《 全国Uコン初心者大会 2015》

《 全国Uコン初心者大会 2015》


第2種曲技 木村和郎杯 【木村和郎氏設計の(セミスケール機)】に限る




   **** 三位入賞 ****



やりましたw  機体完成から1週間の短期調整なので十分な結果ですw   気分良く終わるコトができましたw
木村和郎設計のセミスケール機には奥深い魅力があるように感じます
一見、子供相手の量産キットのように見えます、リブは共通ですが、胴体は色んな考えで設計されています
設計時期も長期に渡り、試行錯誤が繰替えされている様に感じますw
初めて木村模型の大会出たのが1976年ですから、全盛期ではありません
木村和郎氏は、自分が設計し、子供が作った機体の飛行を観察する機会は十分に在ったと考えます
飛行を見て、色んなコトを考え、設計に生かしていたと考えます
マネ・蒸返しや、打算的な繰り返しでは無いように感じます、今と鳴っては知る由もありませんが・・・・
今回のレギュレーションは、新たな木村和郎発見の手掛かりに鳴ると感じましたw



2種スタント競技のポイント


普段全く練習せず、選手権ドベが書くので余談だと思ってチョ


点数の差が出るのは、横8から着陸まで・・・
横8(7)縦8(10)頭上8(10)着陸(6)、()は係数、ですから横8からの集中力が求められる
前半の細かな失敗は大差になりませんが、勝負は後半、細かな失敗が大差に繋がる・・・・
練習は、演技を通して行うのではなく、8字飛行を重点的に行うほうが良い


ポイントは、アタマを動かさないコト  視野の中心で機体を見てはいけません(アタマが動く)


盲点は着陸・・・


着陸は係数6で宙返りと同じ、つまり難しいのよ


プロペラが停止し、飛行高度が1.5Mが演技スタート地点



1周グライドさせ、スタート地点で接地させる



コレが出来ていない方が多かった・・・・


木村のセミスケールはグライドし難いのよ、グライドさせる練習(ウイップ)しましょうw


プロペラが停止し高度が1.5Mになった地点をアタマに叩き込み、その地点まで1周グライドさせ接地させる



ウイップ練習のポイント


ウイップは肩から下の高度で力が伝わります


肩より高い高度でウイップしても力が伝わりません
ウイップとは、肩を支点として機体を下から上に引き上げるように振り回すのです
コレはラットレースで多用するテクニック・・・・機体の高度が肩の高さになったらウイップが始まる
参考にしてくださいw



この写真は、緑のメカ(ピット)に向け強烈なデ・ウイップ(ブレーキ)を掛けているシーン
ハンドル(肩)の位置を下げて行く・・・・ウイップはハンドル(肩)の位置を上げて行く







来年はゼロ戦かな・・・




4月19日は、南関東小型機選手権




次はコレだw






飛燕15の調整編


9回飛ばしましたw
今年の初飛行でもあり、ようやく目が回らなく鳴ったw
連日の強風で焦ってますが・・・・小さな木村の15クラスは風に強いw
ナンすが、ガルーダと違い、少年Uコン(15クラス)はグルグル回って忙しいw(でも楽しい)


OS15LAは非力・・・・


ビンビン回してナンボ、余計に目が回るw
ブレークインで1L回し、始動性が良く鳴り安心しました、燃料は30−23のクロッツ、ペラはAPC8*5
天狗スピンナーも負荷になるようで、パワーが出ませんw 負荷が重い・・・・
APC7*6に交換しようとペラを探したら、昔買ったBOLY7*5.5を発見w
OS15LAに合いそう、エエ感じですわ、コレで逝きます


ダウンスラスト2


目検討で製作しましたw
ブッチャケ、改造ではなく製作(故意)ミスの範疇かな・・・・
リンケージは0で製作、ダウントリムは無し、エンジン正立ですから、UP癖が強く鳴るのが普通ですが


それほど感じませんw


方向性としては合っている様です
プロペラ・エレクトは回転数で上下するため、設計時に確定できません、つまり調整項目になる
飛ばしながらダウンスラストを調整し、UP/DOWNの効き方を揃えるべきですが、そうも逝かないw
補足するためにダウン・トリムの調整を行う、そのために精密アジャスター・ロッドを使います


風が弱く、絶好の飛行日和


流石、最新のエンジンのようで、アッと言う間に仕上がりましたw
イイ感じで回ってます、サイサも少なくピタリ真っ直ぐ飛びます
飛燕は、OS15CVAを積んだスローコンバット機を作ったことがありますが、今回のほうが良く飛ぶw
OS15LA気に入りました、ブッチャケ、素直で凄く良く飛んで、キングフィッシャーよりイイかも・・・
ペラは、BOLY7*5.5


