1/2A・プロフィール・プロト・スピード競技



なかなかスピード機やスピード競技に馴染みができ難い状況ですが
古崎さんが提案している1/2Aプロフィールプロトスピード競技を始めます


詳しくは・・・  http://mokoken.driven.jp/u-ctl/1_2A/1_2A.html


10/18に尾島で競技会を予定しているので
それに合わせエンジン・機体製作を進め、モチロン優勝を狙います。



景雲



作戦会議の末、景雲 に決定




HEAR THE BUZZ!



AP 061



小さなエンジン、思いのほか仕上げが綺麗
スロットル付き、CLベンチュリーとニードルバルブは・・・



ネルソンプラグみたい、調べると1個¥1000−
スピードはプラグは使い捨てですから
ターボプラグヘッドを作ってもらいましょう



エンジンはAP 061で行きマッセ!
当初は、サンダータイガー07のつもりでしたが
どうせなら・・・サイクロン、プロフィなどスンゴイエンジン買って
でもこの性格ですから、イジルとこ無しではオモロクない
そこで注目したのが、中華パワー
CSなんて名門エンジンもありますが、やはり値段で勝負

E研さん扱いで ¥4,500−





プロフィ1CCです。








オマケ ハーフAコンバット      デイブ中山さん所有


サイクロン1CCが付いてマンヨ

ネェ〜、飛ばさせてよん!


たぶん一人で飛ばしても笑いが止まらんベナ


購入希望者は上記へどうぞ         MNTさんでもOKかな?

ペラ・ワイヤー・ハンドル付だって・・・


スピード用ハンドル






蘇る 景雲


実機の景雲は1機しか生産されていません
機体構成を考えると、日本の航空技術がいかに先進的だったか分かります
とは言え、斬新過ぎて実用にはかなりのテストが必要だったかと
模型でなく実機でいきなりテストするわけですからマジ命懸けですわ
設計者はテストパイロットのことなど考えなかった・・・・
戦争とはそんなモノかな
現代の日本人からは考えられない
デザインもよく見ると、モダンでシンプル、カッコいい
デカイペラを回すので離陸で右に取られてタイヘン
重いエンジンの下に象の足のような車輪、3輪構成は必然だったかも、
前上がりの脚でもパイロットの視角は確保されていたのかな
ヤッツケ仕事のような設計でしょうかネ
高速飛行を追求した結果、地上姿勢などどうでもイイとか
設計者とジックリ話しをしてみたいなぁ〜

たぶんUコンでは初のモデル化でしょうか


前後重心の関係から主翼は前寄り
上下重心の関係から主翼は左右段違い平行
サイドビュウはフルスケール

現在40g

もちろん3輪仕様






AP 06○●ver0.9



ベンチュリーはナニを流用したのかなぁ〜

模航研でターボプラグ用ヘッド、ニードルバルブ、ベンチュリーを作ってもらいました。

ターボプラグはバリエーションがあるので色々セッティングできるかなぁ〜

ベンチュリーが大きいのでクランクケースプレッシャーが付いてマンヨ!


次はいよいよブレークイン


ノーマルとの徹底比較データを取って遊びマンヨ
はたして改造効果はあるのか?

小さいエンジンは初めて、経験値はゼロ、ワクワクしてます。



深遠・広大なエンジン・ワールド


アララ〜〜、クランクしただけで、なぜかエンジンが黒くなった・・・



コレ・・・ナンカ溶けてネ?  メタミドボス?




古崎大将にTELしたところ・・・


「燃料はナニ?」


「クロッツですけど・・・」


「ダメ!、ひまし油でなきゃブッ壊れるよ!」



「マジッすか?」
「なんか黒い油たくさんでてますが・・・」



「あぁ〜、それもうダメかもよ!」



「クランクしただけですが・・・」



「ピストンでアルマイトが削れてんだよ」




エッ???・・・




「何でよ!、どどどうしよう・・・」





ルンルン気分のブレークインから一変!


ブログに相応しい最高のシチュエーション!


古崎大将は、「送ってもらえばチェックするよ」
二つ返事で「よろしくお願いしまぁ〜〜す」とは言ったものの
「チト待てよ・・・」他力本願ではオモロクないワナ
ここはダメ元、基本に立ち返り勉強するつもりでイッチョやるか
「ブッ壊さなきゃ本当のコトは分からない」
「高性能はカネで買えばエエ!」
「誰でも最初は初心者」
「完成品買ってきてもオモロクない!」

それを見越して、2台購入しました



ひまし油


ダメ元で近くの薬局でひまし油を探したところ、発見
無ければカストロールR30でも混ぜようかと思案しとりマンタ
立派な医薬品です、工業用ではありまへん
香り付きの超高級品、エンジンも大喜び?

