中部コンバット作戦会議



オモロイでんよ、コンバット!


スタントは野球、コンバットはサッカー  スピードは麻薬・・・


コンバットをチョコっとやってみて感じたことは・・・
スタントは野球のように組立ながら勝負をするカンジ、
練習もパターン化できるし、想定できることが多い
対して、コンバットはサッカー
一瞬にして展開が変るうえ、カウンター攻撃の応酬、セットプレーが無いサッカーと同じかな?
想定できるのは、相手パイロットの位置からくる体の入れ方、交わし方、
ライン長が合わなければカットはできない
展開が目まぐるしく変るので、有利・不利が判断しにくい
スタントの上手・ヘタはあまり関係ない・・・・
自分の機体・相手の機体・相手パイロットのハンドル位置を絶えず観察する能力
相手のアタックは交わしながら、アタック!
これをグルグル回りながらヤルのはムズくてオモロイ!
スタントが上手いとついついカタチに持ち込もうとするクセがある?
ヒットで一塁出たらばバントしてして、みたいな・・・・
それは応用が利かないのと同じで、相手に見破られると・・・・・
後ろで書きますが、アップで攻めようとするクセも・・・
絶えず考えながらプレーしなくてはならない
スタント屋さんから見ると、野蛮で単純、危険、機体の消耗戦のように見えますが
頭脳プレーでいけば、遥かに上、同じことの繰り返しとはワケがちがうかな・・・・
つうか、頭の使う場所が違う・・
スタントでは自分の機体だけ考えればイイけど、
コンバットは相手を見ながら相手に合わせるだけんど、相手はその時々で変るんだよね
サッカーで言う、相手の空きスペースに走りこむみたいな・・・・
スタント脳・コンバット脳みたいなカンジかな・・・・


現状の自分は、


相手ゴール方向に


ナ〜ンモ考えず、来たボールおもっきし蹴ってるだけ・・・


キック力がデカければOKと思い込んでた・・・  無策・勢いオンリ〜〜、決定力ゼロ!




失敗事例を徹底検証  これが大事・・・


追いかけっことバトルは違う・・・

スピードが速いことでのアドバンテージは絶対あるに決まってる!と思ってましたが、
それはハイレベルなコンバットでの話し
自分のレベルでは、逆にかなりのハンディを背負うことが分かった・・・
Uコンはパワーコントロールやブレーキがないので、相手より速いと当然追い抜くときがある・・・
この瞬間にテープカットされる
速い機体は当然ながら小回りが苦手
相手に交わされ自分が前に出た時、ヤバイ!
相手に背後から迫り、こちらもハンドル合わせに入る
接近戦でワイヤーが揃いアタックかけて失敗、
追い越した次の瞬間に相手からカウンター攻撃がある

浦島は、この瞬間に勝負を掛けて待っていやがる・・・一度ヤラレタ!
遅い機体は相手にハンドル合わせられなければカットはされない・・・
次に相手が追い越して行く時にハンドルを合わせればOK

理想は相手のケツに張り付くこと、だとすると同じスピードのほうが有利

速いと機体に振り回される・・・

速いスタント苦手でラップ遅くして、スロースタントやろうなんてヤツが
ラップ3秒台のコンバット機を巧みに操るのは無理デンナ
グルグル振り回され、三半規管???で頭真っ白、ナニやってんだかワガンネ!
相手より速いつうことは、より多く走ることを意味する・・・
相手よりエンジンが回ってると、なんとなく有利なカンジがありますが、
ほとんど勘違いの世界!、遅いほうがチャンスが多い・・・
だいち急に走ると足ツレル鈍い中年には土台ムリな話し・・・・

オマケにスピード差は目標誤り、空中衝突を招く


アタックはダウンで行う


初級コンバットでは、アップでのアタックはワイヤー絡むリスクが大きくNG
スタント屋は水平1.5Mが体に染み付いてる・・・
それゆえ、巴戦ではついついアップ切って攻めたがる・・・
コンバットでの水平飛行は40度以上の上空が原則
限りなく上空での待機からアタックはダウン逆宙で掛ける


勝負にドラマはない、テープ切られるのは突然であり、たいていは何で切られたか???


風向きは頭に叩き込め・・・・興奮したら負け!

