スタント操縦上手くなりたいオヤジに贈る



Uコン脳力開発レーニング法



どうしたらスタント操縦が上手くなるか?

Uコンはスポーツですから、身体トレーニングは絶対必要、
視力・体の柔軟性・手首を含めた腕と体の敏捷性etc
グルグル回りながら、その時々で体を止めて、空中に図形を描くスタント飛行は
現実生活とはかけ離れていて、日常で流用できる身体トレーニングが実は少ない
もちろん体育系トレーニングが必要かな?とは思いますが
スピード競技やレース・コンバットとスタントは同列には考え難い

永年有効だと行われているのが、スタント競技を通して行う練習飛行

飛行回数は、トップフライヤーなら通算1万回を越えることは珍しくありません


この考え方が正解なら、同じ身体能力・同じ機材・同じ方法で練習するかぎり

1000フライトの人は5000フライトの人に、
5000フライトの人は10000フライトの人には絶対勝てません

努力した人が報われるのは当然としても、あまりにも気の遠くなるような練習
見方を変えればある時点からマッタク上達しなくなるような気が・・・
いや、ジリジリとずり下がる能力に対して必死に這いずり上がり
能力を維持向上をしていく・・・・


ある時点からマッタク上達しなくなるような気がする・・・・


これをキーワードに


Uコン脳力開発レーニング法を考えます



単独飛行が出来るようになり、ウイングオーバー・宙返り・背面といった具合に
どんどんスタント飛行ができるようになる
このときが一番楽しく、上達の実感があってオモロイ
その終着点がF2Bスタント競技・・・
ところが、F2Bパターンがやっとこカタチになってからが地獄
何回練習しても上達が実感できなくなる・・・
つうか、上達のスピードが極端に遅くなる、言い方かえると上達の勾配が急になだらかになる
とは言え、傍から見てるいると少しずつ上達しているのが分ります


しかし・・・・ ある時点を境に地獄が待っている


頻繁に競技会はありません、ひたすらライフワークのように練習を繰り返す




カベにぶち当たる! 一進一退を繰り返す、己との戦い




これが Uコン スタント道 まさに修行という表現がピッタリ



このカルマからどうすれば抜け出せるか


最初に考えたのが、機体の性能があまりに悪いからでしょ!


圧倒的に優れた機体が出来れば、練習しなくてもイイべな


練習しなくてもイイ、超高性能スタント機を作る   これは現在進行中?




次に考えたのが 脳力トレーニン




スタント練習ではあまり脳力を使っていないかも?


Uコン操縦はいったん覚えてしまうと、自転車乗るのと同じで体が覚えてしまい自然と出来てしまう
スタントは単調な繰り返しですから、テーマを決めて練習しているようでも
手首の動かし方や、視角・視点・体の運びなど末端神経の脳力のみで
前頭葉をフルに使った思考はしていない
コレが原因で各自がクセを持った操縦に陥りやすくなる
いったん付いたクセは練習すればするほど染付き、指摘されても治らなくなり
やがて「言ってもムダだべ!」となり手遅れ・末期患者となる

前頭葉をフルに使うのがコンバットかな、なんせ相手の予測がムズイ・・・

Uコンスタントはパイロットの視点とジャッジの視点がズレているのも深刻
他人の飛行はいくらでも指摘できるのに、自分のことはカラキシ分からない・・・・


イイ例が、自分では満足なフライトでも、外からみるとクセだらけとか


的確な指導・指摘があると急に上手になる


本人は考えずに飛ばしているわけでなく、ただ考えあぐねていただけ
三者からの指摘でそれに気づく
それゆえ、初心者は皆から指導され個人差はあるにせよグングン上達するんよ
ところが、ある程度上手くなると(自分より)・・・・
競技成績が絡んでくるので・・・、誰も何も指摘・指導しなくなる・・・・



かなり面倒ですが・・・
スタント競技の練習は複数人数で行うとき、絶えずお互いにジャッジングして
練習記録と問題点を指摘し合えば、凄い効果があるかも



人格の芽生え・・


修行を積むにつれ、パイロットに人格が芽生え
たとえ的確なアドバイスであっても、競技成績が自分より下の人から言われると



「オマエに言われたネェ〜〜ワ」



これはお互い様の部分があり、気分悪くされるなら静観してるほうがエエ・・・
マァ〜、そのうち自分でも気付くでしょ・・・「言ってもムダ・ムダ」


Uコンスタント競技は人格の戦いでもある


マァ〜それがオモロイんすがね、

スタント競技は単純レースとは違い、心理的にナイ〜ブでして


マジ、口の利き方一つで大きな確執を生み、それは一生かけても修復出来なくなる・・・





単調な繰り返しの害毒


小学生が同じ算数の問題を繰り返しやっても、体が覚える?だけで
頭を使わなくなるのと同じかな・・・・
慣れは前頭葉を刺激し難くなる


初めてラットレーサー飛ばした時、
「水平飛行すればイイだけじゃん」「こんなもんカンタンだべ」
ところがドッコイ・・・・アタマ真っ白???

初めてコンバットした時
「相手追いかけてテープ切ればイイだけっしょ」「スピード速けりゃ有利だべよ」
ところがドッコイ・・・・アタマ真っ白???

スタント競技とレースそしてコンバットは水と油くらい違うし上下優劣はないとが分った

スタント競技で知りえている状況以外のシーンに遭遇すると、さてどうした物かと前頭葉で考えるんですが
答えが分らず、手や体が動かない、これって結構ショッキングでした。


つまり情報処理ができない


人間、脳で理解できていないことは見よう見まねでは出来ない


最近考えているのが、

スタント競技のように単調な繰り返しであっても、脳力をトレーニングして情報処理能力を上げないと
同じミスを繰り返したり、マンネリ、失望につながるかな・・・・
脳力を向上させることは、あらゆる状況下、違った視点でUコンを操縦することと同じ

スタント操縦の技術向上には、手首や腕、体の使い方を身体能力としたら
同時に脳もトレーニングして脳力UPを図らないといけない
スタント脳力は、トレーニング方法が確立されておらず
フライト練習ではなかなか脳を刺激することが出来ず
気の遠くなるフライト数をこなすことでしか向上できないかも・・・・


もし効果的な脳力トレーニング方法が確立できれば
劇的に練習量を減らせるかもしれない・・・・




脳力トレーニングはどうすればイイのか?




1.右回りで飛ばす


2.背面飛行時にハンドルの持ち方を変える


3.逆ハンで飛ばす


4.左手で飛ばす


5.左右両手で2機同時飛行       足で飛ばす?・口で飛ばす?


これらは従来スタント練習とは関係ないと考えられていましたが
成功させるには、かなり脳を刺激して柔軟性を持たせないとできない
脳力UPにはかなり効くと思われます。

両手、左右回り、正・逆ハン、背面ハンドル持ちをすべて組合わせられるころには
かなりの操縦技術が身に付くし、脳の柔軟性も向上

なにより、本当のハンドルニュートラルが体に染付くはず・・・・


        

           
         どうよ




両手、口、ヒザを使えば、4機同時が可能、
電動なら条件そろえて・・・・
M爺様、挑戦しないかなぁ〜
水平飛行しただけで大うけ、ギネスに載るかも・・・


両手2機同時は、室内では十分競技として成立つ?


2機同時のチームスタントで左・右回りで絶えずスレちがうようにしてスタントしたら・・・



考えると、Uコンは未開発部分が多い・・・・