1%の香料が入った美味しそうなヤツ
ニオイはママレモン?、よけいに飲めないワナ


恐ろしい注意書き


ひまし油ダイエット法でも発表しようかなぁ
命がけ、1週間で10kg痩せる

オクサンは
「アンタ、それ使って絶対に悪戯しないでよ!」
どういうこと???



流産するかもしれない下剤デンナ、就寝前に飲むなってか?
20数年前の悪夢、翌朝の大腸検査のため就寝前に・・・・・
おかげで流産しそうに・・・・



燃料調合 (文字色がポイントよん)


クロッツ・ボートスペシャル60とエアスペシャル30を


1:1で割ってニトロ45%



コレにひまし油5%をプラス


燃料缶を激しくシェイクして完了


美味しいレモン風味のアセロラドリンクの出来上がり!







オーバーホール


中国製エンジンの品質は低い?
安物買いの銭失い、なのか?
サァ〜、ジックリご覧ください

もちろんベアリングはないですが
工作精度に問題はなさそう
つうか、良く出来ているようにみえます。

クランクシャフトもOK
贅沢言えばキリがないですが・・・・

これはスゴイ!
ピストンピンにリテーナーが入っている
老眼にはよく見えない、写真にしたらワガッタ!
リテーナーの溝を作るにはかなりの工作精度が要求されマンナ
どおせ何かのコピー、安価な中国製と思っていましたが・・・・
電動同様、恐るべし中華パワ〜〜

外してリテーナー無くすと厄介なのでノータッチ


スンゴイ?、コンロッドにはオイル穴が・・・・


写真撮るのも小さくてタイヘン
手抜きなしジャン、気合入ってきたゼ!



模航研のターボプラグヘッド


ノーマルと比べると、明らかにハイコンプ仕様


スゴイ!、5ポートですぜ!


穴だらけジャン、ピストンピンのリテーナーが必要なわけだ


心配したシリンダーの傷も無いような気が・・・・
肉眼では見えん

工作精度・仕上げもOK

ココが問題!

燃料入れてクランクしただけ、
シリンダートップのクリアランスがギチギチ
フリクション大で爆発すれども連続回転しない・・・・


チョイ待てよ?


全体の工作精度はソコソコなのになぜココだけ異様に堅い
これって、意図して作られているかも
素材として捉えればベリーグッドかな
シリンダー下側はガバガバ、かなりのテーパー加工してありマンナ
V8 5700CCのシリンダーは詳しい?ですが
こんなに小さいエンジン所有するのもバラすのも初めてですから
比較対象での優劣はわかりません

1200番のペーパーで丁寧に面取り
ピカールで優しくナデナデ

すり合わせを確認?
塩梅は適当・山勘・いい加減、まぁ〜エエか
手でシコシコ?しても黒い油が出てくるほど軟らかい
まるでスズリで墨引いているみたい・・・
よくワガンネ!

ニップルを付けたバックプレート

減圧バルブ
ハンダで埋めて、針穴が開いてマンヨ!
ナルホド納得、古崎大将の仕事です


クランクシャフトはチョイ削りのエポキシ充填
勝利祈願!オマジナイ・・・・・



ピストンすり合わせとスロットル固定のみのノーマルエンジン
データー比較と部品取り、2個イチ用?



完成


全備144g、ミニ四駆なみの重量

ベルクランクは模航研

前輪はユザワヤで買ったボタン(軽いよん)
それとTOJOタンク
ペラは模航研の怪しいヤツ?・・・


コレで30000rpm回った!


エンジンはオーバーホールが効いたのか?
ひまし油が効いた?
始動性も良くなり、ビンビン回りマンヨ
音はCOX049くらいかなと思いきや・・・・
ウルサイ・ウルサイ、スンゲェ〜うるさい!
回り方がエネルギーで溢れていて、ええカンジやで
中華バンザイ!、機体がヤワかな・・・、チト心配




競技方法


ワイヤー長(トータル)      11.37M

一周長              71.4M

周回数              14

レース距離            1Km

   
0−1000Mのタイムトライアル


助手の手を離れ瞬間からタイムスタート、14周ゴールでタイムを競います。
安定したスピードでのタイム計測ではなく、0スタートですから
加速性能、安定性などトータル性能で勝負
ポイントは的確な燃料供給でしょうか



景雲ちゃんのアスペクトが他より大きいのがワガルでしょ


スピード競技は初体験!