上空での追いかけっこが始まると、パイロットは興奮してどこで仕掛けるか必死になり
風上でも無謀な行動に出やすい
操縦は冷静に認知・判断・操作ができないと、とても勝てません


目標はストリーマー


対戦中は自分の機体を見るより、相手の位置を探しながら飛ばすんですが、
相手の機体を見るのではなく、ストリーマーを見るようにする
相手の機体ばかり見てると空中衝突します。
バイクやスキーと同じでパイロットが向ける視線方向に機体が行っちゃうんだよネ


相手の誘いに乗るな!


これは一種のフェイント攻撃
逃げる相手を追いかけてる時、相手がダウンで逃げると本能的にこちらもダウンを打ってしまう
ここがミソ
上空からダウンで背面で逃げる、これはOK
ところが、30度位からダウン打って急降下で水平復帰すると相手は本能的にダウンで追いかけるんですが
高度を考えずに、相手の機体見てるうちに自分の機体は地面に激突コッパで終わり
真っ逆さまに地面に激突するパターンはまさしくコレ
本人はなぜ落としたか分らない・・・・




ココからが重要!



コンバットは頭脳戦、アタマで理解できないことはハンドル持ってもできません・・・・


話の前提は40度以上の上空とします



ケース1   相手が後方から来たとき


空中戦で機体後方にストリーマーがある・・・・
後ろに付かれるのは圧倒的に不利ジャン!・・・・・
と思ってましたが、空域が狭いUコンではそうでもないみたい
アタリマエですが、テープカットは後方からしかできません、しかし・・・・


急降下で逃げ、1.5Mで水平に戻す

アホな相手は本能的に付いてくんだよネ
逃げるほうに覚悟があり、低空で引起せば相手はそのまま地面に激突します。
これは接近するほど、そして比較的低空だと効果的、
興奮した相手に「いただき!」と思わせれば占めたモノ!
接近戦ですから、くれぐれも肩越しにハンドル合わせられないように注意
ワイヤー揃わなければ主翼にテープが当たるだけだよん
テープ切らなくても勝てます・・・・
しかしこれは上手な相手には通用しません。


逆宙で逃げる?

一歩前進、相手の前面に体を移動して、キレイ?に逆宙入れて背面低空に入れる・・・・
ここで相手が同じようについて来たらチャンス!
すかさず背面上昇に入れてS字ターン、このとき素早く相手の右側に移動する
相手が様子を見ている間に上側ですれ違うように腕を上げて相手パイロットの頭越しにハンドルを入れ、
すれ違いざまにダウン入れてテープカット!


相手が無視してそのまま水平でやり過ごしたら
逆宙途中でもフルダウンでターン、相手後方に張り付けます。


上手な相手はこれらのアクションに対してアップで逃げて再度取り組み直しかな・・・・



基本体位


相手の左側(前方)、ダウン操舵では


前側に移動、


相手の左側(前方)、アップ操舵では


後しろ側に移動



これがワイヤー絡ませない基本中の基本、


初級者は上空からのダウン操舵の展開がイイ


ワイヤー拘束されていますから、まずはワイヤー絡まなせない体位がないとバトルラリーが続けられない


ワイヤー拘束が無ければ、後方に近付いた相手にたいしてアップの正宙で巴戦も可能ですが・・・



ケース2   相手の後方にいるとき


この状態に持って行きたい・・・・・
相手パイロットが左側にいれば
ワイヤーが絡む心配がないので、アップ・ダウンはOKなんですが・・・
相手が突然アップでかぶさって来る可能性や急降下で逃走する可能性がある・・・・


コンバットは40度以上の上空を基点としてはじまるのでダウンアタックが基本・・・




ケース3   テープカットは時の運


ハンドルを合わせられないように注意していても、
お互いのワイヤが二等辺三角形を形成した場合
テープカットが起こる・・・・




これが現状で言える戦法のすべて・・・
なぁ〜〜んだ、これだけかよ!
まあまあ、初心者ゆえカンベン・カンベン
コンバットは相手があるゆえ、反射的にどの戦法で行くか
身体能力もスタント以上に必要、でもオヤジレベルでは、基本は脳力かな・・・・

前回岡崎のコンバットへ行く車中、浦島は興奮して戦法について語っていましたが
私は、「???」「それがどうしたのよ?」「速けりゃOK」「だって追いかけっこでショ!」

浦島のコメントは、紛れも無い事実デンナ!

彼はコンバットには向いているかも・・・・
一年経って、ようやく彼の言うことが理解出来始めましたヨ
Uコンにはスタント向き(A・O)、コンバット向き(B・O)、レース(A・O)向きの脳力(血液型)があるかもしれません。


コレを読んで観戦するとオモロイですよ!





