民間伝承の紙飛行機?



この紙飛行機ご存知ですか?


とある日曜の夜、いつもの場所でFF系爺様方と飲んでいたときのこと
斜め後ろのテーブルで一人静かに飲んでる高齢の爺様がひとり
ふとテーブルを見ると、大量の折り紙飛行機?を大事そうに持ってまして・・・

一人が 「なんだろアレ・・・」

「へんな紙飛行機だな・・・・」

ちなみにみなさん還暦前後の飛行機好きで、バリバリ現役FF(GPF)の選手方ばかり・・・

「見たこと無いなぁ〜〜」

「マジっすか?、長生き爺様でも見たことないんすか?」


さっそくインタビュ〜〜


「コレは紙飛行機ですか?」
「そうだよ、戦前はガキ大将が中心になってみんなで飛ばしたもんさ!」
「失礼ですが、お年はいくつですか?」
「81だよ」
「これは当時、ガキ大将の兄ちゃんから教えてもらったモノ」
「今の紙は質がイイから良く飛ぶよ・・・」


手に取り観察・・・


材料は新聞広告の切れ端
「どうやって折るんすか?」
「カブトと同じだよ・・・」
「???」
「どうやって飛ばすんすか?」
「ひとさし指でつまんで、ボール投げるように前に投げるんだ・・・」
「そうすると、バク転して機体が開いて真上に上昇」するんだよ」

「???」
「上手くいくとよく飛ぶんだ・・・みんなでよく遊んだもんだよ」


「教えてくれた兄ちゃんたちは、みんな戦争で死んじまったよ」


どうりで、還暦の爺様たちが知らないワケか・・・



戦前の日本の航空技術のレベルが高いワケがわかった・・・・
ガキのころからこんな遊びしてるんだもん


ひょっとすると、クルセーダー先生はご存知でしたか?