「ワレニ追イツク グラマンナシ」



本日、7月の岡崎ラットレース対策会議が当研究所で行われました。
オープンラットについては、「問題外」で、との意見が大勢をしめましたが、
岡崎ではやはり日の丸勝負ではないかとの緊急動議?が出されました。
会議中、「日の丸で勝たなければその価値はない!」と議長に詰め寄る研究員がいて一時騒然となりましたが、ワンマン所長の決断で、あっけなく




紫電や秋水には



彩雲で勝負じゃ!   となりました。



MAX12TZ(T5)

サーキュラー・ベルクランク



塗装前・・・




似たようなマフラーがありました。



JETTエンジンのサイト    http://www.jettengineering.com/


ボルトオンで15〜30%パワーアップすると書いてあり・・・・
この短さから推測すると、1/8波長で同調するんかなぁ〜〜?





燃料タンク



容量は80CC位?・・・・
0.1mm真鍮版で製作しました
軽量ですが、ペコペコ・ヨワヨワ・・・
このまんま機体搭載すると、強烈な振動モロに受け
簡単にタンク裂けちゃいます

そこで・・・・


バルサでモールディング、振動対策




ボーリー7*5.5を題材に、プロペラ・チュ〜〜ン


ペラのバランスは取ったことありますが、
ピッチを変えるなんぞは、やったことありません。

ピッチゲージを組立ましたが、イマイチ使い方が・・・・


○●レーシングでは果敢に挑戦!、
たぶん失敗記事が書けそうでワクワク、
みんな初めは初心者・初心者・・・・



span style="font-weight:bold;">完成間近・・・


どうやって懸案?の、パイロットと偵察員を搭乗させるかが最大のテーマ?


ピットキャッチを考え、全備550g
翼面積は大きめにしてマイルドな飛行性能を狙っています。
とりあえずエンジンが回ってくれれば、24秒台で・・・・
目標は22秒台そして・・・
速い機体は、お手てがイタイ・・・

OS12はいよいよブレークインを開始

RCカー用エンジンを流用してどうなるか?
15CVRに対して12は排気量20%ダウン
どう考えても15には敵わない・・・・
それは至極真っ当な考え方でんな!


ならば、どうして15CVRを使わないの?


私は、こなふうに考えてます・・・
この世にUコン専用エンジンは今や存在しない
いやそれは間違い
日本には存在しない(語弊はありますがあえて・・・・)
RC全盛のエンジン模型業界にあってUコン専用エンジンなど論外・・・
これが30年前なら話は違うんですが
でも、エンジン技術・材料・加工精度は確実に進歩しているハズ・・・
そんな最新のRCエンジンを使ってみたい


12で15に勝負する意味は何か?


単純比較すると
15CVRより12のほうが進歩している・・・
だったら12をボアアップして15にすればイイ

専用エンジンがないなら、


現行モデルを素材として捉えればイイ


商業ベースに乗らない企画を、指くわえて切望する必要はない


納得行くように作りかえればイイじゃん


用途の合わない既製品に、遊びを左右される必要はない!



そんなこんなで12を使ってみたいんですヨ。



テストベンチに搭載

エンジン改造してもらってから1年以上・・・・
ようやくブレークインとなりました。
パイロンレースを含め、このエンジンは空を飛んでないため
予備データはゼロ・・・
プロペラ負荷に対してどんな回り方をするのか?
もとはRCカーエンジンであり、低オイルで低負荷、連続高速運転は想定外
爆発的に吹け上がっても、10秒もすればコーナーでアクセルOFFになるRCカーと
連続高負荷が続くラットレースでは比較のしようがない
ラットレースでは低オイル燃料は使えないため、
メーカー発表の出力データはアテにできません。

プロペラ付けてクランクしたカンジは

高圧縮でトルク型?、そんでも30000rpm以上回るんか?
クルマ用であれば立上がりのトルクがモノを言うはずですから
プロペラ負荷でもOK?

エンジン構造は基本的には同じ、
掃気ポートが5箇所ある?みたいですが、
正直あまり興味がなかったので、よくわかりません、と言いますか
これから本格的にイジろうとしていますのでブレークインが終わったら
バラして色々観察しようと・・・・・

パイプマフラーは重量・機体搭載の都合で長さが限定されてしまいました。
はたして特定の回転数で同調するのか?
同調したとき、パワーアップするんか?