                    ドキュメンタリー、楽しい爆笑Uコン


   中部大会 爆笑コンバット





     天罰命中、轟沈!




      浦島U太郎




    さぁ〜とくとご覧あれ、Uコンを舐めるとこうなります


両足、右手が硬直!、マッタク動きません・・・・サークルから台車で運ばれリタイヤ

運動不足からくる足腰の筋肉量の減少
ストレスからくる食欲で代謝をオーバーする栄養摂取
結果、体脂肪率の上昇
オマケに手先しか動かさない仕事
配達はすべてクルマ

仕事の疲労が残るなか
ほとんど水分取らずに血液ドロドロ
突然のUコン、相手は因縁コンバット
3・4分の格闘は無酸素運動の連続
筋肉中の乳酸濃度はオーバーフロ〜〜・・・・

気付いたとき、左手以外はすべて硬直、体が強烈に防衛反応を示す。


30代だったらノ〜プロムレブだったのに・・・・




ところが・・・ 那須高原



腹の底から笑わせてもらい感謝?・感激!



    正義の人は勝つ!



    邪義の人は負ける!




Uコン大陸掲示板より・・・


ワタクシ 浦島は12/1の中部大会コンバットに参加できることになりました。
相模に優勝トロフィ−を持ち帰るべく奮闘努力いたす所存ではありますので、那須高原共々応援よろしくおねがいいたします

最優先順位として浦島の優勝
次に「初」1回戦突破那須高原の順でお願いいたします


ところが・・・決勝で浦島は



「チクショ〜〜〜」



「絶対○●には勝たせるな!」



体は不動のクセに、大声で叫んでました・・・・  コノ裏切者めが!




   そうです、天罰はくだされました!





  アァ〜〜スッキリした!




  アァ〜〜オモロかった!




  アァ〜〜笑った・笑った!



笑い過ぎて、スタントは集中力ゼロ、メタクソ・・・・・、どうしてくれるんや!



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   忍び寄る肉体老朽化と




   精神年齢のギャップが




      悲劇を生む


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マァ〜人生失敗はイロイロありますよ
失敗は成功の元と言うじゃありませんか
もしアナタが中部大会に出ていなければ
体の老朽化に気が付くのが遅れ、
重い生活習慣病になっていたかもしれません
それは笑い事ではすまされません。
自身の生活パターンの見直しチャンスと捉えられれば、大きな善智識となる
○●菩薩に出会えたアナタは幸運
その悔しさをバネに、いっそうの成長と再起を期待しています。



レッツ、ウォーキング!    歩け歩け!





スローコンバット機の調整


コンバット終了後、OZ会長宅でボスKさんからスローコンバット機の調整について講演がありました。


重心は40%近くまで後ろにする


コンバット機はストリーマーを付けて調整しないとダメ
ストリーマーは機体を安定させるスタビライザーとして働く
今まで、ストリーマーを付けずに飛行調整をしていましたが、
実戦で舵の効きが甘くなることをカンジていました
無理矢理フルダウン入れても回転半径は大きくなるし、減速もデカイ


何でだ?

ストリーマーは強烈なスタビとなり、運動性能を低下させる

これを重心位置変更でキャンセルさせる

言われればナットクですが、これがなかなか気付かない・・・・・



水平尾翼は小さくてOK


水平尾翼は小さくする
スタント機いじってると、感覚として主翼の25%位にしたくなりますが
ストリーマーがスタビにもなるので、小さくてOK
写真の紫電改は水平デカすぎ・・・・
スパンもペラ・ダイヤ・プラス、ペラ後流の中にあればOK
F2Dコンバット機のエレベーターは驚くほど小さい・・・・



アップ/ダウンの効きは揃える


スタント機と同様、シビアに調整します
ストリーマー付けると舵の効きが甘くなるのでダウンで接地しやすくなるので注意!
心理的にはダウン優先で調整したくなりますが、
S字の切り替えし考えると、同量に調整しなくては・・・・
エレベーターのトリムで調整、ニュートラルも狂うので注意



重量は軽いほどイイわけじゃ・・・・


軽量だとクイックターンで大きく減速、テンポが狂いやすい・・・・
ある程度重量があると慣性力で減速し難いそうです
ここも痛し返しで、上空のテンション考えると軽量にアドバンテージが・・・・
エンジンパワーに対して最適重量がある
この辺は戦法や操縦スキルと大きく関係してきマンナ!

空気抵抗考えると箱胴よりプロフィールが有利かな?