ガルーダF2Bの設計

トホホ・・・中部大会も都合付きませんでした・・・・


ナンでこんなに忙しいのだろう・・・・機体さえあれば参加できるのに・・・・今更ですが、機体落とすとヤバイわw
正月は籠って機体作りせな、来年も危ういガナ・・・無性にUコン機作りたく鳴って来たw



想だ、マスターズに出よう!



延期になってヨガッタ・・・・


本業が忙しく、Uコン弄る、練習する時間が取れず、イライラしていましたが、ナンと延期w  ヨガッタw
正月を跨げば、ナンとか鳴りそう・・・タブンw
今年の締めは中部大会だ・・・・



ガルーダF2B、想は逝っても、エンジンだけで影もカタチもあらへん・・・・・待てど暮せどバッテン、マスターズにスーパー・ハリケーンで出るコトを決意w
ARFがフィルム待ちで放置してあるので、頑張って作り、OS46LA(デチューン)でGO〜〜・・・・曰く因縁(馬鹿湊)付きの46LAですわw
久しくサボっていたので、課題山積み・・・・マスターズ(4年振り)の後は、中部大会(2年振り)もあるので普通の(マトモな)機体で逝きますw
イヤイヤ、高校生以来(38年振り)のスーパー・ハリケーン


スーパーハリケーンの思い出w


当時LAFで先輩から指導されながら、F2Bを覚えたばかり、ちなみにプリンス35が愛機・・・・憧れのスーパーハリケーンでしたw
CHACは破竹の勢い、Uコン技術を見ながら「カッコええナァ〜〜」スタント主流が関西から関東への移行期でしたw
三ツ星からキットが発売されるやイナヤ「買うっきゃないデショ」とは言え、確か¥9500−(失念)位だったでしょか・・・・高校生の小遣い2か月分だよ
そんな時、LAFの松岡さんから、伝手で割引購入できると知り、希望者集めて共同購入した記憶がありますw
当時、三鷹のトリオ商会が馴染みで、エンヤ45BBを購入(45Sはムズイと言われていた)トップフライトの烏賊ペラ(11*6)で・・・燃料は忘れたw
定番、K&B100は高嶺の花でしたw 機体製作もいい加減で、ドープは高くて買えず、クリアラッカーとベビーパウダーで下地塗り
隠避力が強い、プラカラーで着色、仕上げのクリアは、当時最新のエンジン・ウレタン、もちろん手動ポンプ・スプレーで・・・・・



笑い噺ですが、当時、親からUコン辞めて勉強しろ! と言われてまして、昼間作るとバレるので夜な夜な作っていた・・・・
クリア塗装も同じで、夜中に吹いたんですが・・・・事件発生!
部屋は2階で、窓を開けて臭気が飛ぶように注意しながら、シコシコ吹いて・・・・ところが・・・部屋の扉が僅かに開いていたのよw
シンナー臭気は重いので、上昇せず床近くに溜まる性質があり、扉の隙間から階段を下り、親の寝室へと流れ込んで・・・・
たまたまトイレに起きた親がシンナー臭に激怒! 大目玉を喰らった記憶があるw    夜中起きたら、シンナー臭が充満してたら俺だって怒るワナ









慌てて、プロペラ手配しました



11*6ですw



スタント機の設計噺・・・・その1


超難解?珍説爆笑オモシロ・Uコン技術ですから、スタント機設計の噺でもしましょうw
復活して10年?、色々ありましたw 相当な勘違いもゲロゲロw 集大成として整理すんべw



旋回(ターン)性能は翼面荷重で決まる


狭い空間で非常識な旋回を繰り返すスタント飛行、思い通りに飛ばすには、操縦範囲を超えた旋回性能が求められる
旋回性能が操縦範囲を下回ると、失速が発生し操縦不能、もしくは操縦コースを外れてしまう・・・・つまり、飛ばし難いヤツだ
機体と相談しながら操縦するケースは、操縦範囲ギリギリを意味する、逆に操縦範囲を大きく超えていれば、躊躇なくハンドルを切れるw
クルマやバイクで言えば、コーナーで滑って冷や冷やするのが前者(飛ばないヤツ)、狙ったラインを逝けるのが後者(良く飛ぶヤツ)ですわ
噺はカンタンですが、良く飛ぶヤツを作るのは超ムズイw  だ〜からオモシロイw
良く飛ぶヤツを設計するには如何すんべ・・・・・目標が漠然と大きいため、一つ一つ整理して逝きましょうw



翼面荷重命・・・・・


重力に逆らって飛ぶワケですから、軽い方がEEに決まってるデショw
コレが大前提、とは言え、軽杉なんて噺も有るにはアル、軽くてナニが悪いの?   実は悪いw ココが問題、軽くてもダメ、重くてもダメ、最適値が有る
ナ〜ンて言われますが、敢て、軽い方がEE、問題は軽杉の時のセッティング法が確立されていないだけ・・・・
イキナリ噺がヤヤコシイので、軽い方がEEと認識してチョw(誰でもワガルか)