Uコンはいろいろあれど、スピード競技は初体験で新鮮デンナ!
操縦はグルグル回るだけ、Uコンの原点
なんでもそうですが、見るとヤルでは大違い



「オレのは4500円で30000まわるで!」



タコメーター使い方しってるん?」



「2枚ペラモードで計った?」



「口で言うのは自由、時計は正直だから・・」



早々から失礼な奴らだ・・・
すでに地上戦が開始されている・・・


ワイヤーは0.2単線、現場で製作、ガス半田コテが大活躍


大方の見方


持っただけでグニャグニャ曲がる主翼
ハンドランチグライダーのような胴体
刷毛でベタベタ塗ったウレタン塗装
前代未聞の3輪構成のスケール?機
スピード未経験で態度がデカいパイロット
仮にエンジンがパワーアップしているとすると


離陸同時に内側に入ってノーコン全損  でしょ・・・


よしんば離陸してもフラッターおこして空中分解、花の命は短くて〜〜♪



「ブログの言い訳考えておいたほうがイイよ」



想定外のパワーアップ


古崎大将は、送ったペラで22000回ったらソコソコ飛ぶんじゃないの・・・・
よし!、それを目標に頑張ろう
実は別に本命エンジン(CS06S)がありまして
スピードは初めてだからとりあえず飛べばOKでしょ
つうことで、バルサは全てソフトでヤワヤワ
エンジンもどうせ非力でしょ、強度は必要ないベナ!
本来ならマイクログラスとか貼るのが普通ですが・・・・・

メンドクサイので却下!

TSさんは、見るなり「Aカットのバルサ主翼作る神経がわからん!」


ところが・・・

爆発的に回転するエンジンになっちゃった
黒い油出していたのがウソのよう・・・・
ターボプラグの恩恵か?、デカベンチュリーでクランクプレッシャーがエエんか
官能的に回るんだわ
OS12はパイプ同調して28000回りますが、それを超えている
このエンジンはAMのコピーらしい
しかもプレーンベアリング・・・・

古崎大将も「ホント?、早くやってよ!」

まったく信じていません



初飛行


内側に入る、空中分解がアタマをよぎる・・・
ニードル甘めで弱気モード

飛んだ・飛んだ・・・・

ニードル調整でモタモタしたので12周で終わり


計測不能、「30秒は切れないよ・・・」


「それより主翼が鳥のように羽ばたいてるよ」


もちろん設計どおり!


外野席は・・・・


「エンジンはイイけど、機体はダメでしょ」


初飛行でわかったのは、

空中分解はしない
上下重心がリードアウトより下にあるので、狙いどおり派手に内傾している
ジャイロ悪戯?、水平飛行がムズイ・・・・
そして



目が回った!  あぁ〜快感デンナ!



飛行は30秒もしないのに、スンゲェ〜長く感じた
初めてUコン単独飛行したときの感動に似ていた・・・・
小学生に戻った?

ラップ2秒は目が回る、でもスピードはオモロイ・オモロイ!



2回目


もう脅かしには惑わされません。
ニードル絞ってイクデェ〜


タイム  29.8


30秒はキレたぁ〜
しかしエンジンがイマイチ回らん・・・・
プラグかなぁ〜、ラインも拭いてないし・・・



3回目


ラインを拭いたらビックリ
防錆油と汚れがたっぷり・・・、これだよ遅いんは
プラグもP3からP4に交換
ブレークインからず〜っと交換してませんでした

スタート!

回転数は跳ね上がり、軽く30000オーバー
ハンドルにビンビンとエネルギーが伝わってくる
スンゲェ〜爆音、エクスタシ〜


タイム 28.6   ヤッタ〜〜この時点での最速や!


ココで突然・・



古崎大将がスイッチON!





「マフラー無しは参考タイムだ!」




ど・ど・どうしたんすか?



時計が回ると、真剣勝負が始まるスピード競技



AP06マフラー付きは、30.6が記録



中華パワ〜炸裂



AP06は凄いポテンシャルだ!



台湾VS中国

07と06なんですが、APは小さい
15と45くらいの差があるデンナ



TOJOショップのダックスフンド


CS049は 30.56





古崎大将はJIN自作エンジン



タイムは 28.25もちろんマフラー付き



爆笑の一日でした・・・