ダウントリムはアジャスター2回転(ダウン)でほぼ決まり



横八・縦八の切り替えしで調整


トリムが合ってないと、切り替えしでシャクレ易くなります
大型機の場合、速度が遅いので腕(練習)で克服できますが、小型機は速いので難しいw
トリムが合えば操縦が楽に鳴る



完成して1週間ですが、戦える状態に鳴りましたw


機体の素性の良さを実感します・・・・


全備605g


今年初めてのUコン大会、日曜日は天気も持ちそうで楽しみですw











飛燕15完成



珍しく真面目に製作しましたw





この状態で580g


さぁ〜練習だ







あらら〜〜、シャーク10が使えないワナ    まぁ〜エっか



1.木村模型「15クラス・セミスケール機」国籍マーク記載の有るキットから製作すること。
2.キットに入っている材料をそのまま使用し、寸法は変えないこと。

* キットに入っていないものは使用できません

3.外観から見て認識できる "肉抜き"と"改造" はしてはならない。
4.国産サイド排気15クラス(2.5cc)以下の飛行機用エンジンで無改造であること。
   (KK16は認可する、KK18は不可)純正で無改造マフラーを装着する事。
5.プロペラを含む機体乾燥重量は600g以上であること。
6.機体の塗装は実機を模したものとし、主翼及び胴体に国籍マークを記載すること。


 ※下記は認めるものとする
(1)反り、捻れにより修正不可能な木製部材の交換。(材質・寸法の変更は認めない)
(2)ベルクランク、ヒンジを含むリンケージ部品の変更。(機体内装式は認めない)
(3)タイヤ、 タイヤストッパーの変更。(翼脚は認めない)
(4)主翼の被覆にフィルムを使用すること。
(5)タンク内の配管の変更。
(6)フルフラップ化。
(7)錘を追加することによる機体重量の調整。


ベンチュリー及びニードルバルブについて


エンジン発売メーカーから通常流通オプション製品として販売している純正パーツでしたらOK


OSのエンジンにENYAのベンチュリーやニードル・バルブはNG
但し、KK16に関しては木村模型からKK16用としてENYAのニードル・バルブやベンチュリーが
純正として出ているのでOK



だ、そうです


で、どうすんべ



セミスケール? KK16はOKと言うワケでキットとエンジンを木村模型に買いに行こう
もちろん、日の丸の飛行機ですが・・・・紫電改と飛燕は作ったので零戦か隼、震電というのもあります
日の丸ではありませんが、エアロスバルも候補になる
KK16は、エアレースで散々遊びました、チャンプを組んだ残骸がありますが、ココは新規購入でしょうw



懐かしいレッド・イーグル仕様で決定!


エンジンは、OS15LAが軽いのでKK16止めて使います


OS15LAについては、現在メーカー欠品中だそうで、2月初旬までの待ち・・・・
ニードルは、OS純正15FP用に交換しますw
KK16はパワーがあるので魅力的ですが、如何せん重い・・・定番のスピンナー・ウエイト積むので尚更だ・・・
エンジンは無改造なので、楽な分オモロクないw
そんでも、OS15LAは初めてゆえ、楽しみですw


コンなんもある・・・


作戦会議は終了w


問い合わせたところ


エアロスバルは不可だそうですw



作戦会議続行・・・・


で、どうする・・・


主翼面積・翼型はどれも大差無いので機体選びのポイントになるのは胴体だ


木村和郎氏の傑作設計は、フェニックス、キングフィッシャーだと思います
特にキングフィッシャーは、エンジン倒立を含め機体の低重心化に配慮されており、高性能です
次に問題になるのは、ノーズの長さです
日の丸飛行機だと、ゼロ戦、隼、飛燕、紫電改、番外で震電となる
キングフィッシャーと同じノーズ長の設計は、飛燕15になり、テールはキングフィッシャーより短い
つまり、ノーズ:テールが1:1に近く、ウエイトを積んで調整する場合、バランスが取り易いw
エンジンは正立ですが、重たいタイヤを使い重心を下げればOKだ


と言うワケで



飛燕15に決定!


と言うコトで・・・


スタント機の性能は胴体で決まる


胴体バランス性と言う新しい考え方


重心位置とバランス性は分けて考える必要がある


ブッチャケ、同じ設計の機体でも飛ばしてみると操縦性の違いを感じるスタント機が沢山あります
設計が同じでも飛行性能が違うのは、スタント機なら常識とも言えますが、ナンで違うの? と言う噺に鳴らない
アタリ、ハズレは分かっても、ナンで外れたのか、ナンで当たったのかが、イマイチ不明w
ちなみに、電気回路の設計だと同じ設計なら同じ結果に鳴りますw
設計が同じ=性能が同じ、と言うのが一般常識なんですが、スタント機の場合はそうは鳴らないw
言い換えると、気にも留めていない仔細な違い、図面上には無い違いで飛行性能が変わる
もっと言えば、飛行機として不安定な状態にあるため、仔細な違いで飛行性能が変わる
とは言え、図面が無ければ製作できません、つまり図面上で大きな見落としがあると考えています