回してみやした。

最初の始動にはけっこう手こずりました
ペラが6.5インチしかないので、慣性付かず・・・
バシバシはたかれました。

そうこうするうちに、いきなり始動・・・

パイプに同調したの?、いきなりガツンとロックしたかのような回りかた・・・・
ニードル開けても低速になりません
コリャ〜ヤバイよ・・・
ペラの慣性ないので、10000rpm以上でないとエンジン止まります

アタリマエですが・・・・メチャピーキー、ギャンギャン・ピーピー回ります。

ウルサイのなんの・・・

夕方なのでタコメータ使えませんでした

そして問題も続出・・・・

エンジンの放出するエネルギ〜が大きく、スゴイ振動・・・・
それも低周波ではなく、高周波・・・・
KK16ではなんの問題もなかったエンジンマウントですが、
アッと言う間にエンジンがマウントを引き千切って逃げ出そうとする・・・

スンゴイ、エネルギ〜〜〜



引き続き、バカ大人やり放題
雨ザーザー降りの中、ブレークインしてきました
APC7*6付けて回してみましたが、
とたんに大人しくなって・・・・
KK16なみかぁ〜〜
そんでもブレークインと割り切り1Lほど大人しく・・・
だいぶ滑らかに・・・・

ランニングインは機体に付けてやりまっせ!

このエンジンやはりチッコイペラでギャンギャン回さないとダメ???







彩雲完成












彩雲デビュ〜〜


パイロットの少年飛行兵が慣れてきたので、いよいよ出撃!
エンジンテストも兼ねているので、セッティングはボチボチ
はたして25秒以下の飛行に耐えられるかなぁ〜〜



少年兵はエアレースに慣れっこ、しかし・・・
テスト飛行でイキナリ24秒台で飛んだら
顔面蒼白でビビッてやんの・・・・
わが子イジメてどうすんだっつうの・・・・
エンジンはバッチリ同調してチュ〜〜ン・チュ〜〜ンてなカンジ、 サイコ〜〜



パイプマフラーは単純パイプゆえか?、
ガツンとロックするとニードルなんか関係ネェ〜〜つう回り方・・・・
同調させるなら単純パイプにかぎるってかぁ〜〜
チューンドパイプの膨張室形状は人間の勝手な思い込みに違いないと
かなり以前から疑問に思ってまして・・・・
ホーンの増幅・減衰の原理を逆手にとってマイルド同調を目指しているだけでしょ・・・
過去の偉人たちが作り出したカタチや数式はホトンドまやかしデショ
なんて否定ブチかまさないと、新しいカタチは生まれないしツマンナイ・・・
2STバイクのチャンバーも単純パイプのほうがオモロイかも・・・
ジムニ〜のマフラーでも作るか・・・

なんだかとてもお勉強になりそうな予感が・・・・


パイプインと再始動性


なんとなくナンすが・・・
パイプインした状態では動作温度が上昇して最高パワーになり
エンジンヒートして再始動がムズくなるんじゃないかなぁ〜
などと思ってまして
ヘタなパイプマフラーなんか付けると悲惨な結果になると予想してマンタ・・・・
もっとも、失敗するのが目的でもあり
どんな事態が訪れるかと楽しみだったんすが

パイプインの仕方も、いきなりドカンと来るカンジで・・・
ニードル調整も有無を言わせない強引さがあって・・・


ブチかまして玉砕だぁ〜〜



ところがドッコイ!



再始動は楽勝!、屁のカッパ


呆気なくバンバン再始動、KK16と同じカンジ・・・・




パイプインするとパワーアップするのか?


ここで言うパワーアップとは12の排気量で15に勝負できるか、つうこと
15と同じペラ回すとか、ダイヤが小さくても1000rpmくらい余計に回るとか・・・
15パイプ仕様のラットレーサーは無い・・・・
ましてや重量増のパイプ付けてパワーアップしなけりゃ、泣きっ面に蜂じゃん
でもね、パイプ付けると消音効果もあるし・・・