの鬼軍曹殿にお願いして用意してもらった完成機でした。
アップ・ダウンの差はほんの少しあるだけで、飛ばしやすく流石ベテランが作った機体でした。しかし水平・背面安定は・・・・・
やはり自分のSS35は他のベテランの方のそれとは音からして違ってまして、アルドリッチカップが終わってしまうと、その後性欲が湧かず・・・・・・・


こうした苦労が電動化の原動力となったのはたしかです。


現在このノーブラは浦島さんちにお嫁に行き、かわいそうにこき使われボロボロになって・・・・・・・・



そして  電動ノーブラ


水平安定は大変イイです、ワイヤーテンションはエンジン機より遅いのにあるうえ、上空でもイイ感じ、安定イイうえ、ワイヤーにエンジンの振動がなくスムースに飛ぶ感じます。


Xジオメトリーが確実に作用しています。


エンジン用の設計なので、シリンダー・マフラーが無い電動では、機体の上下重心が上側にずれるようで、少々外傾してますが逆モノパターンでもワイヤーテンションは不安定にはなりません。
ARFノーブラは舵が利かないとよく言われて・・・・・設計が古いから仕方ない?
でもこの電動ノーブラでは感じません、エンジン機より140gは重いのに慣性が大きいとか、舵が残る感じや、沈み込む感じもほとんどありません。初飛行からピタリと手に付いてくるカンジがあり思わずニヤニヤ。

問題のアップ・ダウンの差は、ほんの少しだけダウンが敏感ですが、エレベーターのアジャスターを半回転だけアップ側に回しただけでほとんど解決できました。
回してもあと半回転でしょう。
傾きはフラップホーンをエイッとネジって・・・・・・・OKでした。



この機体は飛ばして大変楽しく、大満足、お気に入りへ追加!


電動に固執するつもりはありませんが、不思議と何回でも飛ばしたくなる機体、なんとなく上手くなったような錯覚、Uコン飛行機操縦の楽しさを再確認できたような・・・・
KMA大会のノスタルジーにエントリーするのが目的で、性能はまったく期待して無かっただけに、ビックリしたのとARFノーブラの印象は180度変わりました。



本題はここから・・・               


モーターの利点は安定した回転、エンジンのように吹き上がったりは絶対にしません。
ここが視点を変えなくてはならない重要ポイントです。
Uコンでは水平飛行から曲技に移行したさい、エンジンが適度に吹き上がりそれが飛ばし易さとワイヤーテンションの確保、定速飛行につながりますよね、しかしブラシレスモーターでは指定回転数でロックされていますので、負荷の増大で減速はしても減少での増速はありません。
よって水平飛行では結構速くても曲技に移行すると減速傾向が大きくなります。
これは悪いことではなく、減速により操縦に余裕が出てきて確実なコントロールを助けてくれる?
電池が悪くて電流供給が追いつかなくなると、極端な減速と元に戻す作用(加速と感じる)を繰り返し、大変飛ばし難くなります。


以前の失敗から、リポの容量、供給能力には余裕を持たせてありますが、


後番演技(横八ぐらいから)でのタレ、上空でのタレは誰でも分かるほどで、リポのナチュラルガバナー作用だけでは補えないことがはっきりわかりました。
特に横角八の左上辺では機体が走らなくなり、特に大事な操縦のリズムが取れません。


さてどうしたものか? 


やっぱ  ガバナー  しかないか?


エンルートの35AコントローラーとJMPタイマーの相性が悪く、プログラム確認のアラームがならず、勘をたよりにポチポチ押してましたが、どうにもやり難くく・・・・・
しかしこのコントローラーは優れもので、設定はフルオート、ヘリ・飛行機・グライダーの設定が変えられます。
モーターコントロールUコン、カサブランカ用ではヘリモードでガバナーONで使用していましたが、ノーブラ搭載では飛行機モードに変更していました。

メーカーHP  http://www.enroute.co.jp/store/index.php?main_page=product_info&cPath=9_29&products_id=76


ものは試しで、ヘリガバナーONでやってみんか?


RCカー用プロポで、モード変更してみると・・・・・
あら不思議、突然JMPのプログラムアラームが鳴り出して・・・・・・
何事も無く正常に動きはじめました・・・・・・・
どうやら、購入して最初に色々設定変更しないとリセット掛からないみたいです。

よぐわがんね!


よかった〜〜〜


と言うことで、早速飛行テスト


やりました!、ウソみたい!、ガバナー作用で最後まで全然タレません。


回りで見てた人たちもビックリ!


ワイヤーを18Mに変えて、パワーを28A/7800rpm APC13*6.5Eを詰めて12インチに変えてバッチリ?


あとほんの少しパワー抑えればかなりイイ・・・・