軽いのに失速する機体


この理解に相当な時間が掛かりましたw
軽い機体は失速し難いと信じていましたが、容易に失速するコトが分かりました、特に大型RCアクロ機をUコン化してそのコトが分かりましたw
衝撃的だったのは、超軽量電動パーク・フライヤーをUコン化した際に容易く失速するコトでしたw
この経験で得たコトは、翼面荷重が軽くても、ある条件下では失速が起こる、ツウこと
失速とは、翼面が空気グリップを失うコトを言います、タイヤで言えば空転してグリップを失うコト、つまり滑る=ワイヤーが弛む
Uコン機の場合、失速すると、ハンドル操作が及ばない領域=操縦不能に鳴る、ラジコン機の場合、故意に失速・回復を繰り返し姿勢をコントロールできますが
ラジコンは失速中でもプロポで操舵できますが、Uコンはワイヤーテンションが生命線デショw、その上、飛行範囲が地上に近いため失速は命とり
ラジコンは何時でもパワー入れて、失速回復動作(抜け出せる)ができますが、エンコン無しのUコンは・・・・・失速すると回復するまでコントロールしたくてもできないw
ブッチャケ、失速すると、パイロットは機体を見ているだけで、ナンできない・・・・
スタント機の場合、失速と逝っても、完全失速ではなく、半グレもしくはチョイ失速であり、大変悩ましい・・・・
スタント機の失速の特徴は、操縦に対し、翼面の空気グリップ感が減少し滑る感じで、空気を掴む感覚が減り、操縦軌跡がズリ下がる・・・・
失速中は半操縦不能ですから、練習成果が出せないばかりか、「アレレ・・・」成り行きでしか飛ばず、相当なストレス感を伴います
平地ではOKでも、高地に鳴ると失速し易くなるケースが多い




失速の原因はナニか?


コレも、ワガルまで相当時間が掛かったw


翼面荷重が低いと、失速し難いのは事実ですが、失速の解決策ではありません・・・・


翼面荷重が低いと、失速し難く&失速回復が早い


低翼面荷重は、失速マージンの向上とリカバリー向上には貢献しますが、失速原因が無く鳴らない限り、失速は発生します
つまり、予防策でしかなく、根本原因の解決には鳴らない



ナンで失速するんよ!


それまで、主翼の性能が低く、空気を掴む力が弱いため、翼面から空気が剥がれ易い、想考えていましたが・・・・
頼み綱である低翼面荷重でも失速する事実に、アタマを抱えてしまったw
RCアクロ機の場合、ワザと失速と回復を繰り返し、其れを楽しんでいる、失速を破綻ではなく、一つの過程として熟し楽しんでいるw
Uコンとナニが違うのか・・・・悩んだぜ!


主翼が空気を掴んで(グリップして)いれば失速は起きない


アタリマエなコト言うなw ですわ  では何故主翼から空気が剥がれ(失速し)始めるのか?
其れは、主翼の能力を超えた無理なターン(旋回)によって、限界点を超えると失速が始まる
失速はアナログですから、デジタルのような1か0、ON/OFFではなく、失速気味の状態から始まり、その後瞬時に回復できる機体と、失速する機体の違いがある


その後瞬時に回復できる機体 = 高性能


失速=ブレーキですから、急激なターンで瞬間失速(失速気味)を起こせば機体にブレーキが掛かったように見え、直後に回復すれば鋭くターンした様に見える
失速気味を経て瞬時に回復できる機体は、飛ばし易く、躊躇なくハンドルを切れるし、攻めるターンが可能なのよ



しかし・・・・



瞬間失速(失速気味)から回復せず失速する機体 = 最悪湊機体w



コレは飛ばし難いわ


ハンドル切るのが怖い機体、なんせ失速したら気のみ気のママ、コントロールできない、コレを実感するのが角モノの水平への引き起こしだw
この手の機体は、宙返り(○モノ)でも操縦軌跡からハズレ易く、もの凄く飛ばし難いのよ・・・・
Uコン・スタント機の場合、空気にベッタリ貼りついて、ナニ遣っても失速しないヤツが求められるw(ベストは失速から瞬時回復できるヤツ)



失速性能は胴体(バランス)で決まる!




コレ見て、ピンと来るかな・・・・



綱渡りは水平飛行、サーフィンは曲技中のスタント機と等価だと考えています
水平だろうが、激しく姿勢変化しようが、主翼の風圧中心点に重心が乗った機体は失速し難い



バランスして乗れてるw



コレが失速!