不安定を安定に変えるには



胴体バランス性がポイント



ノーズ:テールは1:1が理想


全てのスタント機は、ノーズよりテールが長い
なぜならエンジンが重たいのでノーズを短くして重心位置を合わせている
ノーズを長くすると、重心位置が前側に来てしまうため、ノーズを短くして対応しています
テールに錘を積めばOKなんですが、錘を積まずに重心位置を合わせるためにノーズを短くしている
普通に考えると、合理性があるように見えますが・・・・


姿勢変化時のバランスから見ると噺が変わる


つまり、機体が水平ならテールやノーズは如何でも良くて、適正位置に重心が来ればOK


スタント機は、姿勢変化した時のバランス保持力が求められる



ココが滑空機や一般RC機とUコン・スタント機の大きな違い


姿勢変化でバランスが崩れると、操縦以外の力が機体に加わり姿勢変化が止まらなく鳴る
スタント機は、主翼の性能でターン性能が決まります、空気を掴んでいるのは主翼なのよ
失速せず空気を掴んでグリップさせれば激しいターンを繰り返せるし、操縦が楽になる
飛行性能は主翼で決まるのがスタント機であり、翼型はじめ各種研究されてきました
どんなに無茶な操縦をしても、主翼が空気を掴んでさえいれば、安心して操縦できます
言い換えると、姿勢変化でバランスが安定している必要がある


バランスが悪いと如何鳴る?


姿勢変化が始まると、胴体のバランス性が悪化して姿勢変化が止まらなく鳴る


実際には、Uコン特有の追従性にともなう復元力が働きますが、余計な力が働くので


「飛ばし難く鳴る」


機体自らバランスを崩すため、主翼の限界性能を超え易く「失速ぎみ」な飛び方に鳴り易い
失速は操縦で補えないため、操縦軌道からハズレ易く「飛ばし難い」感じに鳴る



姿勢変化を正宙・逆宙で考えると分かり易い


スタント演目の丸モノは、穏やかな姿勢変化の連続になります
一定のアップ・ダウンを維持すれば安定した軌道を描くハズなんですが、現実は難しい・・・・
丸が歪になるケースが多く、練習と機体への馴れが求められる
厄介なのが、正・逆で歪な状態が変わるコトが多い、正は丸だけど、逆は卵型とか・・・・
同じ様にハンドルを切っているつもりでも、歪になってしまう・・・大抵の場合、同じ傾向性で歪に鳴る
横8とかで顕著に表れる、色々考えてみたんですが・・・・


胴体のバランスが影響している


つまり、水平と背面では胴体バランスが変わる、プロペラで考えれば分かり易いw
水平と背面ではバランスの条件が違い過ぎる
アタリマエと言えばアタリマエ・・・・
この問題は、胴体設計の根幹部分のテーマでもあります
地面に対して、水平・背面を同じように飛ばすように設計するんですが、実際には上下対称な胴体には鳴らない
プロペラ特有の癖をキャンセルするための胴体設計ですが、キャンセルできても水平・背面でのバランスが合わない
本来ならば、プロペラのような左右対称・上下対称なカタチになるのが正解ではないか・・・・


最近、暇潰しに考えています


つまり、ノーブラーには正解が無いのではと・・・・
プロペラの癖は、プロペラの取付け角度でキャンセルするべきではないか・・・・
コレがダウンスラスト調整なんですが・・・・



プロペラ・エレクトとは


スタント機はUPが強く出る、コレをプロペラ・エレクトと何度も書いていますが、整理してみましょう
プロペラ・エレクトのUP癖と、エレベーターUPとは質が違う
エレベーターUPは姿勢変化を連続的に発生させ、宙返りに鳴りますが
プロペラ・エレクトのUP癖は宙返りには鳴りません、エレベーターUPとは質が違うのです
ブッチャケ、FFの様に大パワーだと宙返りして地面に激突とか起こりますが・・・・
プロペラ・エレクトは、機体が水平のまま、エスカレーターで上がるような働きをします
もっとも、エレベーターは中立ですからテールを下げる働きは起こりませんw


ノーブラーは、巧みな胴体設計でプロペラ・エレクトをキャンセルしていますが
正面・背面での胴体バランスは揃いません、結果として正宙・逆宙の軌跡が揃い難く、練習(馴れ)が必要
ココがインライン化復活へのスタートラインに鳴る
インラインは、プロペラ・エレクトによる水平安定の悪化やUPが強く効いたり、問題が多い
飛燕15は、エンジン正立で重心が高く、殆どインライン、対策としてダウンスラストを付けます