機体の姿勢変化に伴い、機体のバランスが崩れ失速してしまう・・・・


以前、重心位置が動くと書いて笑われましたが、バランスする(つり合う)位置が動くの意味


サーフィンの場合、人がバランス・ポイントを探しながら乗る(自転車も同じ)、Uコン・スタント機の場合、機体自体にバランス機能が無いため
機体の姿勢変化により、バランスが崩れだすとバランス・ポイントと重心位置がズレ、自己回復が出来ず失速(主翼から空気が剥がれる)へ移行してしまう



機体にバランス自己回復機能が無いため、バランスが崩れ難い機体設計が求められる



そんなモンは不可能なので、バランス・ポイントが大きく変わらない機体設計ですわ



つまり、バランス=胴体設計なのよw





引上げでは失速しないのに、引き起こしで失速する理由とは


機体が垂直降下する時、主翼の揚力はゼロ、正に落ちてる状態からUPもしくはダウンで引き起こしに入るワケですが
胴体バランスが悪い機体は、引き起こしの際にもバランスを崩してしまう、其れは見方を変えれば、舵が良く効いている様に見える
機体の旋回性能は、翼面荷重を始めとした主翼の性能に依存しますが、バランスが崩れると、主翼性能を超えた旋回性能を見せる(つまり失速)
RCアクロは、ココを使って魅せる飛び出来ますが、Uコン・スタントの場合、失速=沈下ゆえ、機体が引き起こし時に操縦軌道から外れてしまう
バランスが悪く、翼面荷重がギリの機体は、高地での引き起こしに苦労するケースが多い



テール:ノーズの関係は、1:1を目指した設計が求められる


とは言え、条件が違い過ぎるので、簡単ではありませんw
ポイントはテールとノーズの長さを揃えるコト、昔はエンジン・マフラーが軽量でしたが、現代は重たい
昔は、テールを軽く作るコトが高性能への道だと考えられていましたが、現代はエンジンが重いため、矛盾が起きる
重たいノーズを長く、軽いテールを短くしたら・・・重心位置が極端に前へ移動してしまう・・・矛盾デショw



違います、テールにウエイト積めばOK



ポイントは、テール・ノーズと分けて考えるコトではなく、姿勢変化でバランスが崩れない機体を設計・調整するコト



バランス重視の設計が大事、翼面荷重は保険と考える


コレを砕くと、翼面荷重が低くても、バランスの悪い機体は失速し易い
つまり、バランスが良い機体は、翼面荷重が重くても失速し難い


結論として、翼面荷重ではなく、バランス重視の機体設計が必要だと考えています


同じ設計の機体でも、作りによって飛行性能が違うのは常識ですが、その原因は胴体バランスの違いだと考えています
以前、プロペラ・バランスの噺を引き合いに出しましたが、飛行性能を揃えるためには、積極的なバランス調整、言い換えると、ウエイト調整が必要
何処にドンだけ、ウエイト積むかは、思案処ですわ、プロペラ・バランスを例に考えてくださいw
機体設計に於いて、胴体バランスが大変重要だと考えています
















練習嫌い、飛ばすとスグ飽きるくせに、機体が無いと飛ばしたく鳴るw


久しく更新していませんが、閲覧ありがとうございます
歳取ると、月日の流れが早く鳴り、気付くと時間がドエラく過ぎていると感じますw
12年前、Uコン復活して最初に設計したのがガルーダでしたw 当初は楽しく飛ばせばOK、競技規定は無視してデカ・エンジンを使いたい・・・・でしたw
ツウか、Uコン・スタント機の設計の経験は実質ゼロ、永年の思い込みと妄想で突っ走っただけ・・・・
何故なら、ガルーダは当時の競技規定を超えた大型エンジンゆえ、前例が無く、突っ走るには最高の条件でしたw
お陰様で、想定外&勘違い&現実に叩かれ・・・イヤイヤ、相当面白い体験ができましたw
ガルーダの最期は、2014中部大会、振動疲労によるOS純正ラジアル・マウントが逆四角宙返りの引き起こしで千切れ、同時に胴体も圧し折れ・・・・・
スピンナーに重りを積んだり、各種実験を行う中で、サイサ振動による疲労の蓄積だと考えていますw




YS91F2B




模航研の古崎大将に作って貰いましたw


来年はコレで大暴れw


フルスペック電動スタント機を目指して来ましたが、現状スキルでは手に負えませんw  ツウわけで、次のアイデアが湧くまで暫く放置・・・・
ヤッパ、エンジンでしょうw と鳴り・・・・YS91を狙ったはEEが、製造中止とのことでした・・・・
ところが、再生産と鳴り、入手して改造して貰いましたw  91は2回目ですから今度はスンナリ・・・・逝くワケないか???
今後詳しく改造内容を紹介しますので、エンジン・マニアは必見ですよw